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公開番号2025079560
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-05-22
出願番号2023192313
出願日2023-11-10
発明の名称インクジェット記録装置
出願人コニカミノルタ株式会社
代理人弁理士法人鷲田国際特許事務所
主分類B41J 2/17 20060101AFI20250515BHJP(印刷;線画機;タイプライター;スタンプ)
要約【課題】インクの送液不良の発生を抑制すること。
【解決手段】インクジェット記録装置は、インクを貯蔵するメインタンクと、インクジェットヘッドに接続され、前記メインタンクから供給されるインクを貯留するサブタンクと、前記メインタンクから前記サブタンクへの供給前のインクを加熱する加熱部と、前記メインタンクから前記サブタンクへの供給後のインクを前記加熱部に帰還させるための帰還流路と、を備える。
【選択図】図2
特許請求の範囲【請求項1】
インクを貯蔵するメインタンクと、
インクジェットヘッドに接続され、前記メインタンクから供給されるインクを貯留するサブタンクと、
前記メインタンクから前記サブタンクへの供給前のインクを加熱する加熱部と、
前記メインタンクから前記サブタンク側への供給後のインクを前記加熱部に帰還させるための帰還流路と、を備える、
インクジェット記録装置。
続きを表示(約 1,200 文字)【請求項2】
前記メインタンクから前記サブタンクにインクを供給するための主流路を備え、
前記加熱部は、前記主流路の途中に配設され、
前記帰還流路は、前記主流路の下流部と前記加熱部とを接続する、
請求項1に記載のインクジェット記録装置。
【請求項3】
複数の前記サブタンクを備え、
前記主流路は、複数の前記サブタンクにインクを分配するための分岐流路を含み、
前記加熱部は、前記主流路における前記分岐流路よりも上流側に配設され、
前記帰還流路は、前記分岐流路の最下流部と前記加熱部とを接続する、
請求項2に記載のインクジェット記録装置。
【請求項4】
前記帰還流路の途中に配設され、前記帰還流路を開閉する帰還流路用の開閉弁を備える、
請求項1に記載のインクジェット記録装置。
【請求項5】
前記加熱部は、インクを加熱するための複数段の加熱槽を有し、各段の前記加熱槽は、独立してインクを加熱する、
請求項1に記載のインクジェット記録装置。
【請求項6】
各段の前記加熱槽の内部に複数のリブが形成され、各段の前記加熱槽は、前記複数のリブによって区画される蛇行状の加熱流路を有する、
請求項5に記載のインクジェット記録装置。
【請求項7】
前記加熱部は、下段側の前記加熱槽の前記加熱流路から上段側の前記加熱槽の前記加熱流路にインクが流れるように構成されている、
請求項6に記載のインクジェット記録装置。
【請求項8】
前記加熱部は、前記加熱槽内にインクを流入させるための流入インレットを有し、前記流入インレットは、前記加熱槽と独立してインクを加熱する、
請求項6に記載のインクジェット記録装置。
【請求項9】
前記サブタンクは、
複数の前記インクジェットヘッドの流出側に接続され、前記加熱部から供給されるインクを貯留する第1サブタンクと、
複数の前記インクジェットヘッドの流入側にそれぞれ接続され、前記第1サブタンクから供給されるインクを貯留する複数の第2サブタンクと、を含み、
更に、各第2サブタンクの流入側の分岐流路の途中に配設され、各分岐流路を開閉する分岐流路用の開閉弁と、
各インクジェットヘッドの流出側の排出流路の途中に配設され、各排出流路を開閉する排出流路用の開閉弁と、を備える、
請求項4に記載のインクジェット記録装置。
【請求項10】
所定の分岐流路用の開閉弁によって所定の分岐流路を開きかつ所定の排出流路用の開閉弁によって所定の排出流路を開いた状態で、所定の第2サブタンクと所定のインクジェットヘッドとの間でインクを循環させるように構成されている、
請求項9に記載のインクジェット記録装置。
(【請求項11】以降は省略されています)

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、インクジェット記録装置に関する。
続きを表示(約 1,500 文字)【背景技術】
【0002】
インクジェット記録装置は、複数のインクジェットヘッドにインクを供給するためにインク供給装置を備えており、インク供給装置の先行技術としては特許文献1に示すものがある。特許文献1に記載のインク供給装置(特許文献1ではインク循環装置と称される)の構成について簡単に説明すると、次のようになる。
【0003】
インク供給装置は、インクを貯蔵するメインタンク(特許文献1では補充タンクと称される)を備えている。インク供給装置は、メインタンクから供給されるインクを貯留する第1サブタンク(特許文献1では循環タンクと称される)を備えており、第1サブタンクは、複数のインクジェットヘッドの流出側に接続されている。インク供給装置は、第1サブタンクから供給されるインクを貯留する第2サブタンク(特許文献1では供給タンクと称される)を備えており、第2サブタンクは、複数のインクジェットヘッドの流入側に接続されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0004】
特開2021-154697号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
ところで、先行技術に係るインク供給装置においては、メインタンクから第1サブタンクに供給される前のインクを加熱していない。そのため、第1サブタンクにインクを供給する前に、インク温度を常温からゾル化する温度まで均一に上昇させることが容易でない。その結果、第1サブタンクの下流側の流路の内部にインク詰まりが生じて、インクの送液不良を招くおそれがある。
【0006】
そこで、本発明の目的は、インクの送液不良の発生を抑制することができる、インクジェット記録装置を提供することである。
【課題を解決するための手段】
【0007】
本発明のインクジェット記録装置の一態様は、
インクを貯蔵するメインタンクと、
インクジェットヘッドに接続され、前記メインタンクから供給されるインクを貯留するサブタンクと、
前記メインタンクから前記サブタンクへの供給前のインクを加熱する加熱部と、
前記メインタンクから前記サブタンク側への供給後のインクを前記加熱部に帰還させるための帰還流路と、を備える。
【発明の効果】
【0008】
本発明によれば、インクの送液不良の発生を抑制することができる。
【図面の簡単な説明】
【0009】
図1は、本実施形態に係るインクジェット記録装置の模式的な正面図である。
図2は、本実施形態に係るインク供給装置を示す図である。
図3は、本実施形態に係るインク供給装置における加熱ユニットを示す模式的な図である。
図4は、図3におけるIV-IV線に沿った模式的な図である。
図5は、図3におけるV-V線に沿った模式的な図である。
図6は、本実施形態に係るインクジェット記録装置の制御ブロック図である。
【発明を実施するための形態】
【0010】
以下、本実施形態について図面を参照して説明する。本実施形態において、搬送方向とは、記録媒体Pが搬送される搬送方向のことである。下流側とは、搬送方向の下流側のことであり、上流側とは、搬送方向の上流側のことである。搬送幅方向とは、搬送方向に直交する方向のことである。
(【0011】以降は省略されています)

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