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公開番号
2025006938
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-01-17
出願番号
2023107992
出願日
2023-06-30
発明の名称
自動ドア用検知装置
出願人
株式会社本田電子技研
代理人
個人
主分類
E05F
15/74 20150101AFI20250109BHJP(錠;鍵;窓または戸の付属品;金庫)
要約
【課題】センサユニットを無目等に取り付けて監視角度を調整する際に、その回転角度(傾斜角度)を電気的に検出して誰が作業しても監視エリアを同じ位置に調整できる自動ドア用検知装置を提供する。
【解決手段】自動ドアの無目に取り付けられ、上記自動ドア近傍の床面を監視エリアとするセンサーユニット100を有する自動ドア用検知装置において、
上記無目の当該装置の取付面に沿う軸をX軸、上記無目の当該装置の取付面に対して直交する軸をY軸、上記X軸および上記Y軸に対して直交する軸をZ軸として、上記センサーユニットの少なくとも上記X軸を中心とする第1回転角度を検出する回転角度検出手段(例えば加速度センサー)を備える。
【選択図】図1
特許請求の範囲
【請求項1】
自動ドアの無目に取り付けられ、上記自動ドア近傍の床面を監視エリアとするセンサーユニットを有する自動ドア用検知装置において、
上記無目の当該装置の取付面に沿う軸をX軸、上記無目の当該装置の取付面に対して直交する軸をY軸、上記X軸および上記Y軸に対して直交する軸をZ軸として、上記センサーユニットの少なくとも上記X軸を中心とする第1回転角度を検出する回転角度検出手段を備えていることを特徴とする自動ドア用検知装置。
続きを表示(約 750 文字)
【請求項2】
上記回転角度検出手段は、上記センサーユニットの上記Y軸を中心とする第2回転角度をも検出することを特徴とする請求項1に記載の自動ドア用検知装置。
【請求項3】
上記回転角度検出手段は、さらに上記センサーユニットの上記Z軸を中心とする回転角度を検出することを特徴とする請求項2に記載の自動ドア用検知装置。
【請求項4】
上記回転角度検出手段として、3軸型の加速度センサーが用いられることを特徴とする請求項1ないし3のいずれか1項に記載の自動ドア用検知装置。
【請求項5】
外部機器としての端末器と通信可能な通信モジュールを備え、上記通信モジュールにて上記端末器に対して上記加速度センサーにて検出された回転角度情報が送信され、上記端末器に上記加速度センサーにて検出された回転角度情報が表示されることを特徴とする請求項4に記載の自動ドア用検知装置。
【請求項6】
上記センサーユニットを上記X軸を中心として回転可能に支持する支持フレームと、上記無目の当該装置の取付面に固定されるベース部と、支持フレームと上記ベース部との間に配置されるシャーシとを備え、上記シャーシが上記ベース部に上記Z軸を中心として回転可能に支持されるとともに、上記支持フレームが上記シャーシに上記Y軸を中心として回転可能に支持されることを特徴とする請求項5に記載の自動ドア用検知装置。
【請求項7】
上記支持フレームには上記センサーユニットを上記X軸を中心として回転させるモータが搭載されており、上記端末器により上記モータを駆動して上記センサーユニットの回転を遠隔操作可能としたことを特徴とする請求項6に記載の自動ドア用検知装置。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は自動ドア用検知装置に関し、さらに詳しく言えば、センサユニットを無目等に取り付けて監視角度を調整する際に、その回転角度(傾斜角度)を電気的に検出する技術に関するものである。
続きを表示(約 1,200 文字)
【背景技術】
【0002】
移動体を検知して自動ドアや工場のシャッター等の開閉を自動で行うために、赤外線による移動体の検知器(センサー)が用いられている(例えば、特許文献1参照)。なお、例えばマイクロ波もしくはマイクロ波と赤外線とを併用した検知器もある。
【0003】
ここでは、赤外線による検知器について説明する。まず、図11(a)を参照して、赤外線による検知器3は、赤外線発光部と赤外線受光部(ともに図示しない)とを有し、自動ドア(以下、単に「ドア」ということがある)1の上側部分である無目2に取り付けられる。
【0004】
移動体(人や車両等)を検知するにあたって、ドア近傍の床面Fを監視エリアMAとして赤外線発光部より赤外線を照射し、その反射光を赤外線受光部にて受光し、受光レベルの変動の有無によって移動体の有無を判定する。
【0005】
監視エリアMA内に移動体が存在する場合、ドア1を開閉するエンジンにドア開信号を出力する。図11(a)には、検知器3がドア1の片側に設けられている状態が示されているが、通常、検知器3はドアの両側(例えば、室外側と室内側)に設けられる。
【0006】
多くの場合、検知器3で監視する監視エリアMAの位置は、検知器3に備えられている角度調整用のネジやノブを操作して適正な位置になるように施工者が手動で行うようにしている。検知器3の角度調整はX軸、Y軸およびZ軸を中心として行われるが、本明細書において、これらの各軸は次のように定義される。
【0007】
図10を参照して、無目2の検知器が取り付けられる取付面2aに沿う軸をX軸、無目2の検知器取付面2aに対して直交(X軸と直交)する軸をY軸、X軸およびY軸に対して直交する軸をZ軸とする。通常の自動ドア装置では、X軸,Y軸は重力方向と直交し、Z軸は重力方向である。
【0008】
図11(a)~(c)はドア1を側面方向から見た図で、ドア1に対する人(移動体)の進入方向(ドア1に近づく方向)、離反方向(ドア1から遠ざかる方向)に対する角度調整は、検知器3をX軸を中心として回転(傾斜)させて行うのが一般的である。
【0009】
従来、ドア1に対する人の進入、離反方向に対する角度調整は、例えば図12(a)に示すように、検知器3の筐体3aに刻印された角度合わせ用の目盛り3bを見ながら施工者が所定の角度になるように調整している。なお、図12(b)に示すように、刻印ではなく、検知器3の筐体3aに角度合わせ用の目盛り3bが表示されたシール3cを貼る場合もある。
【0010】
図11(b)は、監視エリアMAを図11(a)よりもドア1側に寄る方向に角度調整した場合、図11(c)は、監視エリアMAを図11(a)よりもドア1から離れる方向に角度調整した場合を示している。
(【0011】以降は省略されています)
この特許をJ-PlatPat(特許庁公式サイト)で参照する
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