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公開番号2025080101
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-05-23
出願番号2023193124
出願日2023-11-13
発明の名称通知装置、画像形成装置、情報通知方法および情報通知プログラム
出願人コニカミノルタ株式会社
代理人弁理士法人磯野国際特許商標事務所
主分類B41J 29/38 20060101AFI20250516BHJP(印刷;線画機;タイプライター;スタンプ)
要約【課題】トレイに格納された用紙が変更された場合の不要な通知を減らすこと。
【解決手段】通知装置200は、ユーザに関する情報と、トレイ19a~19cに関する情報または用紙物性に関する情報とを紐づける紐づけ部211と、ユーザがログイン状態であることに基づいて、紐づけ部211で紐づけられた情報のうち、トレイ19a~19cに関する情報または用紙物性に関する情報が変更されている場合、ユーザに通知する通知部212と、を備え、紐づけ部211は、ユーザによるトレイ19a~19cに関する情報または用紙物性に関する情報の変更が完了した後に紐づける。
【選択図】図3
特許請求の範囲【請求項1】
ユーザに関する情報と、トレイに関する情報または用紙物性に関する情報とを紐づける紐づけ部と、
前記ユーザがログイン状態であることに基づいて、前記紐づけ部で紐づけられた情報のうち、前記トレイに関する情報または前記用紙物性に関する情報が変更されている場合、前記ユーザに通知する通知部と、を備え、
前記紐づけ部は、
前記ユーザによる前記トレイに関する情報または前記用紙物性に関する情報の変更が完了した後に紐づける、
通知装置。
続きを表示(約 1,200 文字)【請求項2】
前記トレイに関する情報または用紙物性に関する情報は、
前記ユーザが前記トレイ又は前記用紙物性を使用したか否かの情報を含む、
請求項1に記載の通知装置。
【請求項3】
前記通知部は、
前記紐づけ部で紐づけられた情報のうち、前記ユーザが使用した前記トレイに関する情報または前記用紙物性に関する情報が変更されている場合にのみ、前記ユーザに通知する、
請求項1に記載の通知装置。
【請求項4】
前記用紙物性に関する情報を読み取るセンサ部を、更に有し、
前記用紙物性に関する情報は、前記センサ部で読み取った用紙物性に関する情報である、
請求項1に記載の通知装置。
【請求項5】
前記通知部は、
前記ユーザがログイン状態であることに基づいて、前記紐づけ部で紐づけられた情報のうち、前記センサ部で読み取った前記用紙物性に関する情報が変更されている場合、前記ユーザに通知する、
請求項4記載の通知装置。
【請求項6】
前記トレイに関する情報は、
用紙を収容するトレイの識別情報、またはトレイに紐づく用紙プロファイル設定情報である、
請求項1に記載の通知装置。
【請求項7】
前記ユーザに関する情報は、
前記ユーザがログインまたはログアウト状態であるかに関する情報である、
請求項1に記載の通知装置。
【請求項8】
前記ユーザがログイン状態であるかまたはログアウト状態であるかを特定する特定部を、更に有し、
前記通知部は、
前記特定部において前記ユーザがログイン状態であることを特定した際に、前記紐づけ部で紐づけられた情報のうち、前記トレイに関する情報または前記用紙物性に関する情報が変更されている場合、前記ユーザに通知する、
請求項7に記載の通知装置。
【請求項9】
前記用紙物性に関する情報は、
用紙のサイズ、用紙の表面物性、用紙のカラー、及び用紙の坪量のうち少なくとも1つを含む情報である、
請求項1に記載の通知装置。
【請求項10】
ユーザに関する情報と、トレイに関する情報または用紙物性に関する情報とを紐づける紐づけ部と、
前記ユーザがログイン状態であることに基づいて、前記紐づけ部で紐づけられた情報のうち、前記トレイに関する情報または前記用紙物性に関する情報が変更されている場合、前記ユーザに通知する通知部と、を備え、
前記紐づけ部は、
前記ユーザによる前記トレイに関する情報または前記用紙物性に関する情報の変更が完了した後に紐づける、
画像形成装置。
(【請求項11】以降は省略されています)

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、通知装置、画像形成装置、情報通知方法および情報通知プログラムに関する。
続きを表示(約 1,600 文字)【背景技術】
【0002】
近年、印刷業界において、ユーザの様々なニーズに応えるべく、多種多様な用紙での印刷を可能にする画像形成装置の普及が進んでいる。これらの多種多様な用紙に応じた印刷ジョブを実行するため、ユーザは、まず画像形成装置にログインし、そのユーザが希望する印刷用紙がトレイに格納されている場合、そのトレイを選択して印刷ジョブを作成する。
【0003】
ここで、第1ユーザが印刷ジョブを実行後に、次の第2ユーザが印刷ジョブを実行する際、第2ユーザの希望する用紙がトレイに格納されているか否かを確認する。そして、第2ユーザは、トレイに格納されている用紙を希望する用紙に入れ替えてから、印刷ジョブを実行する。
【0004】
第2ユーザの印刷後に、再度、第1ユーザが画像形成装置にログインして印刷を行う場合、第1ユーザは、トレイに格納された用紙が第2ユーザによって異なる用紙に変更されたことを認識できないこともある。そのため、第1ユーザは、前回と同じ用紙での印刷を希望していたとしても、第1ユーザがそのまま印刷した場合、希望する印刷物を得ることができず、用紙が無駄になるだけでなく印刷作業時間も無駄になることがある。
【0005】
したがって、トレイに格納された用紙が変更された場合に、第1ユーザは、その変更された内容を認識したいというニーズがある。
【0006】
ここで、トレイに格納された用紙は、本来、ユーザが知らないうちに変更されることを防ぐことが望ましい。しかしながら、画像形成装置によっては、トレイが1つの装置もあり、またトレイが複数設置できる装置であってもトレイの設置数には限界がある。そのため、多種多様な用紙物性を持つ印刷用紙の全てを個別のトレイに格納することは難しい。そこで、ユーザは、以前印刷した用紙がトレイに格納されていない場合、適宜、トレイの用紙を入れ替える必要がある。
【0007】
現状では、トレイに格納された用紙が、ユーザの知らないうちに変更されることを防ぐことは難しい。しかしながら、トレイに格納された用紙が変更された場合、その変更されたことをユーザに通知することができれば、ユーザは、トレイに格納された用紙が、異なる用紙に変更されたことを認識することができる。よって、ユーザは、希望と異なる用紙に変更されたことを認識することで、印刷用紙や印刷作業時間等が無駄になることを防止できる。
【0008】
例えば、特許文献1には、「ログインしているユーザを特定するユーザ特定手段101と、給紙トレイ71~74の操作、用紙補給または用紙種類の変更の少なくともいずれか1つが行われた時にログインしているユーザの情報が記憶手段103に記憶される。前記給紙トレイの操作、用紙補給または用紙種類の変更の少なくともいずれか1つが行われた後において、前記情報が記憶されたユーザ以外のユーザの初回ログイン時に、給紙トレイの操作、用紙補給または用紙種類の変更が行われたことが通知手段106に通知される。」旨の画像形成装置が開示されている(特許文献1の要約書参照)。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0009】
特開2010-039111号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0010】
特許文献1の技術では、給紙トレイの操作、用紙補給または用紙種類の変更が行われた情報に基づいて、ユーザにその旨を通知する。そのため、印刷用紙がトレイに補給された場合や、異なるユーザが印刷後にトレイに格納されていた用紙を元の用紙に戻した場合にも、ユーザに通知される。
(【0011】以降は省略されています)

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