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公開番号
2025067486
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-04-24
出願番号
2023177509
出願日
2023-10-13
発明の名称
屋根構造体及び屋根構造体の施工方法
出願人
株式会社LIXIL
代理人
個人
,
個人
,
個人
,
個人
主分類
E04B
1/00 20060101AFI20250417BHJP(建築物)
要約
【課題】施工性を向上できる屋根構造体及び屋根構造体の施工方法を提供すること。
【解決手段】屋根構造体1は、柱材2と、柱材2に接続される梁3と、複数の長尺材41が連設された屋根体4と、複数の長尺材41のうち最も柱材2側の柱材側長尺材44を柱材2に取り付けるための柱材側長尺材取付部材5と、を備え、柱材側長尺材取付部材5は、柱材2に固定される柱材側固定部51と、柱材側長尺材44に固定される長尺材側固定部52と、を有し、柱材側固定部51及び柱材2は、屋根体4よりも下方の位置において、締結部材51aにより固定される。
【選択図】図8
特許請求の範囲
【請求項1】
柱材と、
前記柱材に接続される梁と、
複数の長尺材が連設された屋根体と、
前記複数の長尺材のうち最も前記柱材側の柱材側長尺材を前記柱材に取り付けるための柱材側長尺材取付部材と、を備え、
前記柱材側長尺材取付部材は、前記柱材に固定される柱材側固定部と、前記柱材側長尺材に固定される長尺材側固定部と、を有し、
前記柱材側固定部及び前記柱材は、前記屋根体よりも下方の位置において、締結部材により固定される、屋根構造体。
続きを表示(約 790 文字)
【請求項2】
前記柱材及び前記梁の内部に配置されるL字状の連結部材を備え、
前記柱材側固定部、前記柱材及び前記連結部材の縦部分は、前記締結部材により共締めされて固定される、請求項1に記載の屋根構造体。
【請求項3】
前記柱材側長尺材取付部材は、前記柱材に沿って上下方向に延びる前記柱材側固定部と、前記柱材側固定部の上端から前記屋根体側に延びる前記長尺材側固定部と、を有するL字状に形成される、請求項1又は2に記載の屋根構造体。
【請求項4】
前記柱材側長尺材は、前記柱材側とは反対側に配置される長尺材に嵌合固定される、請求項1又は2に記載の屋根構造体。
【請求項5】
前記屋根体は、前記梁が延びる方向に前記複数の長尺材が連設されて構成される、請求項1又は2に記載の屋根構造体。
【請求項6】
柱材と、前記柱材に接続される梁と、前記梁の下方に配置され前記梁が延びる方向に複数の長尺材が連設された屋根体と、を備える屋根構造体の施工方法であって、
前記複数の長尺材のうち最も前記柱材側の柱材側長尺材には、柱材側長尺材取付部材が固定されて配置され、
前記柱材側長尺材取付部材が固定された前記柱材側長尺材を、前記屋根体を構成する前記複数の長尺材の最も前記柱材側の位置に設置する柱材側長尺材設置工程と、
前記柱材側長尺材設置工程の後に、前記屋根体よりも下方の位置において、前記柱材側長尺材取付部材の柱材側固定部及び前記柱材を締結部材により共締めして固定する柱材側固定工程と、を含む、屋根構造体の施工方法。
【請求項7】
前記屋根体を構成する前記複数の長尺材を、前記梁の先端側から基端側に向けて順に前記梁に設置する長尺材設置工程を含む、請求項6に記載の屋根構造体の施工方法。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本開示は、屋根構造体及び屋根構造体の施工方法に関する。
続きを表示(約 2,000 文字)
【背景技術】
【0002】
従来、柱材と、柱材に接続される梁と、梁に接続される屋根体と、を備える屋根構造体が知られている(例えば、特許文献1参照)。特許文献1に記載の屋根構造体においては、屋根体における最も柱材側に配置される柱材側部材を、屋根体の上側からネジにより固定していた。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2020-84737号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
