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公開番号2025068932
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-04-30
出願番号2023179064
出願日2023-10-17
発明の名称カーテンウォール又はサッシ
出願人YKK AP株式会社
代理人弁理士法人酒井国際特許事務所
主分類E04B 2/96 20060101AFI20250422BHJP(建築物)
要約【課題】機能部材のメンテナンス作業の作業性を向上することができるカーテンウォールを提供する。
【解決手段】カーテンウォール又はサッシは、上枠、下枠、一対の縦枠、及び該一対の縦枠間に亘る中間横材を有し、前記下枠と前記中間横材の間に第1開口部が形成され、前記上枠と前記中間横材の間に第2開口部が形成されたカーテンウォール又はサッシであって、前記第2開口部には、ガラスと、前記ガラスの室内側に配置される機能部材とが設けられ、前記機能部材の下縁部を支持する支持部材を備え、前記支持部材は、前記第1開口部に向かって移動可能であると共に、前記中間横材又は前記縦枠に対して着脱可能に支持されることで、前記機能部材を前記第2開口部から前記第1開口部へと移動可能である。
【選択図】図5
特許請求の範囲【請求項1】
上枠、下枠、一対の縦枠、及び該一対の縦枠間に亘る中間横材を有し、前記下枠と前記中間横材の間に第1開口部が形成され、前記上枠と前記中間横材の間に第2開口部が形成されたカーテンウォール又はサッシであって、
前記第2開口部には、ガラスと、前記ガラスの室内側に配置される機能部材とが設けられ、
前記機能部材の下縁部を支持する支持部材を備え、
前記支持部材は、前記第1開口部に向かって移動可能であると共に、前記中間横材又は前記縦枠に対して着脱可能に支持されることで、前記機能部材を前記第2開口部から前記第1開口部へと移動可能である
ことを特徴とするカーテンウォール又はサッシ。
続きを表示(約 1,400 文字)【請求項2】
請求項1に記載のカーテンウォール又はサッシであって、
前記第2開口部には、前記機能部材よりも室内側に耐火ボードが設けられている
ことを特徴とするカーテンウォール又はサッシ。
【請求項3】
請求項2に記載のカーテンウォール又はサッシであって、
前記中間横材は、
前記ガラスの下縁部を支持する第1横材と、
前記第1横材よりも室内側に配置され、前記耐火ボードの下縁部を支持する第2横材と、
を有し、
前記支持部材は、少なくとも一部が前記第1横材と前記第2横材との間に配置されると共に、前記第1横材及び前記第2横材の少なくとも一方に対して着脱可能に支持されている
ことを特徴とするカーテンウォール又はサッシ。
【請求項4】
請求項3に記載のカーテンウォール又はサッシであって、
前記機能部材の下縁部を保持する下保持枠を有し、前記機能部材の外周縁部を保持する保持枠を備え、
前記支持部材は、前記下保持枠と連結されることで、該下保持枠を介して前記機能部材の下縁部を支持している
ことを特徴とするカーテンウォール又はサッシ。
【請求項5】
請求項3に記載のカーテンウォール又はサッシであって、
前記機能部材を保持する補助部材を備え、
前記機能部材は、前記支持部材に対して前記補助部材と共に一体的に支持されている
ことを特徴とするカーテンウォール又はサッシ。
【請求項6】
請求項3~5のいずれか1項に記載のカーテンウォール又はサッシであって、
前記支持部材と前記第1横材との間を気密する第1気密材と、
前記支持部材と前記第2横材との間を気密する第2気密材と、
を備える
ことを特徴とするカーテンウォール又はサッシ。
【請求項7】
請求項3~5のいずれか1項に記載のカーテンウォール又はサッシであって、
前記支持部材と前記第1横材との間を断熱する第1断熱材と、
前記支持部材と前記第2横材との間を断熱する第2断熱材と、
を備える
ことを特徴とするカーテンウォール又はサッシ。
【請求項8】
請求項3~5のいずれか1項に記載のカーテンウォール又はサッシであって、
前記支持部材は、前記第1横材の下方に延在し、該支持部材と前記第1横材との隙間を覆うカバー部を有する
ことを特徴とするカーテンウォール又はサッシ。
【請求項9】
請求項8に記載のカーテンウォール又はサッシであって、
前記支持部材と前記第1横材の見付け面との間を断熱する第1断熱材と、
前記支持部材と前記第2横材の見付け面との間を断熱する第2断熱材と、
前記カバー部と前記第1横材の下面との間を断熱する第3断熱材と、
を備える
ことを特徴とするカーテンウォール又はサッシ。
【請求項10】
