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公開番号
2025016110
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-01-31
出願番号
2023119168
出願日
2023-07-21
発明の名称
係合装置
出願人
株式会社ムラコシ精工
代理人
個人
,
個人
主分類
E05C
19/00 20060101AFI20250124BHJP(錠;鍵;窓または戸の付属品;金庫)
要約
【課題】受け部の位置が容易に整うとともに、自重による位置ずれが生じにくく、受け部と可動体との係合が外れにくい係合装置を提供する。
【解決手段】係合装置1は、収納本体7と収納本体7に対して可動的な開閉部材8との一方に配置される第一部材2と、収納本体7と開閉部材8との他方に配置される第二部材3と、を備える。第一部材2は、第一部材本体16と、第一部材本体16に配置された可動体17と、を有する。第二部材3は、基体45と、基体45に保持され、可動体17を受ける受け部46と、を有する。第一部材2と受け部46との接触により、開閉部材8の収納本体7への接近に応じて受け部46が可動体17と係合可能な正規位置となるように基体45に対し上方に回動可能である。
【選択図】図1
特許請求の範囲
【請求項1】
固定部材とこの固定部材に対して可動的な可動部材との一方に配置される第一部材と、
前記固定部材と前記可動部材との他方に配置される第二部材と、を備え、
前記第一部材は、
第一部材本体と、
この第一部材本体に配置された可動体と、を有し、
前記第二部材は、
基体と、
この基体に保持され、前記可動体を受ける受け部と、を有し、
前記第一部材と前記受け部との接触により、前記可動部材の前記固定部材への接近に応じて前記受け部が前記可動体と係合可能な正規位置となるように前記基体に対し上方に回動可能である
ことを特徴とする係合装置。
続きを表示(約 380 文字)
【請求項2】
受け部は、
基体に軸支持される回動軸部と、
この回動軸部に対して離れた位置にあり、この回動軸部の放射方向に沿う面を有する接触部と、を備え、
前記接触部の前記面が、可動部材の固定部材への接近時に第一部材と接触可能である
ことを特徴とする請求項1記載の係合装置。
【請求項3】
可動体は、第一部材本体に動作可能に配置され、
第一部材は、通常時には前記可動体の動作を許容する許容位置となり、震動時には前記可動体の動作を規制する規制位置となるように動作可能に配置された規制体を有し、
前記規制位置となった前記規制体により動作が規制された前記可動体と受け部との係合により可動部材の固定部材に対する動きを規制する規制装置である
ことを特徴とする請求項1または2記載の係合装置。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、固定部材と可動部材との一方に配置される第一部材と、他方に配置される第二部材と、を備える係合装置に関するものである。
続きを表示(約 1,500 文字)
【背景技術】
【0002】
従来、例えば固定部材であるキャビネットと可動部材である開き戸とからなる開閉体を耐震時に施錠する施錠装置として用いられる係合装置において、キャビネット側に設けられた本体と、開き戸の裏面に設けられた受け部材と、を備え、本体に、震動を感知する感震体と、受け部材に係合される係合体とを有するものが知られている。そして、この装置では、地震等の震動時に、この震動で感震体が係合体の動作を規制することにより、キャビネットに対する開き戸の開き動作を規制する(例えば、特許文献1参照)。
【0003】
この構成の場合、キャビネットと開き戸との位置のずれに対して、係合体を確実に係合させられる位置となるように、受け部材の位置を調整する必要がある。
【0004】
この点、受け部材を基体に対してスライド可能とし、開き戸を閉じたときに受け部材と本体とが接触することにより受け部材が基体に対してスライドし、自動的に位置ずれが整う(自動調整される)ものが知られている(例えば、特許文献2参照)。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0005】
特開2001-262914号公報
特開2021-27935号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0006】
受け部材がスライドにより移動する構成の場合、受け部材が自重により落下しやすく、例えば震動時に受け部材が下がり過ぎてしまうことで係合体と受け部材との係合が外れないようにすることが求められる。
【0007】
本発明は、このような点に鑑みなされたもので、受け部の位置が容易に整うとともに、自重による位置ずれが生じにくく、受け部と可動体との係合が外れにくい係合装置を提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0008】
請求項1記載の係合装置は、固定部材とこの固定部材に対して可動的な可動部材との一方に配置される第一部材と、前記固定部材と前記可動部材との他方に配置される第二部材と、を備え、前記第一部材は、第一部材本体と、この第一部材本体に配置された可動体と、を有し、前記第二部材は、基体と、この基体に保持され、前記可動体を受ける受け部と、を有し、前記第一部材と前記受け部との接触により、前記可動部材の前記固定部材への接近に応じて前記受け部が前記可動体と係合可能な正規位置となるように前記基体に対し上方に回動可能であるものである。
【0009】
請求項2記載の係合装置は、請求項1記載の係合装置において、受け部は、基体に軸支持される回動軸部と、この回動軸部に対して離れた位置にあり、この回動軸部の放射方向に沿う面を有する接触部と、を備え、前記接触部の前記面が、可動部材の固定部材への接近時に第一部材と接触可能であるものである。
【0010】
請求項3記載の係合装置は、請求項1または2記載の係合装置において、可動体は、第一部材本体に動作可能に配置され、第一部材は、通常時には前記可動体の動作を許容する許容位置となり、震動時には前記可動体の動作を規制する規制位置となるように動作可能に配置された規制体を有し、前記規制位置となった前記規制体により動作が規制された前記可動体と受け部との係合により前記可動部材の前記固定部材に対する動きを規制する規制装置であるものである。
【発明の効果】
(【0011】以降は省略されています)
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