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公開番号
2025063073
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-04-15
出願番号
2024228431,2023167760
出願日
2024-12-25,2020-05-14
発明の名称
エンコーダ、デコーダ、及び対応する方法
出願人
華為技術有限公司
,
HUAWEI TECHNOLOGIES CO.,LTD.
代理人
弁理士法人ITOH
主分類
H04N
19/513 20140101AFI20250408BHJP(電気通信技術)
要約
【課題】復号化される現在のピクチャの解像度が、現在のピクチャに関連する参照ピクチャ・リストによって識別される参照ピクチャの解像度と同じであるかどうかを、決定する
【解決手段】方法は、現在のピクチャの解像度が、参照ピクチャ各々の解像度と同じであると決定された場合に、現在のピクチャの現在のブロックについて、デコーダ側動きベクトル精密化(DMVR)をビデオ・デコーダによりイネーブルにするステップ、現在のピクチャの解像度が参照ピクチャの何れの解像度とも異なると決定された場合に、現在のピクチャの現在のブロックについてDMVRをビデオ・デコーダによりディセーブルにするステップ及びDMVRフラグが現在のブロックについてイネーブルにされる場合に、DMVRを使用して、現在のブロックに対応する動きベクトルをビデオ・デコーダにより精密化するステップを含む。
【選択図】図10
特許請求の範囲
【請求項1】
復号化方法であって:
パラメータ・セットを含むビットストリームを受信するステップ;
前記パラメータ・セットを解析して、復号化される現在のピクチャの解像度を取得するステップ;
前記復号化される現在のピクチャの解像度が前記現在のピクチャに関連する参照ピクチャ・リストによって識別される参照ピクチャの解像度と同じであるかどうかを決定するステップ;
前記現在のピクチャの前記解像度が前記参照ピクチャ各々の前記解像度と同じであると決定された場合に、前記現在のピクチャの現在のブロックについて、デコーダ側動きベクトル精密化(DMVR)をイネーブルにするステップ;
前記現在のピクチャの前記解像度が、前記参照ピクチャの何れの前記解像度とも異なると決定された場合に、前記現在のピクチャの前記現在のブロックについて前記DMVRをディセーブルにするステップ;及び
前記DMVRが前記現在のブロックについてイネーブルにされる場合に、前記DMVRを使用して、前記現在のブロックに対応する動きベクトルを精密化するステップ;
を含む方法。
続きを表示(約 1,500 文字)
【請求項2】
前記DMVRをイネーブルにするステップが、DMVRフラグを第1値に設定するステップを含み、前記DMVRをディセーブルにするステップが、前記DMVRフラグを第2値に設定するステップを含む、請求項1に記載の方法。
【請求項3】
双-方向インター予測モードに従って前記参照ピクチャ・リストに基づいて前記現在のピクチャについて前記参照ピクチャを生成するステップを更に含む、請求項1又は2に記載の方法。
【請求項4】
各々のピクチャの前記解像度が、前記ピクチャに関連する参照ピクチャの前記解像度と相違するか又は同じであるかに依存して、複数のピクチャ内のブロックについて前記DMVRをイネーブルに及びディセーブルに両方を選択的に行うステップを更に含む請求項1-3のうちの何れか一項に記載の方法。
【請求項5】
前記DMVRがディセーブルにされる場合に、前記現在のピクチャを含むコーディングされたビデオ・シーケンス(CVS)全体について、参照ピクチャ・リサンプリング(RPR)をイネーブルにするステップを更に含む請求項1-4のうちの何れか一項に記載の方法。
【請求項6】
前記現在のピクチャの前記解像度は、コーディングされたビデオ・ビットストリームのパラメータ・セット内に配置され、前記現在のブロックは前記現在のピクチャのスライスから取得される、請求項1-5のうちの何れか一項に記載の方法。
【請求項7】
前記現在のブロックを用いて生成される画像を、電子デバイスのディスプレイで表示するステップを更に含む、請求項1-6のうちの何れか一項に記載の方法。
【請求項8】
符号化方法であって:
符号化される現在のピクチャの解像度が、前記現在のピクチャに関連する参照ピクチャ・リストにおいて識別される参照ピクチャの解像度と同じであるかどうかを決定するステップ;
前記現在のピクチャの前記解像度が、前記参照ピクチャ各々の前記解像度と同じであると決定された場合に、前記現在のピクチャの現在のブロックについて、デコーダ側動きベクトル精密化(DMVR)をイネーブルにするステップ;
前記現在のピクチャの前記解像度が、前記参照ピクチャの何れの前記解像度とも異なると決定された場合に、前記現在のピクチャの前記現在のブロックについて前記DMVRをディセーブルにするステップ;
前記DMVRが前記現在のブロックについてイネーブルにされる場合に、前記DMVRを使用して、前記現在のブロックに対応する動きベクトルを精密化するステップ;及び
前記符号化される現在のピクチャの解像度を、ビットストリームのパラメータ・セットに符号化するステップ;
を含む方法。
【請求項9】
前記方法は:
前記参照ピクチャに基づいて、前記現在のピクチャに対する前記動きベクトルを、ビデオ・エンコーダにより決定するステップ;
前記動きベクトルに基づいて、前記現在のピクチャを前記ビデオ・エンコーダにより符号化するステップ;及び
仮想リファレンス・デコーダを用いて、前記現在のピクチャを前記ビデオ・エンコーダにより復号化するステップ;
