TOP
|
特許
|
意匠
|
商標
特許ウォッチ
Twitter
他の特許を見る
公開番号
2025024387
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-02-20
出願番号
2023128455
出願日
2023-08-07
発明の名称
ドアハンドル
出願人
株式会社ユニオン
代理人
個人
,
個人
主分類
E05B
1/06 20060101AFI20250213BHJP(錠;鍵;窓または戸の付属品;金庫)
要約
【課題】ハンドル本体が長尺状である場合にも、重量の増大を抑え、ドアを開け閉めする際の撓みを抑え、操作感を向上させることができるドアハンドルを提供する。
【解決手段】
ドアハンドルは、長尺状のハンドル本体10と、一対の固定部材20とを具備する。ハンドル本体10は、中空筒状の外装部材11、及び長尺状の補強部材12を含み、上下方向に配される。補強部材12は、中空筒状の素材を塑性変形によって加工硬化させたものであり、外装部材11の中空部11aに配設される。一対の固定部材20は、ハンドル本体10の上部及び下部においてハンドル本体10をドア1に固定する。
【選択図】図1
特許請求の範囲
【請求項1】
上下方向に配される長尺状のハンドル本体(10)であって、中空筒状の外装部材(11)、及び筒状の素材を塑性変形によって加工硬化させたものであり、前記外装部材の中空部に配設される長尺状の補強部材(12)を含むハンドル本体(10)と、
前記ハンドル本体(10)の上部及び下部において前記ハンドル本体(10)をドア(1)に固定する一対の固定部材(20)
とを具備する、ドアハンドル。
続きを表示(約 440 文字)
【請求項2】
前記塑性変形は、前記筒状の素材を捻じり変形させるものである、請求項1に記載のドアハンドル。
【請求項3】
前記外装部材(11)は、円筒状であり、前記補強部材(12)の前記素材は、角筒状である、請求項2に記載のドアハンドル。
【請求項4】
前記補強部材(12)は、非変形部(12a)を両端に有するとともに、前記両端の非変形部(12a)の間に捻じり変形された変形部(12b)を有し、前記非変形部(12a)において、前記外装部材(11)と一体的に連結される、請求項3に記載のドアハンドル。
【請求項5】
前記補強部材(12)の前記素材に対する前記捻じり変形は、前記外装部材(11)を握る手と当たる部分の長さ(L1)あたりの捻じり角度(α)が、前記外装部材(11)の周方向の全方向において内周面(11b)に前記補強部材(12)の外周角部(12c)が当接し得る角度を基準に設定される、請求項3又は請求項4に記載のドアハンドル。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、ドアハンドルに関し、特に、建物の開き戸等のドアに取付けられる長尺状のドアハンドルに関する。
続きを表示(約 1,500 文字)
【背景技術】
【0002】
建物の開き戸等のドアに取付けられる長尺状のドアハンドルとして、特許文献1には、建物の開き戸等のドアの上端及び下端でドアに固定されるドアハンドルが記載されている。特許文献1に記載のドアハンドルは、長尺状のハンドル本体と、一対の固定部材とを具備する。ハンドル本体は、ハンドル本体の上端及び下端において一対の固定部材によってドアに固定される。
【0003】
特許文献1に記載されているような長尺状のドアハンドルにおいては、ドアの開閉の際のハンドルの撓み(たわみ)が問題となり得る。人間の手は、微妙な変形、変位を感じ取る優れた感覚を備えており、ドアを開け閉めする際にドアハンドルが変形したり、撓んだりすると、違和感を覚え、ドアハンドルの操作感は低下する。また、ドアハンドルの撓みが目に見える程に大きくなると、ドアを押し開ける際に指がドアと衝突し、怪我をすることも考えられる。また、ドアの開け閉めを繰り返すときドアハンドルが撓むと、ハンドル本体の変形が繰り返されることとなり、ハンドル本体を一対の固定部材と連結しているボルトや、一対の固定部材をドアに取付けているビス等に緩みが生じる原因ともなり得る。
【0004】
以上のような問題点を解消するために、特許文献1に記載のドアハンドルにおいては、一対の固定部材は、それぞれ、ハンドル本体の長手方向に並ぶように配置される2本のボルトによってハンドル本体と連結される。一対の固定部材が、それぞれ、ハンドル本体の長手方向に並ぶように配置される2本のボルトによってハンドル本体と連結されることによって、ドアの開け閉めの際のハンドル本体の撓みを抑えることができる。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0005】
特開2010-196307号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0006】
しかしながら、特許文献1に記載のドアハンドルにおいては、ハンドル本体の材質や、形状、サイズによっては十分にハンドル本体の撓みを抑えられないことがある。特に、ハンドル本体の素材として、重量を抑えるために、中空パイプ状の素材を使用し、管壁の厚みを薄くする場合に撓みは生じやすくなる。
【0007】
本発明は、上記課題に鑑みてなされたものであり、その目的は、ハンドル本体が長尺状である場合にも、重量の増大を抑え、ドアを開け閉めする際の撓みを抑え、操作感を向上させることができるドアハンドルを提供することにある。
【課題を解決するための手段】
【0008】
本願に開示するドアハンドルは、上下方向に配される長尺状のハンドル本体(10)と、一対の固定部材(20)とを具備する。前記ハンドル本体(10)は、中空筒状の外装部材(11)、及び長尺状の補強部材(12)を含む。前記補強部材(12)は、筒状の素材を塑性変形によって加工硬化させたものであり、前記外装部材(11)の中空部(11a)に配設される。前記一対の固定部材(20)は、前記ハンドル本体(10)の上部及び下部において前記ハンドル本体(10)をドア(1)に固定する。
【0009】
本願に開示するドアハンドルにおいて、前記塑性変形は、前記筒状の素材を捻じり変形させるものである。
【0010】
また、本願に開示するドアハンドルにおいて、前記外装部材(11)は、円筒状であり、前記補強部材(20)の前記素材は、角筒状である。
(【0011】以降は省略されています)
この特許をJ-PlatPatで参照する
関連特許
他の特許を見る