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公開番号2025079010
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-05-21
出願番号2023191395
出願日2023-11-09
発明の名称第1画像形成装置、第2画像形成装置、情報送信方法、及び設定方法
出願人セイコーエプソン株式会社
代理人個人,個人,個人
主分類B41J 29/38 20060101AFI20250514BHJP(印刷;線画機;タイプライター;スタンプ)
要約【課題】画像形成装置に設定値を設定する際の利便性を向上させる。
【解決手段】本発明の一態様にかかる第1画像形成装置1は、記憶部11、通信部14、及び送信処理部10bを備える。記憶部11は、設定値11aを記憶する。通信部14は、NAN(Neighbor Awareness Networking)通信により、第2画像形成装置2と通信する。送信処理部10bは、NAN通信で確立されたデータ通信経路を介して、設定値11aに関する情報である設定値情報を第2画像形成装置2に送信する。
【選択図】図1
特許請求の範囲【請求項１】
設定値を記憶する記憶部と、
ＮＡＮ（Neighbor Awareness Networking）通信により、第２画像形成装置と通信する通信部と、
前記ＮＡＮ通信で確立されたデータ通信経路を介して、前記設定値に関する情報である設定値情報を第２画像形成装置に送信する送信処理部と、
を備える第１画像形成装置。
続きを表示（約 1,600 文字）【請求項２】
前記設定値情報を送信する設定移植サービスをパブリッシュするパブリッシュ処理部をさらに備え、
前記送信処理部は、前記第２画像形成装置として、前記パブリッシュ処理部でパブリッシュされた前記設定移植サービスをサブスクライブした画像形成装置に、前記設定値情報を送信する、
請求項１に記載の第１画像形成装置。
【請求項３】
それぞれが異なる前記設定値情報を送信する複数の設定移植サービスをパブリッシュするパブリッシュ処理部をさらに備え、
前記送信処理部は、前記第２画像形成装置として、前記パブリッシュ処理部でパブリッシュされた前記複数の設定移植サービスのうち１つを利用のために選択した画像形成装置に、選択された設定移植サービスに対応する前記設定値情報を送信する、
請求項１に記載の第１画像形成装置。
【請求項４】
前記データ通信経路は、パスワードにより暗号化された通信経路である、
請求項１～３のいずれか１項に記載の第１画像形成装置。
【請求項５】
前記送信処理部は、前記パブリッシュ処理部でパブリッシュされた設定移植サービスを前記第２画像形成装置が発見したことが検出された場合、前記通信部に、前記第２画像形成装置との間でＮＡＮ通信のデータ通信経路を確立させる、
請求項２又は３に記載の第１画像形成装置。
【請求項６】
前記送信処理部は、前記パブリッシュ処理部でパブリッシュされた設定移植サービスを前記第２画像形成装置が利用のために選択したことが検出された場合、前記通信部に、前記第１画像形成装置との間で前記ＮＡＮ通信のデータ通信経路を確立させる、
請求項２又は３に記載の第１画像形成装置。
【請求項７】
前記パブリッシュ処理部は、前記設定移植サービスをパブリッシュしてから、所定期間、前記設定移植サービスをサブスクライブした画像形成装置が存在しなかった場合、前記設定移植サービスのパブリッシュを停止する、
請求項２又は３に記載の第１画像形成装置。
【請求項８】
設定値を設定する設定部と、
ＮＡＮ（Neighbor Awareness Networking）通信により、第１画像形成装置と通信する通信部と、
前記ＮＡＮ通信で確立されたデータ通信経路を介して、前記第１画像形成装置の設定値に関する情報である第１設定値情報を受信する受信処理部と、
を備え、
前記設定部は、前記第１設定値情報に基づき、前記設定値の設定を行う、
第２画像形成装置。
【請求項９】
前記第１画像形成装置がパブリッシュした設定移植サービスをサブスクライブするサブスクライブ処理部をさらに備え、
前記受信処理部は、前記サブスクライブ処理部でサブスクライブされた前記設定移植サービスをパブリッシュした前記第１画像形成装置から、前記第１設定値情報を受信する、
請求項８に記載の第２画像形成装置。
【請求項１０】
前記第１画像形成装置がパブリッシュした、それぞれが異なる前記第１設定値情報を送信する複数の設定移植サービスをサブスクライブするサブスクライブ処理部と、
