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公開番号2025062281
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-04-14
出願番号2023171231
出願日2023-10-02
発明の名称撮像システム及び撮像方法
出願人株式会社ザクティ
代理人弁理士法人前田特許事務所
主分類H04N 23/66 20230101AFI20250407BHJP(電気通信技術)
要約【課題】遠隔位置にいる監視者が望むとおりの動画を、得られやすくする。
【解決手段】作業員に取り付けられたウェアラブルカメラ2により動画を撮像する撮像システム1に関する。撮像システム1は、ウェアラブルカメラ2に設けられた、動画を撮像する撮像部3と、ウェアラブルカメラ2に設けられた、撮像される動画の揺れ補正をする補正部4と、ウェアラブルカメラ2に設けられた、補正部4により揺れ補正された動画を遠隔位置RMで監視するために遠隔位置RMに送信する通信部5と、遠隔位置RMから、ウェアラブルカメラ2により撮像される動画のズーム中心C及びの画質の少なくとも一方を調整するようにウェアラブルカメラ2を制御するための調整部とを備える。
【選択図】図1
特許請求の範囲【請求項1】
移動体に設けられた撮像カメラにより動画を撮像する撮像システムであって、
前記撮像カメラに設けられた、動画を撮像する撮像部と、
前記撮像カメラに設けられた、撮像される前記動画の揺れ補正をする補正部と、
前記撮像カメラに設けられた、前記補正部により揺れ補正された動画を遠隔位置で監視するために該遠隔位置に送信する通信部と、
前記撮像カメラの遠隔位置から、前記撮像カメラにより撮像される動画のズーム中心及び画質の少なくとも一方を調整するように前記撮像カメラを制御するための調整部と
を備える、撮像システム。
続きを表示(約 360 文字)【請求項2】
請求項1に記載の撮像システムにおいて、
前記移動体は人であり、前記撮像カメラはウェアラブルカメラである、撮像システム。
【請求項3】
請求項1に記載の撮像システムにおいて、
前記調整部は、前記撮像カメラのホワイトバランス及び露出のうち少なくとも一方を調整するように、前記撮像カメラを制御することができる、撮像システム。
【請求項4】
移動体に設けられ、揺れ補正をする補正部を備えた撮像カメラにより、動画を撮像する撮像方法であって、
前記撮像カメラにより、揺れ補正をしながら動画を撮像し、
前記移動体の遠隔位置において、撮像された前記動画を受信して、前記動画を監視するとともに、前記動画のズーム中心及び画質の少なくとも一方を調整する、撮像方法。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本開示は、移動体に設けられた撮像カメラにより動画を撮像する撮像システム及び撮像方法に関する。
続きを表示(約 1,600 文字)【背景技術】
【0002】
特許文献1には、カメラ部と、該カメラ部をパン方向およびチルト方向へ回動する回動機構と、対象設備へ取り付けられ、前記回動機構の上部を支持する支持部とを有する監視カメラであって、前記支持部は、屈曲自在な屈曲部を少なくとも1つ有し、前記屈曲部は、前記支持部が前記対象設備へ取り付けられた前記監視カメラの前記カメラ部のパン軸が地面に対して垂直となるように屈曲する、監視カメラが開示されている。特許文献1の明細書段落0012には、前記監視カメラが設置場所の自由度に優れることが記載されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2023-108568号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
ところで、人、車、重機、作業用ロボット等の移動するもの(以下「移動体」という。)に撮像カメラを取り付けて、その移動体が現場の状況を撮像しつつ、撮像された動画を、現場から離れた場所(以下「遠隔位置」という。)で監視したい場合がある。その場合、撮像カメラは移動体とともに移動するので、どのような動画が撮像されるかは、移動体の場所、向き及び動き方によって概ね決定される。このため、遠隔位置にて動画を監視する監視者が望む動画が得られにくいという問題がある。
【0005】
ここに開示する技術は、かかる点に鑑みてなされたものであり、その目的とするところは、遠隔位置にいる監視者が望むとおりの動画を、得られやすくすることにある。
【課題を解決するための手段】
【0006】
本開示の第1の態様は、移動体に設けられた撮像カメラにより動画を撮像する撮像システムに関する。この撮像システムは、前記撮像カメラに設けられた、動画を撮像する撮像部と、前記撮像カメラに設けられた、撮像される前記動画の揺れ補正をする補正部と、前記撮像カメラに設けられた、前記補正部により揺れ補正された動画を遠隔位置で監視するために該遠隔位置に送信する通信部と、前記撮像カメラの遠隔位置から、前記撮像カメラにより撮像される動画のズーム中心及び画質の少なくとも一方を調整するように前記撮像カメラを制御するための調整部とを備える。
【0007】
前記第1の態様によると、監視者は、遠隔位置から、撮像カメラを制御して、撮像される動画のズーム中心及び画質の少なくとも一方を調整できる。さらに、動画は、撮像カメラにて揺れ補正がされているので、監視者は、その動画を見ながらズーム中心及び画質の少なくとも一方を調整するのが容易になる。その結果、監視者が望むとおりの動画が得られやすくなる。
【0008】
本開示の第2の態様では、前記撮像システムにおいて、前記移動体は人であり、前記撮像カメラはウェアラブルカメラである。
【0009】
前記第2の態様によると、例えば現場で作業をする作業員が、作業をしながら、取り付けたウェアラブルカメラにて現場を撮像でき、監視者は遠隔位置で動画を監視できるので、便利である。ウェアラブルカメラには補正部が設けられており、撮像される動画は揺れ補正がされるので、作業員は、撮像のためにウェアラブルカメラを静止させておく必要がなく、現場での作業に集中できる。
【0010】
ところで、動画の色調及び明るさは、被写体の周辺環境による影響を特に受けやすい。ここで、本開示の第3の態様では、前記撮像システムにおいて、前記調整部により、前記撮像カメラのホワイトバランス及び露出のうち少なくとも一方を調整するように、前記撮像カメラを制御することができる。このため、監視者は、撮像カメラのホワイトバランスを制御して動画の色調を調整でき、又は撮像カメラの露出を制御して動画の明るさを調整できる。その結果、監視者が望むとおりの動画が更に得られやすくなる。
(【0011】以降は省略されています)

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