TOP特許意匠商標
特許ウォッチ Twitter
10個以上の画像は省略されています。
公開番号2025063396
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-04-16
出願番号2023172539
出願日2023-10-04
発明の名称サーマルプリンタ
出願人東芝テック株式会社
代理人弁理士法人i.PARTNERS特許事務所
主分類B41J 2/36 20060101AFI20250409BHJP(印刷;線画機;タイプライター;スタンプ)
要約【課題】サーマルヘッドに印加されるエネルギー量を容易に調整することができる技術を提供する。
【解決手段】サーマルヘッド21によりラベルに対して画像を形成するサーマルプリンタ1であって、ラベルの搬送方向においてサーマルヘッド21よりも上流側に配置され、サーマルヘッド21により印字された画像の濃度を測定する濃度センサ41と、測定された濃度に基づいて、サーマルヘッド21に印加されるエネルギー量を調整するプロセッサとを備えた。
【選択図】図2
特許請求の範囲【請求項1】
サーマルヘッドにより媒体に対して画像を形成するサーマルプリンタであって、
前記媒体の搬送方向において前記サーマルヘッドよりも上流側に配置され、前記サーマルヘッドにより印字された画像の濃度を測定する濃度センサと、
前記測定された濃度に基づいて、前記サーマルヘッドに印加されるエネルギー量を調整するプロセッサと
を備えるサーマルプリンタ。
続きを表示(約 600 文字)【請求項2】
前記プロセッサは、前記濃度センサによる測定に先立って、互いに異なる濃度で印字された複数の濃度画像を含む調整用画像を前記サーマルヘッドに印字させることを特徴とする請求項1に記載のサーマルプリンタ。
【請求項3】
前記プロセッサは、前記調整用画像が印字された後、前記濃度センサが前記調整用画像を測定可能に、前記媒体を前記搬送方向の上流側に搬送することを特徴とする請求項2に記載のサーマルプリンタ。
【請求項4】
前記複数の濃度画像のそれぞれには、前記エネルギー量に対する調整値が対応付けられており、
前記プロセッサは、予め定められた濃度範囲に該当する濃度が測定された濃度画像に対応付けられた調整値により前記エネルギー量を調整することを特徴とする請求項2または請求項3に記載のサーマルプリンタ。
【請求項5】
前記媒体はシートに貼着されたラベルであり、
前記サーマルヘッドの下流側には前記シートを前記搬送方向逆側に折り返すとともに、角部によって前記ラベルを前記シートから剥離する剥離バーが設けられ、
前記調整用画像は、前記ラベルの搬送方向下流側端部から、前記ラベルの前記搬送方向長さから前記サーマルヘッドと前記剥離バーとの間の距離を減算した距離までの範囲内に印字されることを特徴とする請求項1に記載のサーマルプリンタ。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明の実施形態は、サーマルプリンタに関する。
続きを表示(約 1,600 文字)【背景技術】
【0002】
従来、発熱素子を有するサーマルヘッドにより媒体への印刷を行うサーマルプリンタが知られている。サーマルプリンタには、直接感熱記録印刷方式により印刷を行うものと、熱転写方式により印刷を行うものとが含まれる。直接感熱記録印刷方式は、熱で変色する媒体をサーマルヘッドにより熱することにより印刷を行う。熱転写方式は、インクをサーマルヘッドにより熱することにより印刷を行う。
【0003】
このようなサーマルプリンタにおいては、インクや媒体の種類、サーマルヘッドやプラテンの使用時間などによって印字濃度が変わるため、所望の印字濃度を得るためにはサーマルヘッドに印加されるエネルギー量を調整する必要がある。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0004】
特開2019-113884号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
本発明の実施形態が解決しようとする課題は、サーマルヘッドに印加されるエネルギー量を容易に調整することができる技術を提供することである。
【課題を解決するための手段】
【0006】
一実施形態において、サーマルヘッドにより媒体に対して画像を形成するサーマルプリンタであって、前記媒体の搬送方向において前記サーマルヘッドよりも上流側に配置され、前記サーマルヘッドにより印字された画像の濃度を測定する濃度センサと、前記測定された濃度に基づいて、前記サーマルヘッドに印加されるエネルギー量を調整するプロセッサとを備える。
【図面の簡単な説明】
【0007】
第1実施形態に係るインラインプリンタとして用いられるサーマルプリンタを示す概略斜視図である。
第1実施形態に係るサーマルプリンタの内部構成を示す概略側面図である。
第1実施形態に係るサーマルプリンタの制御系の構成を示すブロック図である。
第1実施形態に係る濃度調整処理の動作を示すフローチャートである。
第1実施形態に係る調整用画像が印字されたラベルを示す概略図である。
第1実施形態に係る上流側に搬送されるラベルを示す概略図である。
第1実施形態に係る推定テーブルを示す図である。
第1実施形態に係る測定結果の一例を示す図である。
第2実施形態に係るサーマルプリンタにおける濃度センサの構成を示す概略図である。
第3実施形態に係るサーマルプリンタにおける濃度センサの構成を示す概略図である。
【発明を実施するための形態】
【0008】
以下、本発明の実施形態について図面を参照しつつ説明する。各図において、同一構成については同一の符号が付される。
【0009】
<第1実施形態>
(サーマルプリンタの構成)
第1実施形態に係るサーマルプリンタの構成について説明する。図1は、本実施形態に係るインラインプリンタとして用いられるサーマルプリンタを示す概略斜視図である。図2は、本実施形態に係るサーマルプリンタの内部構成を示す概略側面図である。図3は、本実施形態に係るサーマルプリンタの制御系の構成を示すブロック図である。
【0010】
図1に示すように、本実施形態に係るサーマルプリンタ1は、ワークプレイスなどに設置されるインラインプリンタとして用いられる。具体的には、本実施形態において、サーマルプリンタ1は、物品Oを搬送する搬送装置Cに対して固定的に設置され、物品Oに付着されるラベルLに対する印刷を行う。ラベルLは、不図示の他の装置によってサーマルプリンタ1に供給される。同様に、サーマルプリンタ1により印刷されたラベルLは、不図示の他の装置によって物品Oに付着される。
(【0011】以降は省略されています)

