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公開番号
2025066986
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-04-24
出願番号
2023176599
出願日
2023-10-12
発明の名称
固定構造
出願人
株式会社LIXIL
代理人
個人
,
個人
,
個人
,
個人
主分類
E04F
13/08 20060101AFI20250417BHJP(建築物)
要約
【課題】セラミック製の内装材で構成される内装壁面に被固定部材を取付けする際に、内装材の破損を抑制できる固定構造を提供すること。
【解決手段】固定構造1は、セラミック製の内装材21で構成される内装壁面2に用いられる固定構造であって、内装壁面2に固定される被固定部材3と、内装材21に形成された貫通孔P2に挿通される筒状のスペーサ4と、スペーサ4の内側に挿通されて、被固定部材3を内装壁面2に固定する固定金具SCと、を備える。
【選択図】図2
特許請求の範囲
【請求項1】
セラミック製の内装材で構成される内装壁面に用いられる固定構造であって、
前記内装壁面に固定される被固定部材と、
前記内装材に形成された貫通孔に挿通される筒状のスペーサと、
前記スペーサの内側に挿通されて、前記被固定部材を前記内装壁面に固定する固定金具と、を備える、固定構造。
続きを表示(約 620 文字)
【請求項2】
前記内装材は、多孔質の調湿材である、請求項1に記載の固定構造。
【請求項3】
前記内装材は、下地材に固定される、請求項1又は2に記載の固定構造。
【請求項4】
前記被固定部材は、収納体である、請求項1又は2に記載の固定構造。
【請求項5】
前記収納体は、フレーム収納体である、請求項4に記載の固定構造。
【請求項6】
前記スペーサは、樹脂製である、請求項1又は2に記載の固定構造。
【請求項7】
前記固定金具は、タッピングねじである、請求項1又は2に記載の固定構造。
【請求項8】
前記スペーサは、先端側ほど先細りするテーパ部を有する、請求項1又は2に記載の固定構造。
【請求項9】
前記スペーサの軸方向長さは、前記内装材の厚さ寸法よりも長い、請求項1又は2に記載の固定構造。
【請求項10】
請求項1又は2に記載の固定構造の施工方法であって、
前記内装材に、前記スペーサを挿通するための前記貫通孔を形成する貫通孔形成工程と、
前記貫通孔に、前記スペーサを挿通するスペーサ挿通工程と、
前記スペーサの内側に前記固定金具を挿通しつつ、前記固定金具で前記被固定部材を、前記内装壁面に固定する被固定部材固定工程と、を含む固定構造の施工方法。
(【請求項11】以降は省略されています)
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本開示は、固定構造に関する。
続きを表示(約 1,700 文字)
【背景技術】
【0002】
従来、吸放湿特性を有した調湿建材が広く普及し、建物の内装壁面に用いられている。更に、汚れが付きにくくなるように調湿建材の表面に薄く釉掛けを施しても、施釉なしの調湿建材と同程度の優れた吸放湿特性を奏する、施釉調湿建材ユニットも採用されている(特許文献1参照)。これらの調湿建材は、メンテナンスが容易で見栄えもよいため、リビング、ダイニング及びオープンキッチンが連結した大規模なLDK空間の壁面等、主要な住空間に用いられる機会も多い。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2008-248499号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
ところで、LDK空間の壁面には、キッチン収納のために大型の収納棚が設置されることが多い。近年は住空間の意匠性が向上しており、単なる置き家具ではなく、キッチンユニットと調和するようにカスタマイズされた収納棚が用いられることが増えている。これらの収納棚は、使い勝手及び防災対策のために、収納棚のフレームが、調湿建材の設けられた内装壁面に、複数箇所のねじを介して確実に固定されることが推奨されている。しかし、調湿建材を含むセラミック製の内装材は、表面が硬質である反面、衝撃に対して脆弱であり、収納棚等の被固定部材を固定金具で取付ける際に、衝撃で簡単にひび割れて破損してしまうという課題があった。
【0005】
本開示は、セラミック製の内装材で構成される内装壁面に被固定部材を取付けする際に、内装材の破損を抑制できる固定構造を提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0006】
本開示は、セラミック製の内装材で構成される内装壁面に用いられる固定構造であって、内装壁面に固定される被固定部材と、内装壁面に形成された貫通孔に挿通される筒状のスペーサと、スペーサの内側に挿通されて、被固定部材を内装壁面に固定する固定金具と、を備える、固定構造に関する。
【図面の簡単な説明】
【0007】
室内から見た第1実施形態の固定構造の斜視図である。
第1実施形態の固定構造の断面図である。
第1実施形態のスペーサの斜視図である。
第1実施形態の下穴加工の様子を表した断面斜視図である。
第1実施形態のスペーサ挿入の様子を表した断面斜視図である。
第1実施形態のスペーサ設置の様子を表した断面斜視図である。
第1実施形態の壁固定用ねじの挿入の様子を表した断面斜視図である。
第1実施形態の固定構造の断面斜視図である。
室内から見た第2実施形態の固定構造の斜視図である。
第2実施形態のスペーサ設置の様子を表した断面斜視図である。
第2実施形態の固定構造の断面図である。
第3実施形態のスペーサの斜視図である。
【発明を実施するための形態】
【0008】
[第1実施形態]
以下、本開示の第1実施形態について、図面を参照しながら詳細に説明する。
【0009】
図1に示すように本実施形態の固定構造1は、セラミック製の内装材で構成される内装壁面2に設けられる。なお、図1において、フレーム収納棚3に後から取付けられる収納ユニット32は、二点鎖線で表される。建物はマンション等のビル又は一戸建て等、どのような構造の建物でもよく、その用途もオフィス空間又は店舗等、どのような用途であってもよい。
【0010】
本明細書において、「見付け方向」とは、フレーム収納棚3が固定される建物室内の壁における壁面の面方向を意味し、「見込み方向」とは、上記壁の厚さ方向(即ち、奥行き方向)を意味する。図1においてフレーム収納棚3が固定される室内側を室内側X1とする。すべての断面図及び断面斜視図は、壁固定用のねじSCの中央を縦方向に切断した断面図である。
(【0011】以降は省略されています)
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