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公開番号2025068454
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-04-28
出願番号2023178392
出願日2023-10-16
発明の名称電源回路および検出装置
出願人FCLコンポーネント株式会社
代理人個人
主分類G05F 1/56 20060101AFI20250421BHJP(制御;調整)
要約【課題】安定な電圧を供給することができる電源回路を提供する。
【解決手段】電源回路は、第1電圧V1が入力する第1入力端子Tin1と、第2電圧を出力する第1出力端子Tout1と、第1調整端子Adj1と、を備え、前記第1調整端子の電圧に基づき前記第2電圧を調整する第1レギュレータ10と、前記第1電圧が入力する第2入力端子Tin2と、第3電圧V3を出力する第2出力端子Tout2と、を備える第2レギュレータ12と、 前記第1出力端子と前記第2電圧より低い基準電位との間に直列に接続された複数の第1抵抗の間の第1ノードN1における第4電圧V4と前記第3電圧との差に応じた信号を前記第1調整端子に出力する差動増幅回路15と、を備える。
【選択図】図1

特許請求の範囲【請求項1】
第1電圧が入力する第1入力端子と、第2電圧を出力する第1出力端子と、第1調整端子と、を備え、前記第1調整端子の電圧に基づき前記第2電圧を調整する第1レギュレータと、
前記第1電圧が入力する第2入力端子と、第3電圧を出力する第2出力端子と、を備える第2レギュレータと、
前記第1出力端子と前記第2電圧より低い基準電位との間に直列に接続された複数の第1抵抗の間の第1ノードにおける第4電圧と前記第3電圧との差に応じた信号を前記第1調整端子に出力する差動増幅回路と、
を備える電源回路。
続きを表示(約 910 文字)【請求項2】
前記第1調整端子は、前記第1出力端子と前記基準電位との間に直列に接続された複数の第2抵抗の間の第2ノードに接続されている請求項1に記載の電源回路。
【請求項3】
前記差動増幅回路は、
前記第1出力端子と前記基準電位との間において並列に接続され、前記第3電圧が入力する制御端子を備える第1トランジスタと、前記第4電圧が入力する制御端子を備える第2トランジスタと、
前記第1出力端子と前記基準電位との間において前記第1トランジスタと直列に接続され、前記第2トランジスタと並列に接続された第3抵抗と、を備え、
前記第3抵抗と前記第1トランジスタとの間の第3ノードは前記第1調整端子に電気的に接続されている請求項1に記載の電源回路。
【請求項4】
前記第1出力端子と前記基準電位との間において、前記第1トランジスタおよび前記第3抵抗と直列に、前記第1トランジスタと前記第3抵抗との間に接続された第4抵抗を備え、
前記第3ノードは前記第3抵抗と前記第4抵抗の間のノードである請求項3に記載の電源回路。
【請求項5】
前記第1ノードと前記第1出力端子との間の抵抗値をR1a、前記第1ノードと前記基準電位との間の抵抗値をR1b、目標とする第3電圧V3に対する第2電圧の比をNとすると、(R1a+R1b)/R1bは、Nの0.95倍以上かつ1.05倍以下である請求項1から4のいずれか一項に記載の電源回路。
【請求項6】
前記第2レギュレータは第2調整端子を有し、前記第3電圧と前記基準電位との間に直列に接続された複数の第5抵抗の間の第4ノードにおける第5電圧に基づき前記第3電圧を調整する請求項1から4のいずれか一項に記載の電源回路。
【請求項7】
請求項1から4のいずれか一項に記載の電源回路と、
センサと、
前記センサの出力と前記第3電圧との差を増幅する演算増幅回路と、
前記演算増幅回路の出力が入力され、前記第2電圧を電源電圧とするA/D変換器と、
を備える検出装置。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本開示は、電源回路および検出装置に関する。
続きを表示(約 1,400 文字)【背景技術】
【0002】
電子機器等の内部回路として、2つの直流電圧を供給するために、2つのレギュレータを用いる電源回路が知られている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2004-102676号公報
特開2007-14176号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
2つの直流電圧の電圧比が一定比となるように、2つの直流電圧を供給する場合がある。電源電圧から抵抗分圧により2つの直流電圧を供給する方法が考えられる。しかし、この方法では負荷を流れる電流により、供給される直流電圧が変動してしまう。2つのレギュレータを用い、2つの直流電圧を供給することが考えられる。しかし、レギュレータの参照電圧には誤差がある。このため、2つの直流電圧の電圧比を一定比とすることが難しい。
【0005】
本開示は、上記課題に鑑みなされたものであり、安定な電圧を供給することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0006】
本開示の一態様による電源回路は、第1電圧が入力する第1入力端子と、第2電圧を出力する第1出力端子と、第1調整端子と、を備え、前記第1調整端子の電圧に基づき前記第2電圧を調整する第1レギュレータと、前記第1電圧が入力する第2入力端子と、第3電圧を出力する第2出力端子と、を備える第2レギュレータと、前記第1出力端子と前記第2電圧より低い基準電位との間に直列に接続された複数の第1抵抗の間の第1ノードにおける第4電圧と前記第3電圧との差に応じた信号を前記第1調整端子に出力する差動増幅回路と、を備える。
【発明の効果】
【0007】
本開示によれば、安定な電圧を供給することができる。
【図面の簡単な説明】
【0008】
実施例1に係る電源回路の回路図である。
実施例1におけるレギュレータの回路図である。
比較例1に係る電源回路の回路図である。
比較例2に係る電源回路の回路図である。
シミュレーションに用いた実施例1の回路図である。
シミュレーションにおける比較例3の時間に対する電圧V2を示す図である。
シミュレーションにおける実施例1の時間に対する電圧V2を示す図である。
実施例2に係る検出装置のブロック図である。
実施例1における時間に対する信号を示す図である。
【発明を実施するための形態】
【0009】
以下、図面を参照し、本開示の実施例を説明する。
【実施例】
【0010】
図1は、実施例1に係る電源回路の回路図である。電源回路100は、レギュレータ10、12および誤差増幅回路14を備えている。レギュレータ10は、端子Tin1、Tout1、Adj1およびGnd1を備えている。レギュレータ12は、端子Tin2、Tout2、Adj2およびGnd2を備えている。レギュレータ10および12は、例えばLDO(Low Dorp Out)タイプのリニアレギュレータである。端子Gndには基準電位Vg(例えばグランド電位であり、0V)が供給される。直流電源16は、電圧V1を供給する。
(【0011】以降は省略されています)

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