TOP特許意匠商標
特許ウォッチ Twitter
10個以上の画像は省略されています。
公開番号2025062463
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-04-14
出願番号2023171558
出願日2023-10-02
発明の名称押さえ金物ユニット
出願人アーキヤマデ株式会社
代理人弁理士法人R&C
主分類E04D 11/00 20060101AFI20250407BHJP(建築物)
要約【課題】雨水を防水層端部から浸入しにくくするとともに、躯体の不陸によって生じる曲げに追従しやすい押さえ金物ユニットを提供すること。
【解決手段】パラペット1の側部1pを防水する防水層2の立上り端部2eを押さえる押さえ金物ユニット3であって、押さえ金物ユニット3は、アンカー部材6によって側部1pに固定され、立上り端部2eを側部1pに押さえ固定する長尺状の第一部材4と、第一部材4に取付けられ、立上り端部2eの縁に施工されたシーリング材SSを覆う長尺状の第二部材5と、が備えられ、第一部材4が金属素材で構成され、かつ、第二部材5が樹脂素材で構成されている。
【選択図】図2
特許請求の範囲【請求項1】
パラペットの側部を防水する防水層の立上り端部を押さえる押さえ金物ユニットであって、
アンカー部材によって前記側部に固定され、前記立上り端部を前記側部に押さえ固定する長尺状の第一部材と、
前記第一部材に取付けられ、前記立上り端部の縁に施工されたシーリング材を覆う長尺状の第二部材と、が備えられ、
前記第一部材が金属素材で構成され、かつ、前記第二部材が樹脂素材で構成されている押さえ金物ユニット。
続きを表示(約 740 文字)【請求項2】
前記第一部材は、下方に開口する第一溝状部位と、前記第一溝状部位よりも下側に位置し、上方に開口する第二溝状部位と、有する縦断面視C字状部分を備え、
前記第二部材は、上方に延出する第一係合部位と、前記第一係合部位よりも下側に位置し、下方に延出する第二係合部位と、を備え、
前記第一係合部位が前記第一溝状部位に係合され、かつ、前記第二係合部位が前記第二溝状部位に係合される請求項1に記載の押さえ金物ユニット。
【請求項3】
前記第一係合部位または前記第二係合部位のうちの一方は、前記第一係合部位または前記第二係合部位のうちの他方よりも、曲がりやすく構成されている請求項2に記載の押さえ金物ユニット。
【請求項4】
前記第二部材は前記第一係合部位よりも上側に延出する鍔状の鍔状部位を備え、
前記鍔状部位は前記シーリング材を覆う請求項2に記載の押さえ金物ユニット。
【請求項5】
前記第一係合部位が前記第一溝状部位に係合されている状態において、前記第一係合部位と前記第一溝状部位との間には遊びがある請求項2に記載の押さえ金物ユニット。
【請求項6】
前記第一部材は、筒状であり、前記防水層と対向する面とは反対側の面には開口部を備え、
前記第二部材は突起を備え、
前記突起が前記開口部に挿入されることで、前記第一部材と前記第二部材とが嵌合される請求項1に記載の押さえ金物ユニット。
【請求項7】
正面視で前記突起の先端形状と前記開口部の形状は異なっており、前記突起と前記開口部とが異形嵌合によって嵌合される請求項6に記載の押さえ金物ユニット。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、押さえ金物ユニットに関する。
続きを表示(約 1,400 文字)【背景技術】
【0002】
特許文献1に記載の保護金具は、建物の屋上に施工される防水層のパラペット内側面における立ち上がり端部をパラペットに固定するとともに、防水層の立ち上がり端部からの雨水の侵入を防止するのに用いられ、防水層をパラペット内側面に押圧して固定するアルミ製の押さえ金具と、防水層端部からの雨水の浸入を防止するアルミ製の水切り金具と、からなっている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2008-274674号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
特許文献1に記載の押さえ金具及び水切り金具には、水切り金具を押さえ金具に固定するためのネジを挿通させるための開口が形成されている。水切り金具は押さえ金具に対してネジ及び蝶ナットによって着脱自在に取り付けられる。
【0005】
ここで、パラペット内側面などの躯体の表面は、全体が平らではなく不陸がある場合がある。押さえ金具を不陸のある躯体に固定した場合、躯体の不陸によって押さえ金具に曲げが生じる。しかしながら、押さえ金具の曲げに対して、アルミ製の水切り金具を追従させるためには、ネジ及び蝶ナットによって、水切り金具を押さえ金具に複数箇所で固定する必要がある。したがって、水切り金具を押さえ金具に固定する作業に手間がかかる。
【0006】
本発明の目的は、雨水を防水層端部から浸入しにくくするとともに、躯体の不陸によって生じる曲げに追従しやすい押さえ金物ユニットを提供することにある。
【課題を解決するための手段】
【0007】
上述した課題を解決する手段として、本発明の押さえ金物ユニットは、パラペットの側部を防水する防水層の立上り端部を押さえる押さえ金物ユニットであって、アンカー部材によって前記側部に固定され、前記立上り端部を前記側部に押さえ固定する長尺状の第一部材と、前記第一部材に取付けられ、前記立上り端部の縁に施工されたシーリング材を覆う長尺状の第二部材と、が備えられ、前記第一部材が金属素材で構成され、かつ、前記第二部材が樹脂素材で構成されていることを特徴とする。
【0008】
本構成によれば、第二部材によって、防水層の立上り端部の縁に施工されたシーリング材が覆われるので、防水層の内側への雨水の浸入や日光によるシーリング材の劣化を防ぐことができる。
【0009】
また、躯体の不陸によって第一部材に曲げが生じた場合でも、樹脂素材で構成された第二部材が弾性変形することによって、第二部材が金属製である構成と比較して、第二部材が第一部材の曲げに追従しやすくなる。
【0010】
本発明において、前記第一部材は、下方に開口する第一溝状部位と、前記第一溝状部位よりも下側に位置し、上方に開口する第二溝状部位と、を有する縦断面視C字状部分を備え、前記第二部材は、上方に延出する第一係合部位と、前記第一係合部位よりも下側に位置し、下方に延出する第二係合部位と、を備え、前記第一係合部位が前記第一溝状部位に係合され、かつ、前記第二係合部位が前記第二溝状部位に係合されると好適である。
(【0011】以降は省略されています)

