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公開番号
2025067582
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-04-24
出願番号
2023177679
出願日
2023-10-13
発明の名称
建物
出願人
ミサワホーム株式会社
,
プライムライフテクノロジーズ株式会社
,
トヨタ自動車株式会社
代理人
個人
主分類
E04H
1/02 20060101AFI20250417BHJP(建築物)
要約
【課題】本発明の目的は、段差解消機の設置場所に困らないようにすることと、人が乗った車椅子を段差解消機により安定して昇降できるようにすることである。
【解決手段】建物1が、出入口4が設けられた外壁2と、外壁2の外側に設置されるテラス6を備える。テラス6が、外壁2から屋外に広がった床20と、出入口4に臨む位置において床20から地面まで窪み、外壁2の反対の方に開放される凹所30と、凹所30の側方において床20まで立ち塞がる立ち上がり部40と、を有する。
【選択図】図1
特許請求の範囲
【請求項1】
出入口が設けられた外壁を備える建物であって、
前記外壁の外側に設置されるテラスを備え、
前記テラスが、
前記外壁から屋外に広がった床と、
前記出入口に臨む位置において前記床から地面まで窪み、前記外壁の反対の方に開放される凹所と、
前記凹所の側方において前記床まで立ち塞がる立ち上がり部と、
を有することを特徴とする建物。
続きを表示(約 990 文字)
【請求項2】
請求項1に記載の建物であって、
前記テラスが、
前記凹所の内側の地面に凹状に設けられるピットと、
前記ピットの底に形成された水勾配と、
前記水勾配の先において前記ピットの底に形成された排水孔と、
を有する
ことを特徴とする建物。
【請求項3】
請求項2に記載の建物であって、
前記テラスが、
前記地面を表面に有するとともにコンクリートからなるコンクリート土台
を有し、
前記ピットの内周面及び前記底が前記コンクリート土台の表面によって形成される
ことを特徴とする建物。
【請求項4】
請求項2又は3に記載の建物であって、
前記テラスが、
前記ピットの底に据え置かれて、前記ピットに固定される段差解消機
を有する
ことを特徴とする建物。
【請求項5】
請求項4に記載の建物であって、
前記段差解消機が前記ピットから取り外し可能である
ことを特徴とする建物。
【請求項6】
請求項4に記載の建物であって、
前記テラスが、
前記段差解消機の下部に設けられ、前記ピットの内周面に突っ張って、前記段差解消機を前記ピットに着脱可能に固定する複数の突っ張り
を有する
ことを特徴とする建物。
【請求項7】
請求項6に記載の建物であって、
前記ピットが、
前記ピットの内周面に凹状に形成され、前記突っ張りの先が嵌まる窪み
を有する
ことを特徴とする建物。
【請求項8】
請求項1に記載の建物であって、
前記床が床板からなり、
前記立ち上がり部がサイドプレートからなり、
前記テラスが、
前記凹所に沿って前記床板の下面に設けられ、上部係合溝を下面に有する上部見切りと、
前記凹所に沿って前記地面に設けられ、下部係合溝を上面に有する下部見切りと、
を有し、
前記サイドプレートの上端がその上にクリアランスを成すように前記上部係合溝に嵌め込まれ、前記サイドプレートの下端が前記下部係合溝に嵌め込まれる
ことを特徴とする建物。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、建物に関する。
続きを表示(約 1,500 文字)
【背景技術】
【0002】
特許文献1は、住宅の縁側の外側の地面にある移動式リフターによって車椅子を縁側の高さまで上げる技術を開示する。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2009-112744号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
特許文献1に記載の技術では、移動式リフターを使用しないときの移動式リフターの置き場所に困る。防護柵等が移動式リフターの上に設けられていないため、人が車椅子に乗ったままで車椅子を移動式リフターによって昇降させたのでは、車椅子が不安定な場合がある。
【0005】
本発明は上記事情に鑑みてなされたものであり、本発明の目的は、リフターなどのような段差解消機の設置場所に困らないようにすることと、人が乗った車椅子を段差解消機により安定して昇降できるようにすることである。
【課題を解決するための手段】
【0006】
以下の括弧書きで示された参照符号は図1~図6において参照される。
【0007】
以上の課題を解決するべく、請求項1に係る発明によれば、出入口(4)が設けられた外壁(2)を備える建物(1)であって、前記外壁(2)の外側に設置されるテラス(6)を備え、前記テラス(6)が、前記外壁(2)から屋外に広がった床(20)と、前記出入口(4)に臨む位置において前記床(20)から地面まで窪み、前記外壁(2)の反対の方に開放される凹所(30)と、前記凹所(30)の側方において前記床(20)まで立ち塞がる立ち上がり部(40)と、を有することを特徴とする建物(1)が提供される。
【0008】
以上のような請求項1に係る発明によれば、床(20)が外壁(2)から屋外に広がっており、凹所(30)が出入口(4)に臨む位置において床(20)から地面まで凹むため、その凹所(30)を段差解消機(70)の置き場所として利用することができる。凹所(30)にある段差解消機(70)はテラス(6)に利用することができる。
凹所(30)が外壁(2)の反対の方に開放されるため、人が地面上の車椅子に乗ったまま凹所(30)に進入したり、凹所(30)から退出したりすることができる。
立ち上がり部(40)が凹所(30)の側方において床(20)まで立ち塞がるため、その立ち上がり部(40)が柵及び手摺りとして機能する。人が地面上の車椅子に乗ったまま凹所(30)に進入すると、その人が手を立ち上がり部(40)に添えることができる。
【0009】
請求項2に係る発明によれば、請求項1に記載の建物(1)であって、前記テラス(6)が、前記凹所(30)の内側の地面に凹状に設けられるピット(13)と、前記ピット(13)の底に形成された水勾配(16)と、前記水勾配(16)の先において前記ピット(13)の底に形成された排水孔(18)と、を有することを特徴とする建物(1)が提供される。
【0010】
以上のような請求項2に係る発明によれば、ピット(13)が凹所(30)の内側の地面に凹状に設けられているため、そのピット(13)を段差解消機(70)の置き場所として利用することができる。その段差解消機(70)が下降したら、段差解消機(70)の頂面を地面と面一にすることができるため、人が車椅子に乗ったまま段差解消機(70)の上面と地面の間を簡単に行き来することができる。
水勾配(16)及び排水孔(18)がピット(13)の底に形成されているため、雨水がピット(13)に溜まらない。
(【0011】以降は省略されています)
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