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公開番号2025081178
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-05-27
出願番号2023194772
出願日2023-11-15
発明の名称加工プロセス設計支援システム、加工プロセス設計支援方法、および加工プロセス設計支援プログラム
出願人株式会社日立製作所
代理人青稜弁理士法人
主分類G05B 19/4093 20060101AFI20250520BHJP(制御;調整)
要約【課題】
加工プロセスの信頼性、加工効率、環境影響を評価する加工プロセス設計支援システムを提供する。
【解決手段】
入力されたワーク情報と加工情報および加工実績情報より、加工プロセスの信頼性および加工効率および環境影響の少なくともいずれかを評価する機能を有する処理部と、処理部における評価結果および評価結果に基づく加工プロセスあるいは加工条件を出力する出力部を持つ加工プロセス設計支援システム。
【選択図】図1A
特許請求の範囲【請求項１】
入力されたワーク情報と加工情報および加工実績情報より、加工プロセスの信頼性および加工効率および環境影響の少なくともいずれかを評価する機能を有する処理部と、処理部における評価結果および評価結果に基づく加工プロセスあるいは加工条件を出力する出力部を持つ加工プロセス設計支援システム。
続きを表示（約 1,200 文字）【請求項２】
請求項１記載の加工プロセス設計支援システムにおいて、前記加工プロセスの信頼性および加工効率および環境影響の少なくともいずれかを評価する際に、加工プロセス情報および被削材情報を合わせて用いる加工プロセス設計支援システム。
【請求項３】
請求項２記載の加工プロセス設計支援システムにおいて、前記ワーク情報は、ワークの形状情報と剛性情報を含み、該ワークの形状情報と剛性情報、および前記加工情報をもとに、前記加工実績情報より、類似の実績データを探索する加工プロセス設計支援システム。
【請求項４】
請求項３記載の加工プロセス設計支援システムにおいて、前記処理部は、前記加工プロセスの信頼性および加工効率および環境影響を評価し、優先順位に基づき前記評価結果を選定あるいは調整し、前記出力部は加工プロセスあるいは加工条件を出力する加工プロセス設計支援システム。
【請求項５】
請求項４記載の加工プロセス設計支援システムにおいて、前記加工プロセスを画面表示可能な形式に変換、あるいはＮＣ装置用のプログラムやパラメータに変換する加工プロセス設計支援システム。
【請求項６】
入力されたワーク情報と加工情報および加工実績情報より、加工プロセスの信頼性および加工効率および環境影響の少なくともいずれかを評価し、
前記評価の結果に基づき加工プロセスあるいは加工条件を作成し、
前記評価の結果および前記加工プロセスあるいは前記加工条件を出力する加工プロセス設計支援方法。
【請求項７】
請求項６記載の加工プロセス設計支援方法において、前記ワーク情報は、ワークの形状情報と剛性情報を含み、該ワークの形状情報と剛性情報、および前記加工情報をもとに、前記加工実績情報より、類似の実績データを探索する加工プロセス設計支援方法。
【請求項８】
請求項７記載の加工プロセス設計支援方法において、前記加工プロセスの信頼性および加工効率および環境影響の少なくともいずれかを評価する際に、加工プロセス情報および被削材情報を合わせて用いる加工プロセス設計支援方法。
【請求項９】
請求項８記載の加工プロセス設計支援方法において、前記加工プロセスの信頼性および加工効率および環境影響を評価し、優先順位に基づき前記評価結果を選定あるいは調整し、その上で前記加工プロセスあるいは前記加工条件を作成する加工プロセス設計支援方法。
【請求項１０】
請求項９記載の加工プロセス設計支援方法において、前記加工プロセスを画面表示可能な形式に変換、あるいはＮＣ装置用のプログラムやパラメータに変換し、変換後の情報を出力する加工プロセス設計支援方法。
（【請求項１１】以降は省略されています）
発明の詳細な説明【技術分野】
【０００１】
本発明は、加工プロセス設計支援システム、加工プロセス設計支援方法、および加工プロセス設計支援プログラムに関する。
続きを表示（約 1,500 文字）【背景技術】
【０００２】
製造プロセスで製造する製品の特性を精度よく予測する方法として、特許文献１がある。当該文献では、回帰モデルを用いて、対象製品の特性の予測値を計算している。
【先行技術文献】
【特許文献】
【０００３】
特開２０１９－５７０７７号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【０００４】
しかし、特許文献１は、加工プロセスの信頼性、加工効率、環境影響を評価することは開示も示唆もされていない。加工プロセスの設計や選定、評価は、従来属人的なものでプロセス設計者による差異が生じやすいものであった。この課題を解決するため、本願では加工プロセスの信頼性や、加工効率や、環境影響を評価、表示し、これらを通じてプロセス設計者の加工プロセスの設計や選定、評価を支援できる加工プロセス設計支援システムや、加工プロセス設計支援方法や、加工プロセス設計支援プログラムを提供可能とすることを目的とする。
【０００５】
本発明の他の目的、効果は、以下明細書全文を通して明らかとなるであろう。
【課題を解決するための手段】
【０００６】
本発明の課題を解決するための手段の一例は、以下のようになる。
入力されたワーク情報と加工情報および加工実績情報より、加工プロセスの信頼性および加工効率および環境影響の少なくともいずれかを評価する機能を有する処理部と、処理部における評価結果および評価結果に基づく加工プロセスあるいは加工条件を出力する出力部を持つ加工プロセス設計支援システム。
【発明の効果】
【０００７】
本発明によれば、適切な加工条件を決定でき、加工により生成される完成品や中間品等の不具合を抑制することができる。
【図面の簡単な説明】
【０００８】
加工プロセス設計支援システムの構成の一例を示す図である。
加工プロセス設計支援システムのハードウェア構成の一例を説明するためのブロック図である。
加工プロセス選定処理の一例を示すフローチャートである。
加工実績探索処理の一例を示すフローチャートである。
加工信頼性評価処理の一例を示すフローチャートである。
加工効率評価処理の一例を示すフローチャートである。
環境影響評価処理の一例を示すフローチャートである。
加工条件選定処理の一例を示すフローチャートである。
加工プロセス設計支援システムの画面表示の一例である。
加工プロセス設計支援システムの処理の流れを示すフローチャートである。
加工プロセス設計方法の処理の流れを示すフローチャートである。
加工プロセス設計プログラムの処理の流れを示すフローチャートである。
【発明を実施するための形態】
【０００９】
以下、本発明の複数の実施形態について図面に基づいて説明する。なお、各実施形態を説明するための全図において、同一の部材には原則として同一の符号を付し、その繰り返しの説明は省略する。尚、以下の説明では、「プログラム」や機能ブロックを主語として処理を説明する場合があるが、プログラムは、ＣＰＵによって実行されることで、定められた処理を行うため、処理の主語が、プログラムや機能ブロックに代えて、ＣＰＵとされてもよい。
【実施例】
【００１０】
＜加工プロセス設計支援システム１０の構成＞
図１Ａは、本発明の第１実施形態に係る加工プロセス設計支援システム１０の概念構成を示している。
（【００１１】以降は省略されています）

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