この特許をJ-PlatPatで参照する
Flag Counter

関連特許

個人
花立て
2か月前
個人
住宅
15日前
個人
地中収納型止水板
1か月前
個人
柱と壁の木造連結構造
1か月前
GHL株式会社
建物
13日前
環境計測株式会社
局舎
2か月前
三協立山株式会社
構造体
2か月前
株式会社オカムラ
ブース
2か月前
株式会社オカムラ
ブース
2か月前
三協立山株式会社
構造体
27日前
株式会社オカムラ
ブース
19日前
三協立山株式会社
建築装置
1か月前
大成建設株式会社
木質架構
2か月前
個人
簡易テント係合固定具
1か月前
大成建設株式会社
防音建屋
1か月前
鹿島建設株式会社
補強構造
8日前
鹿島建設株式会社
制震架構
27日前
個人
ツリー型太陽光発電システム
26日前
株式会社アンビックス
防音室
1か月前
株式会社竹中工務店
建物構造
1か月前
株式会社サワヤ
屋根用シート
2か月前
株式会社オカムラ
パネル装置
1か月前
文化シヤッター株式会社
階段
1か月前
鹿島建設株式会社
外断熱構造
13日前
文化シヤッター株式会社
階段
14日前
日精株式会社
機械式駐車装置
1か月前
個人
屋根裏の暖気管理システム
1か月前
株式会社大林組
免震構造
2か月前
株式会社竹中工務店
耐震壁構造
1か月前
株式会社大林組
建物構造及び建築方法
1か月前
株式会社カネカ
屋根構造
6日前
積水ハウス株式会社
手摺
1か月前
個人
耐震ユニット
1か月前
株式会社オカムラ
什器システム
1か月前
カヤバ株式会社
建物ロック装置
2か月前
株式会社オカムラ
什器ユニット
2か月前
続きを見る