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公開番号
2025062711
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-04-15
出願番号
2023171911
出願日
2023-10-03
発明の名称
記録装置
出願人
セイコーエプソン株式会社
代理人
個人
,
個人
,
個人
主分類
B41J
2/165 20060101AFI20250408BHJP(印刷;線画機;タイプライター;スタンプ)
要約
【課題】フラッシングを行うときにシャッターを移動させるための時間が必要になる虞がある。
【解決手段】記録装置1は、吐出面42aに設けられる複数のノズル44から媒体Pに対してインクを吐出することで記録を行う記録ヘッド40と、吐出面42aを覆うことが可能なキャップ部61と、吐出面42aから離れた状態にあるキャップ部61を覆う遮蔽位置と、キャップ部61を開放する開放位置とに変位可能なシャッター51と、を備え、シャッター51は、遮蔽位置において吐出面42aと対向する対向面51aと、フラッシングとしてノズル44からインクが吐出される被吐出領域DAであって、対向面51aに設けられる被吐出領域DAと、を有する。
【選択図】図11
特許請求の範囲
【請求項1】
吐出面に設けられる複数のノズルから媒体に対して液体を吐出することで記録を行う記録ヘッドと、
前記吐出面を覆うことが可能なキャップ部と、
前記吐出面から離れた状態にある前記キャップ部を覆う遮蔽位置と、前記キャップ部を開放する開放位置とに変位可能なシャッターと、
を備え、
前記シャッターは、
前記遮蔽位置において前記吐出面と対向する対向面と、
フラッシングとして前記ノズルから前記液体が吐出される被吐出領域であって、前記対向面に設けられる前記被吐出領域と、
を有する、
ことを特徴とする記録装置。
続きを表示(約 540 文字)
【請求項2】
前記被吐出領域には、前記シャッターが前記遮蔽位置にあるときに、前記対向面のうち前記ノズルと対向する位置に、前記吐出面に向かって開口する穴が設けられる、
ことを特徴とする請求項1に記載の記録装置。
【請求項3】
前記シャッターは、前記ノズルから吐出される前記液体を、前記穴を介して受容可能な受容室を有する、
ことを特徴とする請求項2に記載の記録装置。
【請求項4】
前記液体を廃液として収容可能な廃液収容部を備え、
前記受容室は、前記廃液収容部と通じる、
ことを特徴とする請求項3に記載の記録装置。
【請求項5】
前記受容室には、吸収体が設けられる、
ことを特徴とする請求項3に記載の記録装置。
【請求項6】
前記対向面には、前記媒体を支持する支持部が設けられる、
ことを特徴とする請求項1に記載の記録装置。
【請求項7】
前記記録ヘッドは、前記吐出面と前記対向面との間に位置する前記媒体に対して前記記録を行い、前記記録を行う位置において前記フラッシングを行う、
ことを特徴とする請求項1から請求項6の何れか一項に記載の記録装置。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本開示は、記録装置に関する。
続きを表示(約 2,500 文字)
【背景技術】
【0002】
特許文献1には、インクジェットヘッドと、キャップと、シャッターと、媒体搬送路と、を有する印刷装置が開示されている。インクジェットヘッドは記録ヘッドの一例であり、印刷装置は記録装置の一例である。インクジェットヘッドは、ノズル面に設けられるノズルから媒体にインクを吐出することで印刷を行う。キャップは、インクジェットヘッドのノズル面を覆うことでノズル面を保湿するキャッピング位置と、媒体搬送路を挟みノズル面に対峙する後退位置と、に移動可能である。シャッターは、キャップの開口部を封鎖することでキャップの内部を保湿する当接位置と、キャップの開口部に当接しない非当接位置と、に移動可能である。また、シャッターは、当接位置において媒体搬送路における媒体の搬送方向に沿い、当接位置において媒体をガイドするための媒体ガイドとして機能することが開示されている。また、ノズルの不良状態をメンテナンスすることを目的としてノズルからインクを吐出するフラッシングを、印刷を行う印刷動作において行うことが開示されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2012-153132号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