請求項1~5のいずれか1項に記載のカーテンウォール又はサッシであって、
前記支持部材は、一部に補強材が取り付けられている
ことを特徴とするカーテンウォール又はサッシ。
(【請求項11】以降は省略されています)

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、カーテンウォール又はサッシに関する。
続きを表示(約 1,800 文字)【背景技術】
【0002】
建物の外壁を構成するカーテンウォールは、ビジョン部とスパンドレル部とが上下方向に交互に連続して構成される。ビジョン部は床と天井との間の居室空間と対向する窓部である。スパンドレル部は下の階の天井と上の階の床との間に形成され、上下階の境界部分の空間に対向する。
【0003】
特許文献1には、建物の躯体である方立に対して、耐火ボードを有する本体ユニットと、太陽電池パネルを有する発電ユニットとを取り付けたカーテンウォールが開示されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0004】
特開平8-172211号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
特許文献1の発電ユニットは、ガラス板と、ガラス板の室内側に配置される太陽電池パネルとを枠体で一体的に連結した構成である。この構成では、例えば経年劣化した太陽電池パネルの交換等を行うメンテナンス時には、ガラス板を含めた発電ユニット全体を室外側から取り外す必要がある。このメンテナンス作業は、例えば建物の外壁に足場等を設置する必要があり、手間がかかる。またこの構成では、メンテナンス時にカーテンウォールが外壁としての機能を一時的に喪失するため、その対策も必要となる。
【0006】
このように、カーテンウォールにおいて例えば室外側のガラスよりも室内側の空間に太陽電池パネルを設置した場合はメンテナンス性が問題となる。なお、この空間には太陽電池パネルのような発電材以外の機能部材、例えば照明設備、広告宣伝用のボード類、或いはビルの装飾用の各種パネル材等を設置することに対する要望もあり、そのような場合も同様にメンテナンス性が問題となる。また、このような機能部材は、上下に開口部を並べた段窓のようなサッシにおいてもカーテンウォールの場合と同様に設置される場合も想定され、その際もメンテナンス性が問題となる。
【0007】
本発明は、上記従来技術の課題を考慮してなされたものであり、機能部材のメンテナンス作業の作業性を向上することができるカーテンウォール又はサッシを提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0008】
本発明の一態様に係るカーテンウォール又はサッシは、上枠、下枠、一対の縦枠、及び該一対の縦枠間に亘る中間横材を有し、前記下枠と前記中間横材の間に第1開口部が形成され、前記上枠と前記中間横材の間に第2開口部が形成されたカーテンウォール又はサッシであって、前記第2開口部には、ガラスと、前記ガラスの室内側に配置される機能部材とが設けられ、前記機能部材の下縁部を支持する支持部材を備え、前記支持部材は、前記第1開口部に向かって移動可能であると共に、前記中間横材又は前記縦枠に対して着脱可能に支持されることで、前記機能部材を前記第2開口部から前記第1開口部へと移動可能である。
【発明の効果】
【0009】
本発明の上記態様によれば、機能部材のメンテナンス作業の作業性を向上することができる。
【図面の簡単な説明】
【0010】
建物の外壁を形成するカーテンウォールの一部を室外側から見た正面図である。
第1実施形態に係るカーテンウォールの縦断面図である。
図2に示す中間横材及びその周辺部を拡大した縦断面図である。
図2に示すスパンドレル部での横断面図である。
図2に示す機能部材を取り外す動作を示す縦断面図である。
第2実施形態に係るカーテンウォールの縦断面図である。
図6に示す中間横材及びその周辺部を拡大した縦断面図である。
図6に示すスパンドレル部での横断面図である。
図6に示す機能部材を取り外す動作を示す縦断面図である。
第3実施形態に係るカーテンウォールの中間横材及びその周辺部を拡大した縦断面図である。
図10に示す機能部材を取り外す動作を示す縦断面図である。
第4実施形態に係るカーテンウォールの中間横材及びその周辺部を拡大した縦断面図である。
図12に示す機能部材を取り外す動作を示す縦断面図である。
【発明を実施するための形態】
(【0011】以降は省略されています)

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