前記複数の設定移植サービスのうち１つの設定移植サービスを利用のために選択するユーザー操作を受け付ける操作受付部と、
をさらに備え、
前記受信処理部は、前記操作受付部で選択された前記１つの設定移植サービスをパブリッシュした前記第１画像形成装置から、前記１つの設定移植サービスに対応する前記第１設定値情報を受信する、
請求項８に記載の第２画像形成装置。
（【請求項１１】以降は省略されています）
発明の詳細な説明【技術分野】
【０００１】
本発明は、第１画像形成装置、第２画像形成装置、情報送信方法、及び設定方法に関する。
続きを表示（約 1,700 文字）【背景技術】
【０００２】
特許文献１には、ホストコンピューターが、選択したプリンターからそのプリンターの設定値を取得し、取得した設定値を設定対象とするプリンターに送信する、プリンターの設定値の設定方法が開示されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【０００３】
特開２０１０－１１７８４３号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【０００４】
しかしながら、特許文献１に記載の設定方法では、選択したプリンターから設定対象とするプリンターに設定値を送信する場合に、ホストコンピューターを介さなければならず、利便性の点において改良の余地がある。よって、プリンター等の画像形成装置に設定値を設定する際の利便性を向上させる技術の開発が望まれる。
【課題を解決するための手段】
【０００５】
本発明の一態様にかかる第１画像形成装置は、設定値を記憶する記憶部と、ＮＡＮ（Neighbor Awareness Networking）通信により、第２画像形成装置と通信する通信部と、前記ＮＡＮ通信で確立されたデータ通信経路を介して、前記設定値に関する情報である設定値情報を第２画像形成装置に送信する送信処理部と、を備えるものである。
【０００６】
本発明の一態様にかかる第２画像形成装置は、設定値を設定する設定部と、ＮＡＮ（Neighbor Awareness Networking）通信により、第１画像形成装置と通信する通信部と、前記ＮＡＮ通信で確立されたデータ通信経路を介して、前記第１画像形成装置の設定値に関する情報である第１設定値情報を受信する受信処理部と、を備え、前記設定部は、前記第１設定値情報に基づき、前記設定値の設定を行う、ものである。
【０００７】
本発明の一態様にかかる情報送信方法は、設定値を記憶する記憶部と、ＮＡＮ（Neighbor Awareness Networking）通信により第２画像形成装置と通信する通信部と、を備えた第１画像形成装置が、前記ＮＡＮ通信で確立されたデータ通信経路を介して、前記設定値に関する情報である設定値情報を第２画像形成装置に送信する、ものである。
【０００８】
本発明の一態様にかかる設定方法は、ＮＡＮ（Neighbor Awareness Networking）通信により第１画像形成装置と通信する通信部を備えた第２画像形成装置が、前記ＮＡＮ通信で確立されたデータ通信経路を介して、前記第１画像形成装置の設定値に関する情報である第１設定値情報を受信し、前記第２画像形成装置が、前記第１設定値情報に基づき、前記第２画像形成装置の設定値の設定を行う、ものである。
【図面の簡単な説明】
【０００９】
実施の形態にかかる第１画像形成装置及び第２画像形成装置を含むシステムの一構成例を示すブロック図である。
図１のシステムにおいて実行される設定処理の一例を説明するためのフロー図である。
実施の形態にかかる第１画像形成装置及び第２画像形成装置を含むシステムの他の構成例を示すブロック図である。
図３のシステムにおいて実行される設定処理の一例を説明するためのフロー図である。
図４に続くフロー図である。
図４及び図５の設定処理で提示されるユーザーインターフェイス画像の一例を示す図である。
図４及び図５の設定処理の応用例を説明するためのシステム構成例を示す模式図である。
装置のハードウェア構成の一例を示す図である。
【発明を実施するための形態】
【００１０】
以下、図面を参照して本発明の実施の形態について説明する。なお、各図は、本発明の実施の形態を説明するための例示に過ぎない。また、本発明の実施の形態で説明する構成要素の全てが本発明の必須の構成要件とは限らない。
（【００１１】以降は省略されています）

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