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公開番号2025008635
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-01-20
出願番号2023110963
出願日2023-07-05
発明の名称車両用サイドガラス装置
出願人株式会社SUBARU
代理人個人
主分類E05F 15/643 20150101AFI20250109BHJP(錠;鍵;窓または戸の付属品;金庫)
要約【課題】後席ドアが閉められた状態において、容易にサイドガラス部を全開にできる。
【解決手段】車両Vにおける後席ドアRDの車両上側に設けられているサイドガラス部100と、サイドガラス部100の上端部および下端部における車両後側の車体BDに固定され、サイドガラス部100の上端部および下端部を摺動させる一対のスライドレール部としての上端レール部210および下端レール部250と、サイドガラス部100の車両後側に設けられ、サイドガラス部100を開閉する際に牽引される固定部130と、サイドガラス部100における固定部130と嵌合し、サイドガラス部100を上端レール部210および下端レール部250に沿って牽引する連結部400と、を備えている。
【選択図】図1
特許請求の範囲【請求項1】
車両における後席ドアの車両上側に開閉可能に設けられているサイドガラス部と、
前記サイドガラス部の上端部および下端部における車両後側の車体に固定され、前記サイドガラス部の上端部および下端部を摺動させる一対のスライドレール部と、
前記サイドガラス部の車両後側に設けられ、前記サイドガラス部を開閉する際に牽引される固定部と、
前記サイドガラス部における前記固定部と嵌合し、前記サイドガラス部を前記スライドレール部に沿って牽引する連結部と、
を備えていることを特徴とする車両用サイドガラス装置。
続きを表示(約 360 文字)【請求項2】
前記サイドガラス部の上端部を、前記スライドレール部に誘導する第1の同調部と、
前記連結部と前記サイドガラス部における前記固定部との位置を調整する第2の同調部が設けられていることを特徴とする請求項1に記載の車両用サイドガラス装置。
【請求項3】
前記第2の同調部は、円錐形状を有することを特徴とする請求項2に記載の車両用サイドガラス装置。
【請求項4】
前記連結部には、車両上下方向および車幅方向に移動可能な牽引部が設けられていることを特徴とする請求項1または請求項2に記載の車両用サイドガラス装置。
【請求項5】
前記スライドレール部は、車両前側が最も広い幅を有していることを特徴とする請求項1または請求項2に記載の車両用サイドガラス装置。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、車両用サイドガラス装置に関する。
続きを表示(約 1,400 文字)【背景技術】
【0002】
一般的に、乗員が荷物を抱えている状況で車両に乗車する際には、乗員は、車両の助手席、後部座席あるいはトランク等に荷物を置くことになる。
【0003】
車両の後席ドアがスライド式ではない場合には、駐車場において、他の車両が隣接して駐車されていることによってドアを全開にすることが困難な場合がある。また、乗員が、荷物を後部座席に置く体制を取れない場合もある。
そのため、例えば、手荷物、買い物袋、傘、コート等の乗員の荷物が、ドアを開けることなく開放された窓から車内に置くことができれば便利であるという要望がある。
【0004】
上記の要求に対応する技術として、サイドウィンドの上下縁に配置した主レールにスライド可能に嵌着したスライダーを、フリップアウトリンクを介して窓ガラスに取付け、該フリップアウトリンクのガイドを該主レールの外側に配置した副レールにスライド可能に嵌着し、該副レールには該窓ガラスをフリップアウトさせるための屈曲部を設け、該スライダーを、ワイヤを介してモータによってスライドさせることによって、自動車等の車両のサイドウィンドの窓ガラスを更に開く技術が開示されている(例えば、特許文献1参照)。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0005】
特開平09-002062号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0006】
しかしながら、特許文献1に記載の技術においては、サイドウィンド部あるいは窓枠部の上下縁に主レールを設け、窓ガラスの上下部に設けられたスライド構造を動作させるため、窓ガラスの大きさよりも小さい範囲で開放させる構成となる。そのため、乗員が手荷物を開放された窓から車内に置くには不十分な開放範囲である虞があるという課題があった。
【0007】
そこで、本発明は上述の課題に鑑みてなされたものであり、後席ドアが閉められた状態において、容易にサイドガラス部を全開にできる車両用サイドガラス装置を提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0008】
形態1;本発明の1またはそれ以上の実施形態は、車両における後席ドアの車両上側に開閉可能に設けられているサイドガラス部と、前記サイドガラス部の上端部および下端部における車両後側の車体に固定され、前記サイドガラス部の上端部および下端部を摺動させる一対のスライドレール部と、前記サイドガラス部の車両後側に設けられ、前記サイドガラス部を開閉する際に牽引される固定部と、前記サイドガラス部における前記固定部と嵌合し、前記サイドガラス部を前記スライドレール部に沿って牽引する連結部と、を備えている車両用サイドガラス装置を提案している。
【0009】
形態2;本発明の1またはそれ以上の実施形態は、前記サイドガラス部の上端部を、前記スライドレール部に誘導する第1の同調部と、前記連結部と前記後席ドアガラスにおける前記固定部との位置を調整する第2の同調部が設けられている車両用サイドガラス装置を提案している。
【0010】
形態3;本発明の1またはそれ以上の実施形態は、前記第2の同調部は、円錐形状を有する車両用サイドガラス装置を提案している。
(【0011】以降は省略されています)

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