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公開番号
2025063775
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-04-16
出願番号
2023173235
出願日
2023-10-04
発明の名称
エレベータの乗場ドア係合装置及びエレベータ
出願人
フジテック株式会社
代理人
個人
主分類
B66B
13/12 20060101AFI20250409BHJP(巻上装置;揚重装置;牽引装置)
要約
【課題】作動の信頼性が高く、また、乗場ドアの被係合部とのクリアランスをできるだけ小さくすることができるエレベータの乗場ドア係合装置を提供する。
【解決手段】係合部(第1カム360)は、鉛直方向から見てかごドア31の鉛直面と直交する方向において直進運動し、乗場ドア23の被係合部(ローラ274)へのアプローチは、鉛直方向から見てかごドア31の鉛直面と直交する方向における直進運動により行われる。そして、作動は、係合部(第1カム360)及び操作部(操作部材366)の機械的な機構を用いて行われる。
【選択図】図8
特許請求の範囲
【請求項1】
かごドア装置に設けられ、かごドアの開動作に際して乗場ドアの被係合部と係合することにより、かごドアの開動作に伴って乗場ドアを開動作させるエレベータの乗場ドア係合装置であって、
鉛直方向から見てかごドアの鉛直面と直交する方向において直進運動し、乗場ドアから離間して被係合部と係合し得ない退避位置と、乗場ドアに接近して被係合部と係合し得る進出位置との間を移動可能に設けられる係合部と、
かごドアが全閉した状態において当接部と当接していたところがかごドアの開動作に伴って当接部から離間して当接による拘束が解除されることにより、第1状態から第2状態に状態変化するとともに、第1状態から第2状態に状態変化することにより、係合部に直接又はリンク機構を介して間接的に力を作用させて係合部を退避位置から進出位置に移動させる操作部とを備える
エレベータの乗場ドア係合装置。
続きを表示(約 750 文字)
【請求項2】
かごドアは、かごドアをドア開閉装置の移動体に接続するための連結体を備え、
操作部は、連結体に直接又はブラケットを介して間接的に設けられる
請求項1に記載のエレベータの乗場ドア係合装置。
【請求項3】
かごドアがセンターオープンタイプである場合、当接部は、他方のかごドアの連結体に直接又はブラケットを介して間接的に設けられる
請求項2に記載のエレベータの乗場ドア係合装置。
【請求項4】
連結体は、かごドア全体においてかごドアの開閉動作方向に所定範囲内で移動可能に構成される
請求項2に記載のエレベータの乗場ドア係合装置。
【請求項5】
係合部は、かごドアの鉛直面と平行かつかごドアの鉛直面と直交する鉛直面に沿って縦長に設けられる平行リンク機構の乗場ドア側のリンクであり、平行リンク機構が状態変化することにより、斜め上方に向かうようにして退避位置から進出位置に移動し、
操作部は、係合部に直接又は平行リンク機構を介して間接的に上向きの力を作用させて係合部を退避位置から進出位置に移動させる
請求項1に記載のエレベータの乗場ドア係合装置。
【請求項6】
操作部は、当接部と接離する入力部と、係合部に直接又は平行リンク機構を介して間接的に上向きの力を作用させる出力部とを備え、第1状態と第2状態との間を回転可能に設けられるとともに、第1状態から第2状態に状態変化するように弾性付勢される
請求項5に記載のエレベータの乗場ドア係合装置。
【請求項7】
請求項1ないし請求項6のいずれか1項に記載のエレベータの乗場ドア係合装置を備える
エレベータ。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、かごドア装置に設けられ、かごドアの開動作に際して乗場ドアの被係合部と係合することにより、かごドアの開動作に伴って乗場ドアを開動作させるエレベータの乗場ドア係合装置及びエレベータに関する。
続きを表示(約 1,800 文字)
【背景技術】
【0002】
乗場ドア係合装置の一形態として、左右に所定の間隔を有して離間する縦長の1対のカム(ムーバブルカム、係合部)がかごドアから乗場ドアに向かって突出した位置に設けられ、乗場ドアのドアロック装置のローラ(被係合部)と係合し、乗場ドアに開動作の駆動力を伝達する構造が知られている。
【0003】
この種の乗場ドア係合装置においては、ムーバブルカムは、かごが通過階を通過する際に乗場ドアのドアロック装置のローラと接触することがないよう、間隔を広くしてクリアランスを十分に確保するようにしている。しかし、たとえば偏荷重でかごが傾いた状態やかごドアへの衝撃によるかごドアの変形などにより、ムーバブルカムが乗場ドアのドアロック装置のローラやその他の乗場機器と干渉する位置までずれてしまう場合、かごの走行中にムーバブルカムとこれらの機器とが干渉し、破損するという問題が生じる。
【0004】
この問題を解決するために、かごの走行時はムーバブルカムをかご側へ退避させ、作動時に乗場ドア側に進出させる乗場ドア係合装置が提案されている。たとえば特許文献1に記載された乗場ドア係合装置は、ソレノイドを用いてムーバブルカムを出退させるものであり、特許文献2~4に記載された乗場ドア係合装置は、機械的な機構を用いてムーバブルカムを出退させるものである。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0005】
特開2007-182314号公報
特開2000-118923号公報
特開平1-267289号公報
実開平7-028170号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0006】
しかし、特許文献1に記載された乗場ドア係合装置は、電気要素であるソレノイドを用いるため、電気的な不具合が発生する懸念があり、作動の信頼性が必ずしも十分に高いとは言えない。また、特許文献2~4に記載された乗場ドア係合装置は、ムーバブルカムが鉛直軸を中心とする回転運動により乗場ドアのドアロック装置のローラに水平方向からアプローチするため、ある程度のクリアランスを設けて進出時にローラと接触しないようにする必要があるとともに、調整作業が煩雑である。
【0007】
そこで、本発明は、かかる事情に鑑みてなされたもので、作動の信頼性が高く、また、乗場ドアの被係合部とのクリアランスをできるだけ小さくすることができるエレベータの乗場ドア係合装置及びエレベータを提供することを課題とする。
【課題を解決するための手段】
【0008】
本発明に係るエレベータの乗場ドア係合装置は、
かごドア装置に設けられ、かごドアの開動作に際して乗場ドアの被係合部と係合することにより、かごドアの開動作に伴って乗場ドアを開動作させるエレベータの乗場ドア係合装置であって、
鉛直方向から見てかごドアの鉛直面と直交する方向において直進運動し、乗場ドアから離間して被係合部と係合し得ない退避位置と、乗場ドアに接近して被係合部と係合し得る進出位置との間を移動可能に設けられる係合部と、
かごドアが全閉した状態において当接部と当接していたところがかごドアの開動作に伴って当接部から離間して当接による拘束が解除されることにより、第1状態から第2状態に状態変化するとともに、第1状態から第2状態に状態変化することにより、係合部に直接又はリンク機構を介して間接的に力を作用させて係合部を退避位置から進出位置に移動させる操作部とを備える
エレベータの乗場ドア係合装置である。
【0009】
ここで、本発明に係るエレベータの乗場ドア係合装置の一態様として、
かごドアは、かごドアをドア開閉装置の移動体に接続するための連結体を備え、
操作部は、連結体に直接又はブラケットを介して間接的に設けられる
との構成を採用することができる。
【0010】
また、この場合、
かごドアがセンターオープンタイプである場合、当接部は、他方のかごドアの連結体に直接又はブラケットを介して間接的に設けられる
との構成を採用することができる。
(【0011】以降は省略されています)
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