を更に含む、請求項8に記載の方法。
【請求項10】
前記DMVRをイネーブルにするステップが、DMVRフラグを第1値に設定するステップを含み、前記DMVRをディセーブルにするステップが、前記DMVRフラグを第2値に設定するステップを含む、請求項8又は9に記載の方法。
(【請求項11】以降は省略されています)
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
一般に、本開示は、ビデオ・コーディングにおけるデコーダ側動きベクトル精密化(DMVR)をサポートするための技術を説明している。
続きを表示(約 2,200 文字)
【0002】
より具体的には、本開示は、参照ピクチャ・リサンプリングのためのDMVRを可能にするが、現在の及び参照ピクチャの空間解像度が異なる場合に、ブロック又はサンプルについてDMVRがディセーブルにされることを許容する。
【背景技術】
【0003】
比較的短いビデオでさえ描写するのに必要なビデオ・データの量は相当多くなる可能性があり、このことは、限られた帯域幅容量の通信ネットワークを介してデータがストリーミングされるか又は別の方法で通信される場合に、困難を生じる可能性がある。従って、ビデオ・データは一般に現代の電気通信ネットワークを介して通信される前に圧縮される。また、メモリ・リソースが制限される可能性があるので、ビデオがストレージ・デバイスに記憶される場合に、ビデオのサイズが問題となる可能性もある。ビデオ圧縮デバイスは、しばしば、伝送又は記憶の前にビデオ・データをコーディングするためにソースにおいてソフトウェア及び/又はハードウェアを使用し、それによってデジタル・ビデオ画像を表現するのに必要なデータ量を減少させている。次いで、圧縮されたデータは、ビデオ・データを復号化するビデオ解凍デバイスによって宛先で受信される。限られたネットワーク・リソース、より高いビデオ品質の絶えず増加する要求により、画像品質にほとんど犠牲を払わずに圧縮比を改善する改良された圧縮及び解凍技術が望ましい。
【発明の概要】
【0004】
第1態様は、ビデオ・デコーダにより実行されるコーディングされたビデオ・ビットストリームを復号化する方法に関連する。方法は、復号化される現在のピクチャの解像度が現在のピクチャに関連する参照ピクチャ・リストによって識別される参照ピクチャの解像度と同じであるかどうかをビデオ・デコーダにより決定するステップ;現在のピクチャの解像度が参照ピクチャ各々の解像度と同じであると決定された場合に、現在のピクチャの現在のブロックについて、デコーダ側動きベクトル精密化(DMVR)を、ビデオ・デコーダによりイネーブルにするステップ;現在のピクチャの解像度が、参照ピクチャの何れの解像度とも異なると決定された場合に、現在のピクチャの現在のブロックについてDMVRを、ビデオ・デコーダによりディセーブルにするステップ;及び DMVRが現在のブロックについてイネーブルにされる場合に、DMVRを使用して、現在のブロックに対応する動きベクトルをビデオ・デコーダにより精密化するステップを含む。
【0005】
方法は、現在のピクチャの空間解像度が参照ピクチャの空間解像度と異なる場合に、参照ピクチャ・リサンプリング(RPR)がイネーブルにされる場合にはCVS全体についてDMVRをディセーブルにしなければならないとする代わりに、DMVRが選択的にディセーブルにされることを許容する技術を提供する。この方式でDMVRを選択的にディセーブルにする能力を持たせることによって、コーディング効率を改善することができる。従って、プロセッサ、メモリ、及び/又はネットワーク・リソースの使用を、エンコーダ及びデコーダの両方で減らすことができる。従って、ビデオ・コーディングにおけるコーダー/デコーダ(「コーデック」とも言及される)は、現在のコーデックと比較して改善される。実際問題として、改善されたビデオ・コーディング・プロセスは、ビデオが送信、受信、及び/又は視聴される場合に、より良いユーザー体験をユーザーに提供する。
【0006】
オプションとして、上記の態様のうちの何れかにおいて、別の実装態様は以下を提供する:DMVRをイネーブルにするステップが、DMVRフラグを第1値に設定するステップを含み、DMVRをディセーブルにするステップが、DMVRフラグを第2値に設定するステップを含む。
【0007】
オプションとして、上記の態様のうちの何れかにおいて、別の実装態様は、双-方向インター予測モードに従って参照ピクチャ・リストに基づいて現在のピクチャについて参照ピクチャを生成するステップを提供する
【0008】
オプションとして、上記の態様のうちの何れかにおいて、別の実装態様は、各々のピクチャの解像度が、ピクチャに関連する参照ピクチャの解像度と相違するか又は同じであるかに依存して、複数のピクチャ内のブロックについてDMVRをイネーブルに及びディセーブルに両方を選択的に行うステップを提供する。
【0009】
オプションとして、上記の態様のうちの何れかにおいて、別の実装態様は、DMVRがディセーブルにされる場合に、現在のピクチャを含むコーディングされたビデオ・シーケンス(CVS)全体について、参照ピクチャ・リサンプリング(RPR)をイネーブルにするステップを提供する。
【0010】
オプションとして、上記の態様のうちの何れかにおいて、別の実装態様は以下を提供する:現在のピクチャの解像度は、コーディングされたビデオ・ビットストリームのパラメータ・セット内に配置され、現在のブロックは現在のピクチャのスライスから取得される。
(【0011】以降は省略されています)
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