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公開番号
2024170010
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2024-12-06
出願番号
2023086916
出願日
2023-05-26
発明の名称
画像形成システム
出願人
株式会社リコー
代理人
個人
主分類
B29C
63/02 20060101AFI20241129BHJP(プラスチックの加工;可塑状態の物質の加工一般)
要約
【課題】画像形成装置と、ラミネート処理装置と、後処理装置とを備える画像形成システムにであって、ラミネート処理装置の生産性と省エネ性を両立できる画像形成システムを提供する。
【解決手段】画像形成装置と、シート状媒体を挟持する2枚重ねシートを搬送しながら、加熱及び加圧を行うラミネート処理装置と、後処理装置とを備える画像形成システムに関する。
画像形成システムは、後処理装置のタスク時間を算出するタスク時間算出手段と、ラミネート処理装置の加熱手段の温度を制御する温度制御手段と、を有し、後処理装置でのタスク処理中にラミネート処理装置の加熱手段の昇温を実施する生産性優先モードと、後処理装置でのタスク処理中にラミネート処理装置の加熱手段の昇温を実施しない省エネ優先モードと、を選択できることを特徴とする。
【選択図】図9
特許請求の範囲
【請求項1】
画像形成装置と、シート状媒体を挟持する2枚重ねシートを搬送しながら、加熱及び加圧を行うラミネート処理装置と、後処理装置とを備える画像形成システムであって、
前記後処理装置のタスク時間を算出するタスク時間算出手段と、
前記ラミネート処理装置の加熱手段の温度を制御する温度制御手段と、を有し、
前記後処理装置でのタスク処理中に前記ラミネート処理装置の前記加熱手段の昇温を実施する生産性優先モードと、前記後処理装置での前記タスク処理中に前記ラミネート処理装置の前記加熱手段の昇温を実施しない省エネ優先モードと、を選択できることを特徴とする、画像形成システム。
続きを表示(約 680 文字)
【請求項2】
前記生産性優先モードにおいて、
前記後処理装置のタスク時間が所定の判定時間よりも長い場合、前記ラミネート処理装置の前記加熱手段の昇温を実施し、
前記後処理装置のタスク時間が前記判定時間以下の場合、前記ラミネート処理装置の前記加熱手段の温度を維持することを特徴とする、請求項1に記載の画像形成システム。
【請求項3】
前記判定時間は、任意に設定できることを特徴とする、請求項2に記載の画像形成システム。
【請求項4】
前記後処理装置のタスク時間が、前記判定時間以下であり、かつ、前記ラミネート処理装置の前記加熱手段の温度が、設定温度未満である場合、前記加熱手段の昇温を実施し、
前記後処理装置のタスク時間が、前記判定時間以下であり、かつ、前記ラミネート処理装置の前記加熱手段の温度が、前記設定温度以上である場合、前記加熱手段の温度を維持することを特徴とする、請求項2に記載の画像形成システム。
【請求項5】
前記加熱手段の温度を維持する時間に上限を設定でき、当該上限に達した時点で前記温度の維持を止めることを特徴とする、請求項2に記載の画像形成システム。
【請求項6】
前記生産性優先モードにおいて、
前記ラミネート処理装置の前記加熱手段の昇温開始時間は、前記後処理装置のタスク時間から前記ラミネート処理装置の前記加熱手段の昇温に掛かる時間を差し引くことで算出することを特徴とする、請求項1乃至5のいずれか一項に記載の画像形成システム。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、画像形成システムに関する。
続きを表示(約 1,900 文字)
【背景技術】
【0002】
プリンター、複写機などの画像形成装置は、定着ローラにより記録媒体上のトナー像を加熱及び加圧して定着させる定着装置を備える。このような定着装置に、一部が接合された2枚重ねシート(例えば、ラミネートフィルム)を通過させ、その2枚重ねシートを接着する処理(ラミネート処理)を可能とするラミネート処理モードを設けた画像形成装置が提案されている。
【0003】
また、くるみ製本を行う後処理装置において、後処理準備としてくるみ製本の接着剤を事前に加熱すること、及び準備動作として、電源ON、ジョブ受付、省エネ復帰時に接着剤の温度を一定温度まで加熱することも、従来から提案されている。
【0004】
例えば特許文献1には、後処理装置を使用する際の準備時間を短縮する目的で、先行ジョブの印刷処理完了時間に合わせて、加熱が開始される構成が開示されている。また、特許文献2には、後処理装置の準備動作を途中で中断させない目的で、正常動作開始のための準備動作が行われている場合は、システムの省電力制御を行わない構成が開示されている。
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
近年、ラミネート処理も可能な画像形成装置と、後処理装置とを組みわせた画像形成システムが提案されている。しかし、そのような画像形成システムにおいて、それら装置を統合したシステム全体としての動作は最適化されていないのが現状である。
【0006】
具体的に、後処理装置のタスク処理中にラミネート処理装置のヒータ(加熱手段)をどのように制御するかについての提案(及び実装)はされていない。したがって、ラミネート処理装置の加熱手段の最適な制御ができていないという問題があった。
【0007】
そこで本発明は、画像形成装置と、ラミネート処理装置と、後処理装置とを備える画像形成システムであって、ラミネート処理装置の生産性と省エネ性を両立できる画像形成システムの提供を目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0008】
上記課題は、画像形成装置と、シート状媒体を挟持する2枚重ねシートを搬送しながら、加熱及び加圧を行うラミネート処理装置と、後処理装置とを備える画像形成システムであって、前記後処理装置のタスク時間を算出するタスク時間算出手段と、前記ラミネート処理装置の加熱手段の温度を制御する温度制御手段と、を有し、前記後処理装置でのタスク処理中に前記ラミネート処理装置の前記加熱手段の昇温を実施する生産性優先モードと、前記後処理装置での前記タスク処理中に前記ラミネート処理装置の前記加熱手段の昇温を実施しない省エネ優先モードと、を選択できることを特徴とする、画像形成システムによって解決される。
【発明の効果】
【0009】
本発明の画像形成システムは、後処理装置でのタスク処理中にラミネート処理装置の加熱手段の昇温を実施する生産性優先モードと、後処理装置でのタスク処理中にラミネート処理装置の加熱手段の昇温を実施しない省エネ優先モードと、を選択できる。したがって、ラミネート処理装置の生産性と省エネ性を両立できる。
【図面の簡単な説明】
【0010】
本発明の一実施形態に係る画像形成システムの全体構成図である。
図1の画像形成システムが備えるラミネート処理装置の全体構成図である。
熱加圧ローラ対から排紙トレイまでを示す部分拡大図(その1)である。
熱加圧ローラ対から排紙トレイまでを示す部分拡大図(その2)である。
画像形成システムの動作を制御する制御ブロックのハードウェア構成図である。
ラミネート処理装置の排紙動作の実施形態を示すフローチャート(その1)である。
ラミネート処理装置の排紙動作の実施形態を示すフローチャート(その2)である。
熱加圧ローラ対を有する定着部の概略図である。
後処理装置でのタスク処理中におけるラミネート処理装置の加熱手段の温度制御を示すフローチャートである。
後処理装置のタスク時間を表示した操作パネルの一例である。
動作モードの選択画面を表示した操作パネルの一例である。
判定時間の設定画面を表示した操作パネルの一例である。
上限時間の設定画面を表示した操作パネルの一例である。
【発明を実施するための形態】
(【0011】以降は省略されています)
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