しかしながら、特許文献1の印刷装置では、フラッシングにおけるノズルからのインクの吐出はキャップに向けて行われる。この場合、例えば、フラッシングを印刷動作において行う場合、シャッターを当接位置から非当接位置に移動させる必要がある。また、媒体への印刷を再開する場合、シャッターを非当接位置から当接位置に移動させる必要がある。このため、特許文献1の印刷装置では、フラッシングを行うときにシャッターの移動に要する時間分、ノズルのメンテナンス動作、印刷動作等に要する時間が増える虞がある。
【課題を解決するための手段】
【0005】
記録装置は、吐出面に設けられる複数のノズルから媒体に対して液体を吐出することで記録を行う記録ヘッドと、前記吐出面を覆うことが可能なキャップ部と、前記吐出面から離れた状態にある前記キャップ部を覆う遮蔽位置と、前記キャップ部を開放する開放位置とに変位可能なシャッターと、を備え、前記シャッターは、前記遮蔽位置において前記吐出面と対向する対向面と、フラッシングとして前記ノズルから前記液体が吐出される被吐出領域であって、前記対向面に設けられる前記被吐出領域と、を有する。
【図面の簡単な説明】
【0006】
記録装置の一実施形態を示す模式側面図。
シャッターが開放位置にありキャップユニットのキャップ部がキャップ位置にある状態の対向部を示す斜視図。
シャッターが開放位置にありキャップユニットのキャップ部がキャップ位置にある状態の対向部とワイパーとを示す平面図。
キャップユニットを示す斜視図。
記録ヘッドを駆動する駆動機構を示す図。
記録ヘッドを示す斜視図。
キャップユニットを駆動する駆動機構を示す図。
記録位置にある記録ヘッドと待機位置にあるワイパーとを示す模式側面図。
ワイピング位置にある記録ヘッドをワイピングするワイパーを示す模式側面図。
記録位置にある記録ヘッドと対向部とを示す模式断面図。
記録位置にある記録ヘッドと対向部とを示す模式断面図。
記録位置にある記録ヘッドと対向部とを示す模式断面図。
シャッターを駆動する駆動機構を示す模式側面図。
シャッターを駆動する駆動機構を示す模式側面図。
シャッターの他の実施形態を示す平面図。
シャッターの他の実施形態を示す平面図。
シャッターの他の実施形態を示す平面図。
【発明を実施するための形態】
【0007】
以下、実施形態に基づいて本開示を説明する。各図において同一部材には同一符号を付し、重複する説明は省略する。尚、本明細書において、「同じ」、「同一」、「同時」とは、完全に同じであることのみを指さない。例えば、本明細書において、「同じ」、「同一」、「同時」とは、測定誤差を考慮して同じである場合を含むものとする。また、例えば、本明細書において、「同じ」、「同一」、「同時」とは、部材の製造ばらつきを考慮して同じである場合を含むものとする。また、例えば、本明細書において、「同じ」、「同一」、「同時」とは、機能を損なわない範囲で同じである場合を含むものとする。よって、例えば、「両者の寸法が同じである」とは、測定誤差、部材の製造ばらつきを考慮し、両者の寸法差が、一方の寸法の±5パーセント以内、特に好ましくは±3パーセント以内であることを指す。
【0008】
1.実施形態1
記録装置1は、例えば、媒体Pの一例である枚葉の記録用紙等に記録可能なインクジェット方式のプリンターである。
【0009】
尚、各図においてX、Y、Zは、互いに直交する3つの空間軸を表している。本明細書では、これらの軸に沿った方向をX軸方向、Y軸方向、及びZ軸方向とする。向きを特定する場合には、正の方向を「+」、負の方向を「-」として、方向表記に正負の符合を併用し、各図の矢印が向かう向きを+方向、矢印の反対方向を-方向として説明する。
【0010】
また、Z軸方向は、重力方向を示し、+Z方向は鉛直上向き、-Z方向は鉛直下向きを示す。また、X軸,Y軸を含む平面はX-Y面、X軸,Z軸を含む平面はX-Z面、Y軸,Z軸を含む平面はY-Z面として説明される。また、X-Y面は水平面となる。さらに、正方向及び負方向を限定しない3つのX、Y、Zの空間軸については、X軸、Y軸、Z軸として説明する。
(【0011】以降は省略されています)
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