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公開番号2025065499
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-04-17
出願番号2025021367,2020159129
出願日2025-02-13,2020-09-23
発明の名称雨樋接続構造及び接続アダプター
出願人積水化学工業株式会社
代理人個人,個人,個人,個人
主分類E04D 13/068 20060101AFI20250410BHJP(建築物)
要約【課題】多種類の竪樋を軒樋に形成された開口部に効率的に接続することが可能な雨樋接続構造及び接続アダプターを提供すること。
【解決手段】じょうご部材105と、前記じょうご部材105から流出した雨水を下方に流下させる竪樋と、前記じょうご部材105の落とし口108から流れ込む雨水を前記竪樋に流入させる接続アダプター110と、を備え、前記接続アダプター110を介して前記じょうご部材105から前記竪樋に雨水を流入させる雨樋接続構造101であって、前記竪樋は、流路面積が前記落とし口108よりも小さく形成され、前記接続アダプター110は、前記落とし口108から前記竪樋に向かって流路面積が縮小されていることを特徴とする。
【選択図】図2A
特許請求の範囲【請求項1】
底板と、前記底板の幅方向の両端から上方に向かって伸びる側板と、前記底板に形成された開口部と、を有する軒樋と、
前記軒樋から流出した雨水を下方に流下させる竪樋と、
前記軒樋の開口部から流れ込む雨水を前記竪樋に流入させる接続アダプターと、
を備え、
前記接続アダプターを介して前記軒樋から前記竪樋に雨水を流入させる軒樋と竪樋とを接続する雨樋接続構造であって、
前記竪樋は、流路面積が前記開口部よりも小さく形成され、
前記接続アダプターは、前記開口部から前記竪樋に向かって流路面積が縮小されていることを特徴とする雨樋接続構造。
続きを表示(約 1,300 文字)【請求項2】
請求項1に記載の雨樋接続構造であって、
前記接続アダプターは、
周面が前記開口部と対応して形成された上側端管部と、
外周面が前記竪樋と対応して形成された下側端管部と、
前記上側端管部と前記下側端管部の間に形成され、前記上側端管部から前記下側端管部に向かって流路面積を小さくする流路面積縮小部と、
前記上側端管部と前記軒樋の開口部とを接続するための接続手段と、
を備えていることを特徴とする雨樋接続構造。
【請求項3】
請求項2に記載の雨樋接続構造であって、
前記軒樋が、前記底板に一体に成形され下方に延在する突出部を有し前記突出部の周側に落とし口が形成されるとともに前記突出部の周面に第1係合部が形成されたじょうご部材であり、前記開口部が落とし口とされ、
前記接続アダプターは、
前記接続手段として前記第1係合部と係合して前記上側端管部を前記開口部に接続する第2係合部を備えている
ことを特徴とする雨樋接続構造。
【請求項4】
請求項2に記載の雨樋接続構造であって、
前記開口部が、前記底板を円形に切断することにより形成された切断穴とされ、
前記開口部の周縁部の上側面に配置され、周面に第1係合部が形成された軒樋上面配置部材を備え、
前記接続手段として前記第1係合部と係合して前記上側端管部を前記開口部に接続する第2係合部を備えている
ことを特徴とする雨樋接続構造。
【請求項5】
請求項1又は2に記載の雨樋接続構造に用いられる接続アダプターであって、
周面が前記開口部と対応して形成された上側端管部と、
外周面が前記竪樋と対応して形成された下側端管部と、
前記上側端管部と前記下側端管部の間に配置され、前記上側端管部から前記下側端管部に向かって流路面積を小さくする流路面積縮小部と、
前記上側端管部と前記軒樋の開口部とを接続するための接続手段と、
を備えている
ことを特徴とする接続アダプター。
【請求項6】
請求項5に記載の接続アダプターであって、
前記軒樋が、前記底板に一体に成形され下方に延在する突出部を有し前記突出部の内周側に落とし口が形成されるとともに前記突出部の周面に第1係合部が形成されたじょうご部材であり、前記開口部が落とし口とされている場合に、
前記接続手段として前記第1係合部と係合して前記上側端管部を前記開口部に接続する第2係合部を備えている
ことを特徴とする接続アダプター。
【請求項7】
請求項5に記載の接続アダプターであって、
前記開口部が、前記底板を円形に切断することにより形成された切断穴とされている場合に、
前記開口部の周縁部の上側面に配置される軒樋上面配置部材の周面に形成された第1係合部と係合して前記上側端管部を前記開口部に接続する第2係合部を備えている
ことを特徴とする接続アダプター。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
この発明は、軒樋と竪樋とを接続する雨樋接続構造及び接続アダプターに関する。
続きを表示(約 1,300 文字)【背景技術】
【0002】
周知のように、屋根面から流れ落ちた雨水を地面又は桝に流下させるために、軒樋と、軒樋の開口部から流入する雨水を受けて下方に流す竪樋と、を備えた雨樋接続構造が広く用いられている。
軒樋としては、例えば、横樋とじょうご部材が一般的に用いられている。
横樋は、屋根の縁部に沿って設けられ、開口部が事前に形成されていない一般的な軒樋をいう。また、じょうご部材は、例えば、横樋の端部又は横樋同士の間に配置される軒樋をいい、落とし口(開口部)が工場で形成されている。
【0003】
そして、雨樋接続構造では、軒樋に形成された開口部(じょうご部材の落とし口、横樋の切断穴)に竪樋を接続する際に、軒樋に竪樋の流入口と同形状の開口部を形成することが一般的である(特許文献1、2参照。)。
【0004】
すなわち、じょうご部材を用いて竪樋を接続する場合には、じょうご部材に形成された落とし口(開口部)が竪樋の流入口と接続され、じょうご部材は横樋と竪樋とを接続する接続部材として機能する。
したがって、じょうご部材を種々の竪樋に対応させるためには、竪樋の流入口に対応する落とし口が形成された多くのじょうご部材が必要となる。
【0005】
一方、横樋の底板に切断穴(開口部)を形成して、自在ドレン等の接続部材を用いて竪樋を接続する場合、竪樋の流入口の口径や形状に応じて、横樋の底板を挟み込んで保持する専用の接続部材(軒樋上面配置部材と竪樋上端側部継手)が必要となる。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0006】
特開2005-139785号公報
特開平10-299193号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0007】
しかしながら、上記従来技術では、じょうご部材を用いる場合には、多種類のじょうご部材を製造するために、金型をはじめとする設備投資が増大し、大量の在庫や多額の物流費用が必要になる。
【0008】
また、例えば、竪樋の口径と異なる落とし口(開口部)のじょうご部材を用いて接続する場合、具体的には、じょうご部材の落とし口よりも大口径の竪樋を接続する場合には、小径の落とし口に竪樋を無理に接続することとなり、竪樋の能力を充分に発揮することができなくなる場合がある。
【0009】
また、横樋に切断穴(開口部)を形成して竪樋を接続する場合、竪樋の流入口(口径、形状)に応じて接続部材(軒樋上面配置部材と竪樋上端側継手)を変えるために、竪樋に応じて横樋の底板に多種類の切断穴(開口部)を形成しなければならず、多種類の穴開け用工具を準備する必要が生じる。
そのため、竪樋の種類に応じて、接続部材の種類が増加し、設備投資や在庫、物流等の費用が増加する。
【0010】
そこで、軒樋(横樋、じょうご部材)の底板の幅の範囲内で、竪樋の断面(管軸方向に沿って見たときの形状や口径)に関わらず、効率的に多種類の竪樋を軒樋に接続するための技術が求められている。
(【0011】以降は省略されています)

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