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公開番号
2025065520
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-04-17
出願番号
2025022060,2024003715
出願日
2025-02-14,2020-03-24
発明の名称
印刷用液体容器
出願人
ブラザー工業株式会社
代理人
個人
,
個人
主分類
B41J
2/175 20060101AFI20250410BHJP(印刷;線画機;タイプライター;スタンプ)
要約
【課題】タンクなどに接続するだけで気液置換が円滑に継続され、且つ単純な構造の印刷用液体容器を提供する。
【解決手段】ボトル130は、貯留室154の開口を区画する第3側壁153を有するボトル本体131と、第3側壁153から突出するボトルキャップ132と、を備える。ボトルキャップ132は、第3側壁153の内面と液密に当接する周面173Aと、周面173Aよりも底壁150に近い位置にある基面180と、第1流路181及び第2流路182と、を有する。第1流路181は、基面180に位置する開口183を通じて貯留室154と連通し、開口184を通じて外部と連通している。第2流路182は、基面180に位置する開口185を通じて貯留室154と連通し、開口186を通じて外部と連通している。ノズル161の先端部が鉛直下方に向いた姿勢のとき、開口183,185が同じ高さにあり、且つ、開口184,186が同じ高さにある。
【選択図】図6
特許請求の範囲
【請求項1】
印刷用液体を貯留する貯留室の開口を区画する口部を有する本体と、
上記口部から突出するノズルと、を備えており、
上記ノズルは、上記口部の内面と液密に当接する側周面と、当該側周面よりも上記本体の底面に近い位置にある基面と、第1流路及び第2流路と、を有しており、
上記第1流路は、上記基面に位置する第1開口を通じて上記貯留室と連通し、上記ノズルの先端部に位置する第2開口を通じて外部と連通しており、
上記第2流路は、上記基面に位置する第3開口を通じて上記貯留室と連通し、上記ノズルの先端部に位置する第4開口を通じて外部と連通しており、
上記ノズルの先端部が鉛直下方に向いた姿勢のとき、上記第1開口と上記第3開口とが同じ高さにあり、且つ、上記第2開口と上記第4開口とが同じ高さにある印刷用液体容器。
続きを表示(約 960 文字)
【請求項2】
上記ノズルは、上記側周面より上記先端部に近い位置から突出する鍔部を有しており、
上記鍔部は、上記口部と当接する請求項1に記載の印刷用液体容器。
【請求項3】
上記ノズルは、上記鍔部から上記先端部と反対側へ延びており、上記側周面を有する係合部を有しており、
上記係合部は、上記本体の口部に挿入される請求項2に記載の印刷用液体容器。
【請求項4】
上記基面は円形であり、
上記第1開口及び上記第3開口は円形であり、
上記基面の周縁と上記第1開口又は上記第3開口との最短長さは、上記第1開口の内径及び上記第3開口の内径よりも大きい請求項1から3のいずれかに記載の印刷用液体容器。
【請求項5】
上記口部内に位置しており、第5開口及び第6開口を有するゲート板を更に具備しており、
上記ゲート板は、上記ノズルの基面と当接しており、
上記ノズルは、第1位置と、第2位置と、に移動可能であり、
上記第1位置において、上記第1開口及び上記第3開口は、上記第5開口及び上記第6開口とそれぞれ印刷用液体を流通可能に連通し、
上記第2位置において、上記第1開口及び上記第3開口は、上記第5開口及び上記第6開口とそれぞれ印刷用液体を流通不能に位置が異なる請求項1から4のいずれかに記載の印刷用液体容器。
【請求項6】
上記口部は円筒形状であり、
上記ノズルは、上記口部内で回転することによって上記第1位置と上記第2位置とに移動する請求項5に記載の印刷用液体容器。
【請求項7】
請求項1から6のいずれかに記載の印刷用液体容器と、印刷用液体を貯留する内部空間を有するタンクと、を備える液体供給装置であって、
上記タンクは、上記内部空間と外部とを連通する挿入口部を有しており、
上記挿入口部は、水平方向及び鉛直方向と交差する傾斜方向に沿って、先端を上向きとして延びており、
