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公開番号
2025076606
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-05-16
出願番号
2023188262
出願日
2023-11-02
発明の名称
記録装置、及び、記録装置の制御方法
出願人
セイコーエプソン株式会社
代理人
個人
,
個人
,
個人
主分類
B41J
5/30 20060101AFI20250509BHJP(印刷;線画機;タイプライター;スタンプ)
要約
【課題】センサーが検出するマークの位置がずれた場合正しい記録ができないおそれがある。
【解決手段】記録装置は、マークが付された記録紙を、搬送方向へ搬送する搬送部と、記録紙に記録をする記録部と、記録部に対して搬送方向の上流に配置され、マークを検出するセンサーと、制御部と、を備え、制御部は、センサーによりマークを検出して検出位置を取得し、前の記録領域の記録終了位置、及び、検出位置を比較した結果に応じて、次の記録領域の記録開始位置を決定する。
【選択図】図6
特許請求の範囲
【請求項1】
マークが付された記録紙を、搬送方向へ搬送する搬送部と、
前記記録紙に記録をする記録部と、
前記記録部に対して前記搬送方向の上流に配置され、前記マークを検出するセンサーと、
制御部と、を備え、
前記制御部は、
前記センサーにより前記マークを検出して検出位置を取得し、
前の記録領域の記録終了位置、及び、前記検出位置を比較した結果に応じて、次の記録領域の記録開始位置を決定する、記録装置。
続きを表示(約 890 文字)
【請求項2】
前記制御部は、
前記検出位置が、前記前の記録領域の前記記録終了位置より、前記搬送方向の下流にあると判断すると、
前記前の記録領域の前記記録終了位置に続く位置を、前記次の記録領域の前記記録開始位置として決定する、請求項1に記載の記録装置。
【請求項3】
前記制御部は、
前記検出位置、及び、前記前の記録領域の前記記録終了位置の差分を、前後する2つの前記記録領域が重複する可能性があった距離の累積量である累積誤差として加算する、請求項2に記載の記録装置。
【請求項4】
前記制御部は、
前記検出位置が、前記前の記録領域の前記記録終了位置より、前記搬送方向の上流にあると判断すると、
前記差分が前記累積誤差以下である場合には、前記前の記録領域の前記記録終了位置に続く位置を、前記次の記録領域の前記記録開始位置として決定し、前記累積誤差の少なくとも一部を解消する、請求項3に記載の記録装置。
【請求項5】
前記制御部は、
前記差分が前記累積誤差を越える場合には、前記検出位置に対して、前記累積誤差の分、前記搬送方向の下流へシフトした位置を前記記録開始位置として決定し、前記累積誤差の全てを解消する、請求項4に記載の記録装置。
【請求項6】
前記制御部は、
前記累積誤差が所定の閾値を越える場合には、前記検出位置をスキップした次の前記検出位置を前記記録開始位置として決定する、請求項3に記載の記録装置。
【請求項7】
マークが付された記録紙を、搬送方向へ搬送する搬送部と、前記記録紙に記録をする記録部と、前記記録部に対して前記搬送方向の上流に配置され、前記マークを検出するセンサーと、を備える記録装置の制御方法であって、
前記センサーにより前記マークを検出して検出位置を取得し、
前の記録領域の記録終了位置、及び、前記検出位置を比較した結果に応じて、次の記録領域の記録開始位置を決定する、記録装置の制御方法。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、記録装置、及び、記録装置の制御方法に関する。
続きを表示(約 1,800 文字)
【背景技術】
【0002】
従来、特許文献1に示すように、ラベルが貼付された用紙に付されたマークを、センサーが検出して記録をする装置が知られている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2019-99180号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
上述の装置は、センサーが検出するマークの位置がずれた場合、正しい記録ができないおそれがある。
【課題を解決するための手段】
【0005】
記録装置は、マークが付された記録紙を、搬送方向へ搬送する搬送部と、前記記録紙に記録をする記録部と、前記記録部に対して前記搬送方向の上流に配置され、前記マークを検出するセンサーと、制御部と、を備え、前記制御部は、前記センサーにより前記マークを検出して検出位置を取得し、前の記録領域の記録終了位置、及び、前記検出位置を比較した結果に応じて、次の記録領域の記録開始位置を決定する。
【0006】
マークが付された記録紙を、搬送方向へ搬送する搬送部と、前記記録紙に記録をする記録部と、前記記録部に対して前記搬送方向の上流に配置され、前記マークを検出するセンサーと、を備える記録装置の制御方法であって、前記センサーにより前記マークを検出して検出位置を取得し、前の記録領域の記録終了位置、及び、前記検出位置を比較した結果に応じて、次の記録領域の記録開始位置を決定する。
【図面の簡単な説明】
【0007】
記録装置の構成を示すブロック図。
記録装置の構成を示す模式図。
媒体におけるマークの検出位置と、記録領域の記録開始位置、記録終了位置との関係を示す第1実施形態に係る模式図。
媒体におけるマークの検出位置と、記録領域の記録開始位置、記録終了位置との位置関係を示す第2実施形態に係る模式図。
媒体におけるマークの検出位置と、記録領域の記録開始位置、記録終了位置との位置関係を示す第3実施形態に係る模式図。
記録開始位置を決定するメインルーチンを示すフローチャート。
1回目の記録開始位置を決定するサブルーチンを示すフローチャート。
2回目以降の記録開始位置を決定するサブルーチンを示すフローチャート。
【発明を実施するための形態】
【0008】
1.記録装置の構成
図1に示すように、実施形態に係る記録装置1は、制御部10、記憶部11、記録部12、搬送部13、センサー14を含んで構成される。
【0009】
制御部10は、記録装置1の各部を統括的に制御するCPU(Central Processing Unit)、入出力を管理するUART(Universal Asynchronous Receiver Transmitter)、論理回路であるFPGA(Field Programmable Gate Array)やPLD(Programmable Logic Device)などを含んで構成されている。CPUはプロセッサーともいう。
記憶部11は、書き換え可能な不揮発性メモリーであるフラッシュROM(Read Only Memory)やHDD(Hard Disk Drive)、揮発性メモリーであるRAM(Random Access Memory)などを含んで構成されている。
制御部10のCPUは、記憶部11の不揮発性メモリーに記憶されたファームウェアなどのプログラムを読み出し、記憶部11のRAMを作業領域として用いて実行する。
【0010】
図2に示すように、記録紙である媒体Wは、例えば長尺状の紙である。媒体Wはフィルムでもよい。媒体Wは、記録部12に対向する記録面、及び、この記録面の反対側の搬送面を有する。
搬送部13は、記録部12を挟んで2つのローラー対を有し、搬送用モーター及びギア(図示省略)などにより回転し、搬送方向Fへ媒体Wを搬送する。
媒体Wの搬送面には、予め印刷された矩形のマークBMが一定間隔で付されている。黒色のマークBMは、ブラックマークとも称される。後述のように、マークBMは、センサー14により検出可能であれば、黒色以外の色でもよい。
(【0011】以降は省略されています)
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