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公開番号
2025076980
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-05-16
出願番号
2024091377,2023188765
出願日
2024-06-05,2023-11-02
発明の名称
照明器具
出願人
株式会社YAMAGIWA
代理人
個人
,
個人
,
個人
主分類
F21S
8/02 20060101AFI20250509BHJP(照明)
要約
【課題】床面の照度を変えることなく眼前照度を調整できる照明器具を提供する。
【解決手段】実施形態の照明器具1は、幅方向において両側に間隔を開けて設けられた一対の光源3と、一対の光源3を結ぶ直線30に対して交差する方向に一対の光源3の間から張り出された調光フィルム33と、を備える。調光フィルム33は、例えばフィルム内の液晶分子に電圧をかける状態において、液晶分子が電界方向に配向し光を透過するため透明になる。また、調光フィルム33は、例えば電圧をかけない状態において、液晶分子が不規則に並んで光を散乱するため乳白色になる。
【選択図】図2
特許請求の範囲
【請求項1】
光を透過する状態と光を反射する状態とに切り換え可能な調光フィルムと、
前記調光フィルムの表面に光を照射する光源と、を含み、
前記光源は、前記調光フィルムの両側又は片側に前記調光フィルムから離間された状態で設けられており、
前記光源から照射された前記光は、前記調光フィルムの表面に斜めに照射される、
照明器具。
続きを表示(約 690 文字)
【請求項2】
前記光源と前記調光フィルムとの間に透光パネルが設けられており、
前記透光パネルは、前記光源から照射された前記光を前記透光パネルの厚さ方向に透過する、
請求項1記載の照明器具。
【請求項3】
前記調光フィルムは、化粧パネルで支えられており、
前記化粧パネルは、前記光源から照射された前記光を前記化粧パネルの厚さ方向に透過する、
請求項1記載の照明器具。
【請求項4】
前記光源を収容するケーシングを含み、
前記調光フィルムは、前記ケーシング内に配置された第1部位と、前記ケーシングから張り出された第2部位と、を有し、
前記光源は、前記調光フィルムの表面に対して直交方向に離間した位置に設けられている、
請求項1から請求項3のいずれか一項に記載の照明器具。
【請求項5】
ケーシングと、
前記ケーシングに収容された光源と、
前記光源から第1方向に離間した状態で前記ケーシングに固定され、前記第1方向に交差する第2方向に配置された輝度調整部と、を備え、
前記輝度調整部は、化粧パネルと前記化粧パネルの表面に形成された調光フィルムとを有し、
前記光源は、前記化粧パネル及び前記調光フィルムに前記第2方向で重ならないように配置されている、
照明器具。
【請求項6】
前記化粧パネルの前記第1方向の厚みは、前記光源と前記輝度調整部との前記第1方向の離間距離よりも小さい、
請求項5に記載の照明器具。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、照明器具に関する。
続きを表示(約 1,500 文字)
【背景技術】
【0002】
照明器具のなかには、天井に取り付けられた光源の下面に反射板が取り付けられ、光源から反射板に照射された光を反射板で反射するものが知られている。反射板で光を反射することで、屋内の空間の広がり感及び明るさ感を良くして、落ち着いた雰囲気を演出することができる(例えば、特許文献1参照)。
【0003】
また、照明器具のなかには、光源の下面に鉛直反射板が取り付けられ、光源から鉛直反射板に照射された光を鉛直反射板の直下に透過させるとともに、鉛直反射板で人の視線方向に反射させるものが知られている。鉛直反射板で光を直下に透過させるとともに、視線方向に対して反射させることで、屋内の明るさ感を良くすることができる(例えば、特許文献2参照)。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0004】
実開平5-6525号公報
特開2001-291404号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
ここで、従来の照明器具では、例えば屋内環境に合わせて人の目に入る光の量(輝度)を調整する場合、光源から出す光の強さ等を調整する必要がある。このため、従来の照明器具では、人の目に入る光の量を調整する場合に床面の照度が変化する。以下、人の目に入る光の量を「眼前照度」ということがある。一方、屋内環境に合わせて、床面の照度を変えることなく、眼前照度を調整可能な照明器具の実用化が望まれている。
【0006】
本発明は、床面の照度を変えることなく眼前照度を調整できる照明器具を提供する。
【課題を解決するための手段】
【0007】
上記課題の解決手段として、本発明の態様は以下の構成を有する。
本発明の一態様に係る照明器具は、両側に間隔を開けて設けられた一対の光源と、前記一対の光源を結ぶ直線に対して交差する方向に前記一対の光源の間から張り出された調光フィルムと、を備えている。
【0008】
ここで、調光フィルムは、フィルム内の液晶分子に電圧をかける状態において、液晶分子が電界方向に配向し光を透過するため透明になる。また、調光フィルムは、電圧をかけない状態において、液晶分子が不規則に並んで光を散乱するため乳白色になる。すなわち、調光フィルムは、通電と非通電とに切り換えることにより、透明状態と乳白色状態とに瞬時に切り換えることが可能である。
【0009】
この調光フィルムを一対の光源の間から張り出した。よって、一対の光源から出した光を調光フィルムにおいて両側の表面(以下、両面ということがある)に照射できる。この状態において、調光フィルムを通電にして透明状態にすることにより、調光フィルムの両面に照射された光を調光フィルムに透過させることができる。
【0010】
一方、調光フィルムを非通電にして乳白色状態にすることにより、調光フィルムの両面に照射された光を両面で反射させることができる。よって、一対の光源から出す光の強さ(例えば、色温度)を変えることなく、調光フィルムの両面における輝度感を高めることができる。これにより、人の目に入る光の量(すなわち、眼前照度)を上げることができる。
ここで、一対の光源から出す光の強さを変化させないことにより、床面の照度を変えないように保つことができる。したがって、床面の照度を変えることなく眼前照度を調整できる。
(【0011】以降は省略されています)
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