上記印刷用液体容器は、上記ノズルが上記挿入口部に挿入されることによって、上記本体の上記貯留室から上記タンクの上記内部空間へ印刷用液体を流出可能に接続される液体供給装置。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、印刷用液体が貯留される印刷用液体容器に関する。
続きを表示(約 1,700 文字)
【背景技術】
【0002】
タンクに貯留されたインクが消費される度に、タンクに接続されたボトルからインクを逐次タンクへ供給することによって、タンクに貯留されたインクの液面を一定に保つことができる構成として、いわゆるチキンフィード方式でボトルからタンクへインクが供給されるインク供給装置が開示されている(特許文献1参照)。
【0003】
特許文献1に開示されたインク供給装置では、ボトルは、上方からタンクに接続される。タンクは、大気と連通する空気導入部4を備える。ボトルは、インク流出用パイプ2及び空気流入用パイプ3を備えている。ボトルがタンクに接続された状態において、ボトルとタンクは、インク流出用パイプ2及び空気流入用パイプ3を通じて連通している。タンク内のインクが消費されてインクの液面が空気流入用パイプ3の先端部3aよりも低くなると、空気が空気導入部4からタンクに入り込み、タンクに入り込んだ空気が空気流入用パイプ3を通じてボトルに入り込む。そして、ボトルに入り込んだ空気の体積分のインクがボトルからインク流出用パイプ2を通じてタンクへ供給される。インクの液面が空気流入用パイプ3の先端部3aに達すると、インクの供給は停止される。このようにして、タンク内のインクの液面が一定に維持される。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0004】
実開昭56-133471号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
特許文献1に開示されたインク供給装置では、インク流出用パイプ2が空気流入用パイプ3よりも長く、インク流出用パイプ2の蓋部1aからの突出長が、空気流入用パイプ3の蓋部1aからの突出長よりも長くなっている。これにより、ボトルの蓋部1a周辺の構造が複雑となっており、ボトルの蓋部1a周辺が破損し易い。また、ボトルがタンクに接続された状態で、インク流出用パイプ2及び空気流入用パイプ3と、タンクとの隙間を液密及び気密にシールするための構造が複雑化してしまう。
【0006】
他方、インク流出用パイプ2の蓋部1aからの突出長と、空気流入用パイプ3の蓋部1aからの突出長とが同程度であれば、ボトルからインクを供給するときに、インク流出用パイプ2と空気流入用パイプ3との高低差、すなわち水頭圧に差が生じにくく、気液が置換されつつインクの流出が円滑に継続されないおそれがある。
【0007】
本発明は、前述された事情に鑑みてなされたものであり、その目的は、タンクなどに接続するだけで気液置換が円滑に継続され、且つ単純な構造の印刷用液体容器を提供することにある。
【課題を解決するための手段】
【0008】
(1) 本発明に係る印刷用液体容器は、印刷用液体を貯留する貯留室の開口を区画する口部を有する本体と、上記口部から突出するノズルと、を備える。上記ノズルは、上記口部の内面と液密に当接する側周面と、当該側周面よりも上記本体の底面に近い位置にある基面と、第1流路及び第2流路と、を有する。上記第1流路は、上記基面に位置する第1開口を通じて上記貯留室と連通し、上記ノズルの先端部に位置する第2開口を通じて外部と連通している。上記第2流路は、上記基面に位置する第3開口を通じて上記貯留室と連通し、上記ノズルの先端部に位置する第4開口を通じて外部と連通している。上記ノズルの先端部が鉛直下方に向いた姿勢のとき、上記第1開口と上記第3開口とが同じ高さにあり、且つ、上記第2開口と上記第4開口とが同じ高さにある。
【0009】
基面に第1開口及び第2開口がそれぞれ位置しているので、基面において印刷用液体が残留しにくい。また、第1流路及び第2流路の各流路長が比較的長くできるので、貯留室において気液が置換されつつ、印刷用液体が円滑にノズルを通じて外部へ流出する。
【0010】
(2) 好ましくは、上記ノズルは、上記側周面より上記先端部に近い位置から突出する鍔部を有しており、上記鍔部は、上記口部と当接する。
(【0011】以降は省略されています)
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