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公開番号2025019748
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-02-07
出願番号2023123538
出願日2023-07-28
発明の名称ラッチ錠
出願人株式会社シブタニ
代理人弁理士法人矢野内外国特許事務所
主分類E05B 65/06 20060101AFI20250131BHJP(錠;鍵;窓または戸の付属品;金庫)
要約【課題】塵埃によって摩耗または損傷等することを抑制することができるラッチ錠とする。
【解決手段】ラッチ錠1において、本体ケース10と、本体ケース10に対して突没方向に移動可能に構成されるラッチ30と、正面側に配置され、手前に向かって回転操作されることによってラッチ30を没入方向へ移動させるラッチ操作部材40と、背面側に配置され、本体ケース10に対して一方または他方に回転操作されるサムターン50と、サムターン50が一方または他方に回転操作されることによって本体ケース10に対して揺動してロック状態またはアンロック状態とするロック部材60と、を備えるものとする。
【選択図】図10
特許請求の範囲【請求項1】
本体ケースと、
前記本体ケースに対して突没方向に移動可能に構成されるラッチと、
本体ケースの正面側に配置され、前記本体ケースに対して手前に向かって回転操作されることによって前記ラッチを没入方向へ移動させるラッチ操作部材と、
本体ケースの背面側に配置され、前記本体ケースに対して一方または他方に回転操作されるサムターンと、
前記サムターンが一方または他方に回転操作されることによって前記本体ケースに対して揺動して、前記ラッチ操作部材を操作することによって前記ラッチを没入方向へ移動させることができない状態であるロック状態、または、前記ラッチ操作部材を操作することによって前記ラッチを没入方向へ移動させることができる状態であるアンロック状態とする、ロック部材と、を備えるラッチ錠。
続きを表示(約 250 文字)【請求項2】
前記ラッチ操作部材は、
ハンドル部とカム部とを備え、
前記本体ケースに設けられた回転軸を中心にして前記本体ケースに対して回転可能に構成され、
前記ハンドル部が手前に引っ張られることによって回転して、前記カム部によって前記ラッチを押圧して前記ラッチを没入方向へ移動させる、
請求項1に記載のラッチ錠。
【請求項3】
前記ラッチ操作部材の前記回転軸の軸方向は前記ラッチが移動する突没方向と直交する、
請求項2に記載のラッチ錠。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、ラッチ錠の技術に関する。
続きを表示(約 1,900 文字)【背景技術】
【0002】
従来、宅配ボックス用ラッチ錠として、ラッチ操作つまみ、ラッチ挿通部から先端部が突出または没入されるラッチ、鍵孔を備える錠前ユニット、施解錠操作つまみ、等を備え、荷物の受取人が荷物受け入れ待ちとするときは正面側のラッチ操作つまみを解錠状態にして扉を閉め、宅配業者等が宅配ボックス内に荷物を入れるときはラッチ操作つまみを操作して扉を開けて荷物を入れ、扉を閉める前に扉の背面側で施解錠操作つまみの回転操作によりラッチ操作つまみを施錠状態にして扉を閉めることで扉をオートロックするものが公知となっている(特許文献1参照)。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2019-124002号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
前記宅配ボックス用ラッチ錠は、ラッチ操作つまみの回転によりスライドされるスライド作動部材、スライド作動部材のスライドのロック位置とロック解除位置とにするロック部材、とをさらに備え、ラッチはスライド作動部材のスライドにより没入される。そして、スライド作動部材はラッチの突出または没入の方向と平行にスライドすることから、内部に入り込んだ塵埃とスライド作動部材との摩擦が増大して、スライド作動部材が摩耗または損傷等するおそれがあった。
【0005】
本発明は以上の如き状況に鑑みてなされたものであり、塵埃等によって摩耗または損傷等することを抑制することができ、軽い力でラッチを没入させることができるラッチ錠を提供することを課題とする。
【課題を解決するための手段】
【0006】
上記の課題を達成するため、この発明は、ラッチ錠であって、
本体ケースと、
前記本体ケースに対して突没方向に移動可能に構成されるラッチと、
本体ケースの正面側に配置され、前記本体ケースに対して手前に向かって回転操作されることによって前記ラッチを没入方向へ移動させるラッチ操作部材と、
本体ケースの背面側に配置され、前記本体ケースに対して一方または他方に回転操作されるサムターンと、
前記サムターンが一方または他方に回転操作されることによって前記本体ケースに対して揺動して、前記ラッチ操作部材を操作することによって前記ラッチを没入方向へ移動させることができない状態であるロック状態、または、前記ラッチ操作部材を操作することによって前記ラッチを没入方向へ移動させることができる状態であるアンロック状態とする、ロック部材と、を備えるものである。
【0007】
また、前記ラッチ操作部材は、
ハンドル部とカム部とを備え、
前記本体ケースに設けられた回転軸を中心にして前記本体ケースに対して回転可能に構成され、
前記ハンドル部が手前に引っ張られることによって回転して、前記カム部によって前記ラッチを押圧して前記ラッチを没入方向へ移動させるものである。
【0008】
また、前記ラッチ操作部材の前記回転軸の軸方向は前記ラッチが移動する突没方向と直交するものである。
【発明の効果】
【0009】
本発明の効果として、以下に示すような効果を奏する。
即ち、本発明によれば、塵埃によって摩耗または損傷等することを抑制することができる。
【図面の簡単な説明】
【0010】
本発明の実施形態に係るアンロック状態のラッチ錠を示す斜視図。
同じくアンロック状態のラッチ錠を示す斜視図。
同じくアンロック状態のラッチ錠を示す正面図。
同じくアンロック状態のラッチ錠を示す背面図。
同じくアンロック状態のラッチ錠を示す断面図。
同じくラッチ操作部材を操作した状態のラッチ錠を示す底面。
同じくラッチ操作部材を操作した状態のラッチ錠を示す断面図。
同じくロック状態のラッチ錠を示す背面図。
同じくロック状態のラッチ錠を示す底面図。
同じくラッチ錠のロック部材が揺動する状態を示す図であり、(a)はロック状態を示す背面図、(b)はロック状態からサムターンが回転操作されている状態を示す背面図、(c)はアンロック状態を示す背面図。
同じくラッチ錠を示す拡大背面図。
【発明を実施するための形態】
(【0011】以降は省略されています)

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