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公開番号
2024058710
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2024-04-30
出願番号
2022165964
出願日
2022-10-17
発明の名称
荷役助力装置
出願人
ユニパルス株式会社
代理人
主分類
B66D
1/36 20060101AFI20240422BHJP(巻上装置;揚重装置;牽引装置)
要約
【課題】スリングガイド部材の摩耗を考慮した荷役助力装置を提供する。
【解決手段】スリング4と、スリングガイド部と、昇降作動部3と、を有して荷役物の昇降の助力を行う荷役助力装置であって、スリング4はスリングガイド部に案内されて昇降作動部3に巻回され、昇降作動部3は連結された駆動部8によって回転してスリング4に係止された荷役物を昇降させ、スリングガイド部は、第1スリングガイド部5a,5bと第2スリングガイド部6a,6bとを備え、第1スリングガイド部5a,5bは、第2スリングガイド部6a,6bと昇降作動部3の中間に位置し、第2スリングガイド部6a,6bは、少なくともその一部が外面に位置し、外部から交換可能に設けられている。
【選択図】図3
特許請求の範囲
【請求項1】
スリングと、スリングガイド部と、昇降作動部と、を有して荷役物の昇降の助力を行う荷役助力装置であって、
前記スリングは前記スリングガイド部に案内されて前記昇降作動部に巻回され、
前記昇降作動部は連結された駆動部によって回転して前記スリングに係止された前記荷役物を昇降させ、
前記スリングガイド部は、第1スリングガイド部と第2スリングガイド部とを備え、
前記第1スリングガイド部は、前記第2スリングガイド部と前記昇降作動部の中間に位置し、
前記第2スリングガイド部は、少なくともその一部が外面に位置し、外部から交換可能に設けられている荷役助力装置。
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【請求項2】
前記第2スリングガイド部は、少なくとも2つ以上の部材を有して前記スリングが吊下げられる方向に交差して前記スリングを囲んで設けられ、硬度が前記スリングより小さい請求項1に記載の荷役助力装置。
【請求項3】
前記第2スリングガイド部は、前記スリングを囲う面の稜線から所定の距離の外周に、段差若しくはマーカーを有する請求項2に記載の荷役助力装置。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、リンクチェーン若しくはワイヤーロープなどのスリングを有して、モータ等によって荷役物を吊り揚げ、昇降の助力を行う荷役助力装置に関するものである。
続きを表示(約 1,500 文字)
【背景技術】
【0002】
作業者が荷役物をスリング端に設けた係止部に係止させ、スリングを巻回する昇降作動部を電動モータで駆動して荷役物を昇降させる荷役助力装置が公知である。この荷役助力装置を用いて重量の大きな荷役物をバランスさせて、作業者は荷役物に外力を加えて自在に昇降させると同時に水平方向にも移動を行うと、スリングは鉛直方向に対して斜めに引っ張られることになる。また床などに置かれた荷役物の水平方向の位置が、荷役助力装置の真下にあるとは限らず、荷役物が地切するまでスリングは鉛直方向に対して斜めに引っ張られる場合がある。荷役助力装置では作業者によって荷役物の頻繁な昇降を容易に行うことができるため、スリングとスリングの通り道を規定するスリングガイド部材とが互いに擦れて、摩耗が生じる場合があった。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2018-058687号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
特許文献1に記載の荷役助力装置では、チェーンスリングの摩耗による交換のための構造を開示しているが、スリングガイド部材の摩耗に対しての記述はなく改善の余地がある。
【0005】
このような問題に鑑みて、本発明は、スリングガイド部材の摩耗を考慮した荷役助力装置を提供することを目的としている。
【課題を解決するための手段】
【0006】
本発明の荷役助力装置は、上記の目的を達成するために、
スリングと、スリングガイド部と、昇降作動部と、を有して荷役物の昇降の助力を行う荷役助力装置であって、
スリングはスリングガイド部に案内されて昇降作動部に巻回され、
昇降作動部は連結された駆動部によって回転してスリングに係止された荷役物を昇降させ、
スリングガイド部は、第1スリングガイド部と第2スリングガイド部とを備え、
第1スリングガイド部は、第2スリングガイド部と昇降作動部の中間に位置し、
第2スリングガイド部は、少なくともその一部が外面に位置し、外部から交換可能に設けられている。
【0007】
また、第2スリングガイド部は、少なくとも2つ以上の部材を有してスリングが吊下げられる方向に交差してスリングを囲んで設けられ、硬度がスリングより小さい。
【0008】
また、第2スリングガイド部は、スリングを囲う面の稜線から所定の距離の外周に、段差若しくはマーカーを有する。
【発明の効果】
【0009】
本発明の荷役助力装置によれば、メンテナンス性が高い荷役助力装置を提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【0010】
本発明の実施形態に係る荷役助力装置の外観斜視図である。
本発明の実施形態に係る荷役助力装置の一部を省略した内部斜視図である。
本発明の実施形態に係る荷役助力装置の一部を省略した内部斜視図である。
本発明の実施形態に係る荷役助力装置の第2スリングガイド部の外観斜視図である。
本発明の実施形態に係る荷役助力装置の外観斜視図である。
本発明の実施形態に係る荷役助力装置の外観斜視図である。
本発明の実施形態に係る荷役助力装置のスリングガイド部付近の断面図である。
【発明を実施するための形態】
(【0011】以降は省略されています)
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