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公開番号2024130683
公報種別公開特許公報(A)
公開日2024-09-30
出願番号2023040544
出願日2023-03-15
発明の名称成形型清掃用のブラシ
出願人TOWA株式会社
代理人
主分類B29C 33/72 20060101AFI20240920BHJP(プラスチックの加工;可塑状態の物質の加工一般)
要約【課題】成形型が有する上型及び下型間の距離が短い場合であっても、清掃者が上型及び下型の表面を容易に確認することができる成形型清掃用のブラシを提供することにある。
【解決手段】ブラシ1は、上型及び下型を有する成形型を掃除するために用いられる。ブラシ1はブラシ台10、鏡12及び発光部13を備える。ブラシ台10の一面に複数の毛材の一端が連結される。鏡12は、ブラシ台10の表面に配置される。発光部13は、ブラシ台10の表面から光を発する。
【選択図】図2
特許請求の範囲【請求項1】
上型及び下型を有する成形型を清掃するためのブラシであって、
一面に複数の毛材の一端が連結されるブラシ台と、
前記ブラシ台の表面に配置される鏡と、
前記ブラシ台の表面から光を発する発光部と
を備える成形型清掃用のブラシ。
続きを表示(約 950 文字)【請求項2】
前記ブラシ台は、
一面に前記複数の毛材の一端が連結されるブラシ板と、
前記ブラシ板の他面上に配置され、前記発光部が収容される収容箱と
を有し、
前記鏡は前記収容箱の表面に配置され、
前記収容箱は、前記ブラシ板に取り外し可能に取り付けられている
請求項1に記載の成形型清掃用のブラシ。
【請求項3】
前記ブラシ板にて、互いに対向する2つの端面それぞれに凹部が設けられている
請求項2に記載の成形型清掃用のブラシ。
【請求項4】
前記ブラシ台の表面に配置された複数の操作部を備え、
前記発光部が発光している状態で前記複数の操作部のいずれかが操作された場合、前記発光部は発光を停止し、
前記発光部が発光を停止している状態で前記複数の操作部のいずれかが操作された場合、前記発光部は発光する
請求項1から請求項3のいずれか1項に記載の成形型清掃用のブラシ。
【請求項5】
前記ブラシ台は、互いに対向する2つの対向面を有し、
前記2つの対向面それぞれに前記操作部が配置されている
請求項4に記載の成形型清掃用のブラシ。
【請求項6】
前記ブラシ台は、
前記鏡が配置される鏡配置面と、
前記鏡配置面に隣り合っており、前記発光部の光を発する発光面と
を有し、
前記鏡配置面と前記発光面とがなす角度は鋭角である
請求項1から請求項5のいずれか1項に記載の成形型清掃用のブラシ。
【請求項7】
前記鏡配置面及び前記発光面は矩形状をなし、
前記鏡配置面の一辺は前記発光面の一辺に連続している
請求項6に記載の成形型清掃用のブラシ。
【請求項8】
前記ブラシ台は、
前記ブラシ台本体と、
矩形状をなし、一辺の部分を軸として、軸周りに回転可能に前記ブラシ台本体に取り付けられている回転板と
を有し、
前記回転板の一面に前記鏡が配置されている
請求項1から請求項5のいずれか1項に記載の成形型清掃用のブラシ。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は成形型清掃用のブラシに関する。
続きを表示(約 1,700 文字)【背景技術】
【0002】
特許文献1には、金型を清掃するためのブラシが開示されている。このブラシでは、ブラシ本体にブラシ毛が植毛されている。金型では、上側に上金型が配置され、下側に下金型が配置されている。上金型の下側の表面と、下金型の上側の表面とをブラシで清掃する。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2000-12579号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
金型の清掃者は、上金型又は下金型の表面における汚れの位置を確認する。次に、清掃者は、上金型又は下金型の表面を清掃する。清掃者は、清掃を行った後、表面を見て、汚れが落ちているか否かを確認する。清掃者は、型開きが行われている状態で上金型又は下金型の表面を確認する。型開きが行われた場合において、上金型及び下金型間の距離が短いとき、清掃者は、上金型又は下金型の表面を直接に確認することができない。特許文献1には、上金型及び下金型間の距離が短い場合に清掃者が上金型又は下金型の表面を確認する方法は開示されていない。
【0005】
そこで、本発明は、成形型が有する上型及び下型間の距離が短い場合であっても、清掃者が上型又は下型の表面を容易に確認することができる成形型清掃用のブラシを提供することにある。
【課題を解決するための手段】
【0006】
本発明の一態様に係る成形型清掃用のブラシは、上型及び下型を有する成形型を清掃するためのブラシであって、一面に複数の毛材の一端が連結されるブラシ台と、前記ブラシ台の表面に配置される鏡と、前記ブラシ台の表面から光を発する発光部とを備える。
【発明の効果】
【0007】
上記の態様によれば、成形型が有する上型及び下型間の距離が短い場合であっても、清掃者は上型及び下型の表面を容易に確認することができる。
【図面の簡単な説明】
【0008】
実施の形態1における成形型清掃用のブラシの正面図である。
ブラシの平面図である。
ブラシの底面図である。
収容箱をブラシ板から分離した状態の説明図である。
ブラシ板の平面図である。
ブラシの部分断面図である。
ブラシの側面図である。
発光回路の回路図である。
成形型を用いた樹脂成形の説明図である。
成形型を用いた樹脂成形の他の説明図である。
図9のA-A線における成形型の断面図である。
実施の形態2における成形型清掃用のブラシの平面図である。
図12のB-B線におけるブラシの部分断面図である。
実施の形態3における成形型清掃用のブラシの平面図である。
ブラシの側面図である。
回転板の説明図である。
実施の形態4における発光回路の回路図である。
【発明を実施するための形態】
【0009】
以下に、本発明に係る成形型清掃用のブラシの実施の形態について、図面に基づいて説明する。ただし、本発明は、以下の実施の形態に限定されることなく、その要旨を逸脱しない範囲内で種々の変形が可能である。
【0010】
(実施の形態1)
図1は、実施の形態1における成形型清掃用のブラシ1の正面図である。図2はブラシ1の平面図である。図3はブラシ1の底面図である。図1~図3に示すように、ブラシ1は、直方体状をなすブラシ台10を備える。ブラシ台10は一方向に延びている。ここで、一方向は、図1~図3の左右方向である。図3に示すように、ブラシ台10は、複数の毛材11の一端が連結される毛材配置面10aを有する。図1において、毛材配置面10aは、ブラシ台10の下側の一面である。複数の毛材11は束ねられている。これにより、毛材束11aが形成されている。図3に示すように、毛材配置面10aにおいて、複数の毛材束11aが格子状に配置されている。
(【0011】以降は省略されています)

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