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公開番号2025069719
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-05-01
出願番号2023179616
出願日2023-10-18
発明の名称ハンドル装置及びハンドル装置の組付け方法
出願人株式会社アルファ
代理人弁理士法人栄光事務所
主分類E05B 79/06 20140101AFI20250423BHJP(錠;鍵;窓または戸の付属品;金庫)
要約【課題】コストを抑えつつ、組付け性が良好なハンドル装置及びハンドル装置の組付け方法を提供する。
【解決手段】ハンドルベース10と、ハンドルベース10の一端側に係合可能な第1係合部25及び他端側に係合可能な第2係合部26とを有し、第1係合部25での係合箇所を支点にハンドルベース10に対して揺動可能に支持される操作ハンドル20と、ハンドルベース10の他端側に取り付けられるシリンダ錠30と、ドアパネル1の外側からシリンダ錠30に取り付けられるシリンダカバー60と、を備え、シリンダ錠30に取り付けられたシリンダカバー60は、操作ハンドル20に覆われ、操作ハンドル20は、ハンドルベース10に対して一端側へスライドされて第1係合部25 がハンドルベース10に係合され、シリンダ錠30に取り付けられるシリンダカバー60によって操作ハンドル20の他端側への移動が規制される。
【選択図】図2
特許請求の範囲【請求項1】
車両のドアパネルの内側に取り付けられるハンドルベースと、
前記ハンドルベースの一端側に係合可能な第1係合部と、前記ハンドルベースの他端側に係合可能な第2係合部とを有し、前記第1係合部での係合箇所を支点に前記ハンドルベースに対して揺動可能に支持される操作ハンドルと、
前記ハンドルベースの他端側に取り付けられるシリンダ錠と、
前記ドアパネルの外側から前記シリンダ錠に取り付けられるシリンダカバーと、
を備え、
前記シリンダ錠に取り付けられた前記シリンダカバーは、前記操作ハンドルに覆われ、
前記操作ハンドルは、前記ハンドルベースに対して一端側へスライドされて前記第1係合部が前記ハンドルベースに係合され、前記シリンダ錠に取り付けられる前記シリンダカバーによって前記操作ハンドルの他端側への移動が規制される、
ハンドル装置。
続きを表示(約 730 文字)【請求項2】
前記シリンダカバーは、前記操作ハンドルの前記第2係合部における前記ハンドルベースの他端側と当接可能な突起部を有する、
請求項1に記載のハンドル装置。
【請求項3】
前記シリンダカバーは、前記シリンダ錠に係止可能な複数の係止爪を有する、
請求項1に記載のハンドル装置。
【請求項4】
前記シリンダカバーは、前記操作ハンドルが揺動した状態で生じる前記操作ハンドルと前記ドアパネルとの隙間に挿通可能な薄板形状である、
請求項1に記載のハンドル装置。
【請求項5】
前記ハンドルベースには、前記シリンダ錠に代えて前記シリンダカバーが取り付け可能なダミーシリンダが取り付けられる、
請求項1~4のいずれか一項に記載のハンドル装置。
【請求項6】
車両のドアパネルの内側にハンドルベースを取り付け、
シリンダ錠を前記ハンドルベースの他端側に取り付け、
操作ハンドルを前記ハンドルベースに対して一端側へスライドさせることにより、前記操作ハンドルの一端側の第1係合部を前記ハンドルベースの一端側に係合させ、
前記操作ハンドルを前記第1係合部での係合箇所を支点として揺動操作し、
前記揺動操作によって形成した前記操作ハンドルと前記ドアパネルとの隙間から前記シリンダ錠にシリンダカバーを取り付ける、
ハンドル装置の組付け方法。
【請求項7】
前記シリンダ錠に代えて前記シリンダカバーが取り付け可能なダミーシリンダを前記ハンドルベースに取り付ける、
請求項6に記載のハンドル装置の組付け方法。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、ハンドル装置及びハンドル装置の組付け方法に関する。
続きを表示(約 1,400 文字)【背景技術】
【0002】
特許文献1には、ドアアウタパネルに組付けられるフレーム部材が軸受部材を備え、ハンドル本体の係合アームに設けられたハンドル軸部が軸受部材に回動可能に取り付けられるハンドル装置が開示されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2016-30983号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
上記特許文献1に記載のハンドル装置は、フレーム部材と別部材である軸受部材によってハンドル本体を回動可能に支持する構造であるため、部品点数が増加し、コストが嵩んでしまう。また、ドアのアウタパネルとインナパネルとの間の狭隘な箇所で軸受部材へハンドル本体の組付けを行わなければならず、組付け作業性がよくなかった。
【0005】
本発明は、上述した事情に鑑みてなされたものであり、その目的は、コストを抑えつつ、組付け性が良好なハンドル装置及びハンドル装置の組付け方法を提供することにある。
【課題を解決するための手段】
【0006】
本発明の上記目的は、下記構成により達成される。
(1) 車両のドアパネルの内側に取り付けられるハンドルベースと、
前記ハンドルベースの一端側に係合可能な第1係合部と、前記ハンドルベースの他端側に係合可能な第2係合部とを有し、前記第1係合部での係合箇所を支点に前記ハンドルベースに対して揺動可能に支持される操作ハンドルと、
前記ハンドルベースの他端側に取り付けられるシリンダ錠と、
前記ドアパネルの外側から前記シリンダ錠に取り付けられるシリンダカバーと、
を備え、
前記シリンダ錠に取り付けられた前記シリンダカバーは、 前記操作ハンドルに覆われ 、
前記操作ハンドルは、前記ハンドルベースに対して一端側 へスライドされて前記第1係合部 が前記ハンドルベースに係合され、前記シリンダ錠に取り付けられる前記シリンダカバーによって前記操作ハンドルの他端側への移動が規制される、
ハンドル装置。
【0007】
上記(1)の構成のハンドル装置によれば、操作ハンドルをハンドルベースから抜け止めするための機能をシリンダ錠に取り付けられるシリンダカバーに持たせている。したがって、シリンダ錠が操作ハンドルに重ね合わされて覆われるエスカッション一体タイプにおいても、ハンドルベースに操作ハンドルを係合させてシリンダカバーをシリンダ錠に取り付けることにより、操作ハンドルを容易に抜け止めさせることができ、コストを抑えつつ、組付け作業性を向上できる。
【0008】
(2) 前記シリンダカバーは、前記操作ハンドルの前記第2係合部における前記ハンドルベースの他端側と当接可能な突起部を有する、上記(1)に記載のハンドル装置。
【0009】
上記(2)の構成のハンドル装置によれば、シリンダカバーの突起部に操作ハンドルの第2係合部が当接することにより、第2係合部のハンドルベースへの係合方向と反対側への移動が規制され、操作ハンドルが抜け止めされる。
【0010】
(3) 前記シリンダカバーは、前記シリンダ錠に係止可能な複数の係止爪を有する、上記(1)に記載のハンドル装置。
(【0011】以降は省略されています)

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