例えば、屋根構造体を2階のバルコニーに後付けで設置する場合に、屋根体における最も柱材側に配置される柱材側部材を、上側からネジにより固定する施工を行う際に、バルコニーの外側に体を乗り出すことになり、ネジを上側から固定することが難しかった。また、例えば、屋根構造体を1階に設置する場合でも、バルコニーや軒の下にテラスなどの屋根構造体を設置する場合には、ネジを上側から固定することが難しかった。そのため、屋根構造体の施工性を向上させることが望まれる。
【0005】
本開示は、施工性を向上できる屋根構造体及び屋根構造体の施工方法を提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0006】
本開示は、柱材と、前記柱材に接続される梁と、複数の長尺材が連設された屋根体と、前記複数の長尺材のうち最も前記柱材側の柱材側長尺材を前記柱材に取り付けるための柱材側長尺材取付部材と、を備え、前記柱材側長尺材取付部材は、前記柱材に固定される柱材側固定部と、前記柱材側長尺材に固定される長尺材側固定部と、を有し、前記柱材側固定部及び前記柱材は、前記屋根体よりも下方の位置において、締結部材により固定される、屋根構造体に関する。
【図面の簡単な説明】
【0007】
一実施形態に係るテラスを正面側の斜め上方側から見た斜視図である。
一実施形態に係るテラスを側面側の斜め上方側から見た斜視図である。
一実施形態に係るテラスの平面図である。
図1におけるA-A線断面図である。
屋根体を構成する先端側形材を建物躯体に接続する接続構造を示す断面図である。
屋根体を構成する先端側形材を建物躯体に接続する接続構造を示す斜視図である。
屋根体を構成する中間形材を梁に接続する接続構造を示す断面図である。
屋根体を構成する樋構成形材を支柱及び中間形材に接続する接続構造を示す断面図である。
屋根体を構成する樋構成形材を支柱に取り付けるための基端側形材取付金具が配置される位置を示す斜視図である。
屋根体を構成する樋構成形材を支柱に取り付けるための基端側形材取付金具を示す斜視図である。
裏板部材を用いて、ネジ部材により、樋構成形材の基端側上部内方延出片に、基端側形材取付金具及び誘導部材が固定される構成を示す斜視図である。
形材固定金具を用いて、屋根体を構成する樋構成形材を中間形材に固定する状態を示す斜視図である。
図11におけるB-B線断面図である。
屋根体を構成する先端側形材を建物躯体に取り付けた後に梁に固定する状態を示す断面図である。
屋根体を構成する中間形材を、梁に取り付ける状態を示す断面図である。
屋根体を構成する樋構成形材を、支柱及び梁に取り付ける状態を示す断面図である。
【発明を実施するための形態】
【0008】
以下、本開示の屋根構造体の一実施形態について、図面を参照しながら説明する。本実施形態においては、屋根構造体をテラス1に適用した例について説明する。なお、本実施形態においては、屋根構造体をテラス1に適用した例について説明するが、これに限定されない。例えば、屋根構造体を、テラス以外の構造物、例えば、カーポート、駐輪場、シェルター、休憩所、バス停などの構造物に適用してもよい。
【0009】
なお、本実施形態の説明においては、テラス1の屋根体4を構成する複数の長尺形材41(長尺材)が延びる方向を左右方向(長尺形材41の長手方向)ともいう。また、梁3が延びる方向を前後方向ともいい、梁3が延びる方向において、支柱2側を、テラス1の基端側ともいい、支柱2と反対側を、テラス1の先端側ともいう。
【0010】
本実施形態のテラス1は、図1~図3に示すように、屋根体4を前後方向の基端側(図1における左手前側及び図2における左側)において一対の支柱2で支持する、いわゆる、片持ち構造のテラスである。また、本実施形態のテラス1は、支柱2に接続された梁3の下部(下方)に、屋根体4が吊られて接続される吊構造で構成される。
(【0011】以降は省略されています)
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