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公開番号2025086569
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-06-09
出願番号2023200636
出願日2023-11-28
発明の名称ロック装置及び収納装置
出願人日本プラスト株式会社
代理人個人,個人
主分類E05C 9/04 20060101AFI20250602BHJP(錠;鍵;窓または戸の付属品;金庫)
要約【課題】コンパクトな構成で、かつ、レイアウトの自由度を向上できるロック装置及びこれを備えた収納装置を提供する。
【解決手段】ロック装置1は、受け部12に対してそれぞれ所定の第一方向に挿脱されることで第一部材4に対し第二部材5をロック可能であるとともにこのロックを解除可能な対をなす作用部11,11と、一方の作用部11を第一方向に移動させるための被操作体と、対をなす作用部11,11間を第一方向に直線状に連結して一方の作用部11の移動を他方の作用部11に伝達する一方の連結手段15と、対をなす作用部11,11間を連結し、一方の作用部11の移動に応じて第一方向と交差する第二方向に動作することで他方の作用部11を一方の作用部11の移動方向と反対方向に連動させて対をなす作用部11,11間の距離を調整する他方の連結手段16と、を備える。
【選択図】図1
特許請求の範囲【請求項1】
受け部に対してそれぞれ所定の第一方向に挿脱されることで第一部材に対し第二部材をロック可能であるとともにこのロックを解除可能な対をなす作用部と、
一方の前記作用部を前記第一方向に移動させるための操作部と、
前記対をなす作用部間を前記第一方向に直線状に連結して一方の前記作用部の移動を他方の前記作用部に伝達する一方の連結手段と、
前記対をなす作用部間を連結し、一方の前記作用部の移動に応じて前記第一方向と交差する第二方向に動作することで他方の前記作用部を前記一方の作用部の移動方向と反対方向に連動させて前記対をなす作用部間の距離を調整する他方の連結手段と、
を備えることを特徴とするロック装置。
続きを表示(約 380 文字)【請求項2】
一方の連結手段は、対をなす作用部間に第一方向に直線状に介在される弾性体を有する
ことを特徴とする請求項1記載のロック装置。
【請求項3】
操作部は、対をなす作用部間の中央部に対して一方の前記作用部側に偏って配置されている
ことを特徴とする請求項1記載のロック装置。
【請求項4】
作用部の移動をガイドするガイド部を備える
ことを特徴とする請求項1記載のロック装置。
【請求項5】
受け部及び開口部を有する第一部材である本体部と、
前記開口部を開閉可能な第二部材である蓋部材と、
前記蓋部材に設けられ、前記開口部を閉じた状態で前記蓋部材を前記本体部にロックする請求項1ないし4いずれか一記載のロック装置と、
を備えることを特徴とする収納装置。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、第一部材に対し第二部材をロック可能であるとともにこのロックを解除可能なロック装置及びこれを備えた収納装置に関する。
続きを表示(約 1,400 文字)【背景技術】
【0002】
従来、自動車などの車両に搭載されるグローブボックスなどの開閉装置において、第一部材である本体部に対して第二部材である蓋体を開閉可能にロックするロック装置が用いられる。このようなロック装置は、ロック体である長尺の一対のロッドの先端部がロック受け部に付勢された状態で挿入されて蓋体をロックしており、乗員などの使用者が操作ハンドルをスライドまたは回動させることで、この操作ハンドルの操作に応じてロッドが付勢に抗してロック受け部から長手方向に退避することにより、ロックが解除される。
【0003】
例えば、四つのリンクを端部同士でヒンジ接続して四角形状に配置したリンク機構を用い、左右の対角に位置するリンクの連結部にロッドを連結することで、リンク機構の上下の対角を結ぶ仮想線を基準としてロッドを対称配置し、連結部による力の向きの変換に伴う力の偏りを抑制し、操作力を安定してロッドに伝達するものが知られている(例えば、特許文献1参照。)。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0004】
特開2015-151754号公報 (第4-9頁、図1-3)
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
しかしながら、上述のロック装置の場合、左右対称な形状の連結機構に対してリンク機構を動作させるための操作部から操作力を伝達する位置が左右いずれかに偏っていると、左右均等に操作力を伝達することが困難であり、操作部の操作に対するロック装置の動作の反応性が低下する。そこで、操作部をリンク機構の一の対角の中央部に設定する必要があり、操作部のレイアウトが制限される。
【0006】
本発明は、このような点に鑑みなされたもので、コンパクトな構成で、かつ、レイアウトの自由度を向上できるロック装置及びこれを備えた収納装置を提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0007】
請求項1記載のロック装置は、受け部に対してそれぞれ所定の第一方向に挿脱されることで第一部材に対し第二部材をロック可能であるとともにこのロックを解除可能な対をなす作用部と、一方の前記作用部を前記第一方向に移動させるための操作部と、前記対をなす作用部間を前記第一方向に直線状に連結して一方の前記作用部の移動を他方の前記作用部に伝達する一方の連結手段と、前記対をなす作用部間を連結し、一方の前記作用部の移動に応じて前記第一方向と交差する第二方向に動作することで他方の前記作用部を前記一方の作用部の移動方向と反対方向に連動させて前記対をなす作用部間の距離を調整する他方の連結手段と、を備えるものである。
【0008】
請求項2記載のロック装置は、請求項1記載のロック装置において、一方の連結手段は、対をなす作用部間に第一方向に直線状に介在される弾性体を有するものである。
【0009】
請求項3記載のロック装置は、請求項1記載のロック装置において、操作部は、対をなす作用部間の中央部に対して一方の前記作用部側に偏って配置されているものである。
【0010】
請求項4記載のロック装置は、請求項1記載のロック装置において、作用部の移動をガイドするガイド部を備えるものである。
(【0011】以降は省略されています)

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