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公開番号
2025068737
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-04-30
出願番号
2023178705
出願日
2023-10-17
発明の名称
製造方法
出願人
セイコーエプソン株式会社
代理人
個人
,
個人
,
個人
主分類
B29C
33/52 20060101AFI20250422BHJP(プラスチックの加工;可塑状態の物質の加工一般)
要約
【課題】より複雑な内部形状を有する成形品の成形を容易に行うことができる製造方法を提供すること。
【解決手段】予め決められた方法によって崩壊させることが可能な中子を三次元造形法により成形する中子成形工程と、前記中子成形工程によって成形された前記中子を成形材料とともに成形型の内部へ配置し、前記中子と前記成形材料とが内部に配置された後の前記成形型を用いて成形品を成形する成形品成形工程と、前記成形品成形工程により成形された前記成形品に内包されている前記中子を前記予め決められた方法により崩壊させて除去する中子除去工程と、を有する製造方法。
【選択図】図1
特許請求の範囲
【請求項1】
予め決められた方法によって崩壊させることが可能な中子を三次元造形法により成形する中子成形工程と、
前記中子成形工程によって成形された前記中子を成形材料とともに成形型の内部へ配置し、前記中子と前記成形材料とが内部に配置された後の前記成形型を用いて成形品を成形する成形品成形工程と、
前記成形品成形工程により成形された前記成形品に内包されている前記中子を前記予め決められた方法により崩壊させて除去する中子除去工程と、
を有する製造方法。
続きを表示(約 730 文字)
【請求項2】
前記中子成形工程は、水溶性結合材を用いて前記中子を成形する、
請求項1に記載の製造方法。
【請求項3】
前記成形品には、前記成形品の外部と前記中子とを繋ぐ開口が形成されており、
前記予め決められた方法は、水を前記開口から前記成形品の内部へ流入させることであり、
前記中子除去工程は、水を前記開口から前記成形品の内部へ流入させることによって前記中子を崩壊させ、崩壊させた前記中子を前記開口から流出させることによって前記成形品から前記中子を除去する、
請求項2に記載の製造方法。
【請求項4】
前記成形品には、前記成形品の外部と前記中子とを繋ぐ開口が形成されており、
前記予め決められた方法は、外部からの衝撃を前記成形品へ加えることであり、
前記中子除去工程は、外部からの衝撃を前記成形品へ加えることによって前記中子を崩壊させ、崩壊させた前記中子を前記開口から放出させることによって前記成形品から前記中子を除去する、
請求項1に記載の製造方法。
【請求項5】
前記予め決められた方法は、打撃又は超音波により前記衝撃を前記中子に加えることである、
請求項4に記載の製造方法。
【請求項6】
前記成形品成形工程は、前記中子と前記成形材料とが内部に配置された後の前記成形型を用いた射出成形によって前記成形品を成形する、
請求項1に記載の製造方法。
【請求項7】
前記中子成形工程は、バインダージェット方式の前記三次元造形法によって前記中子を成形する、
請求項1に記載の製造方法。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
この開示は、製造方法に関する。
続きを表示(約 1,500 文字)
【背景技術】
【0002】
鋳造用の中子を用いて行う鋳造についての研究、開発が行われている。
【0003】
これに関し、インクジェット方式の三次元造形法により鋳造用の中子を成形する方法が知られている(特許文献1参照)。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0004】
特開2007-131948号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
特許文献1に記載されたような方法では、型割りが困難な形状、アンダーカット形状等の形状を有する成形品の鋳造を行う場合、成形品から中子を除去することが困難なことがあった。
【課題を解決するための手段】
【0006】
上記課題を解決するために本開示の一態様は、予め決められた方法によって崩壊させることが可能な中子を三次元造形法により成形する中子成形工程と、前記中子成形工程によって成形された前記中子を成形材料とともに成形型の内部へ配置し、前記中子と前記成形材料とが内部に配置された後の前記成形型を用いて成形品を成形する成形品成形工程と、前記成形品成形工程により成形された前記成形品に内包されている前記中子を前記予め決められた方法により崩壊させて除去する中子除去工程と、を有する製造方法である。
【図面の簡単な説明】
【0007】
実施形態に係る製造方法の流れの一例を示す図である。
ステップS140の工程のうち成形型を成形する工程において成形された成形型の一例を示す図である。
ステップS140の工程のうち中子を成形する工程において成形された中子の一例を示す図である。
図2に示した金型M1と金型M2との間に形成された空間内に、図3に示した中子C1が配置されている様子の一例を示す図である。
中子C1と成形材料とが内部に配置された後の当該成形型を用いた射出成形によって成形された成形品MDの一例を示す図である。
中子C1が除去された後の成形品MDの一例を示す図である。
ステップS140の工程のうち中子を成形する工程において成形された中子の他の例を示す図である。
図7に示した中子C2を用いた射出成形によって成形された成形品の一例を示す図である。
図8に示した成形品MD2を半分に割った場合の断面図を示す図である。
ステップS140の工程のうち中子を成形する工程において成形された中子の更に他の例を示す図である。
図10に示した中子C3を用いた射出成形によって成形された成形品の一例を示す図である。
【発明を実施するための形態】
【0008】
<実施形態>
以下、本開示の実施形態について、図面を参照して説明する。
【0009】
<製造方法の概要>
まず、実施形態に係る製造方法の概要について説明する。
【0010】
実施形態に係る製造方法は、中子成形工程と、成形品成形工程と、中子除去工程を有する。中子成形工程は、予め決められた方法によって崩壊させることが可能な中子を三次元造形法により成形する工程である。成形品成形工程は、中子成形工程によって成形された中子を成形材料とともに成形型の内部へ配置し、中子と成形材料とが内部に配置された後の成形型を用いて成形品を成形する工程である。中子除去工程は、成形品成形工程により成形された成形品に内包されている中子を当該予め決められた方法により崩壊させて除去する工程である。
(【0011】以降は省略されています)
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