この特許をJ-PlatPatで参照する
Flag Counter

関連特許

東レ株式会社
凸版印刷版原版
4か月前
シヤチハタ株式会社
反転式印判
3か月前
三菱製紙株式会社
感熱記録材料
5か月前
独立行政法人 国立印刷局
印刷物
1か月前
三光株式会社
感熱記録材料
21日前
株式会社リコー
液体吐出装置
14日前
独立行政法人 国立印刷局
記録媒体
3か月前
株式会社リコー
液体吐出装置
2か月前
日本製紙株式会社
感熱記録体
2か月前
株式会社リコー
液体吐出装置
1か月前
株式会社リコー
液体吐出装置
2か月前
キヤノン株式会社
画像形成装置
18日前
キヤノン株式会社
情報処理装置
3か月前
キヤノン株式会社
画像形成装置
2か月前
ブラザー工業株式会社
プリンタ
18日前
ブラザー工業株式会社
プリンタ
3か月前
理想科学工業株式会社
印刷装置
1か月前
キヤノン株式会社
画像形成装置
3か月前
フジコピアン株式会社
中間転写シート
4か月前
ブラザー工業株式会社
プリンタ
18日前
キヤノン株式会社
画像形成装置
5か月前
キヤノン株式会社
印刷制御装置
4か月前
キヤノン株式会社
画像形成装置
2か月前
キヤノン株式会社
画像形成装置
4か月前
キヤノン株式会社
画像形成装置
2か月前
キヤノン株式会社
画像形成装置
1か月前
ブラザー工業株式会社
プリンタ
2か月前
キヤノン株式会社
印刷システム
1か月前
株式会社リコー
画像形成システム
5か月前
ベルク工業有限会社
静電成膜装置
2か月前
沖電気工業株式会社
画像形成装置
1か月前
三栄電機株式会社
プリンタ
1か月前
キヤノン電子株式会社
サーマルプリンタ
1か月前
キヤノン株式会社
印刷制御システム
5か月前
株式会社リコー
画像形成装置
1か月前
株式会社リコー
液体を吐出する装置
2か月前
続きを見る