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公開番号
2025062126
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-04-11
出願番号
2025018282,2020207803
出願日
2025-02-06,2020-12-15
発明の名称
積層構造
出願人
株式会社新井組
,
岐阜プラスチック工業株式会社
代理人
個人
,
個人
主分類
E04F
15/02 20060101AFI20250404BHJP(建築物)
要約
【課題】場所が異なっても床のかたさが一定である床構造を提供する。
【解決手段】建築物のコンクリート30上に中空構造体50を備え、中空構造体50上に床材70を備えており、コンクリート30はレベリング材32を含み、コンクリート30の下に防湿シート10及び/又は断熱材20を備え、前記中空構造体50は平面視長方形のパネルとして形成されており、各パネルがコンクリート30上に破れ目地状に配置されていて、中空構造体50と床材70とを合わせた厚みは、前記コンクリート30の厚みよりも薄い床構造。
【選択図】図1
特許請求の範囲
【請求項1】
建築物のコンクリート上に中空構造体を備え、前記中空構造体上に合成樹脂製の床材を備えた床構造であって、
前記コンクリートはレベリング材を含み、
前記中空構造体は平面視長方形のパネルとして形成されており、前記各パネルがコンクリート上に破れ目地状に配置されており、
前記各パネルは接着剤により前記コンクリート上に固定され、前記床材は接着剤により前記パネル上に固定されており、
前記床構造は、JISA6519床のかたさ試験方法による衝撃吸収値(G値)が、前記破れ目地状に配置された一枚のパネルの中央部となる位置を位置Aとし、前記破れ目地状に配置されたパネルの短辺と他のパネルの長辺とが交わる位置を位置Bとし、前記破れ目地状に配置されたパネルの短辺と他のパネルの短辺のつなぎ目となる位置を位置Cとしたときそれぞれの位置における平均値の最大値と最小値の差が1~10であり、
かつ、前記床構造は、EN-12235によるバスケットボールの最下部を高さ180cmから自重落下させて床材表面に当たって跳ね返った際の高さであるリバウンド量が、前記位置A、前記位置B及び前記位置Cのそれぞれの位置における平均値の最大量と最小量の差が1~5cmであることを特徴とする床構造。
続きを表示(約 380 文字)
【請求項2】
前記床構造は、JISA1418-2建築物の床衝撃音遮断性能の測定方法による中心周波数(Hz)を63、125、250、500、1k、2k、4kの各周波数にて加振したときの室内音圧の前記各周波数における平均値の最大値が80dB(A)以下であることを特徴とする請求項1に記載の床構造。
【請求項3】
前記コンクリートの下に断熱材及び/又は防湿シートを備えることを特徴とする請求項1または2に記載の床構造。
【請求項4】
前記中空構造体と前記床材とを合わせた厚みは、前記コンクリートの厚みよりも薄いことを特徴とする請求項1ないし請求項3のうちいずれか一項に記載の床構造。
【請求項5】
前記パネルの圧縮強度が0.5~5Mpaであることを特徴とする請求項1ないし請求項4のうちいずれか一項に記載の床構造。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、建築物に設けられる床構造に関する。
続きを表示(約 1,500 文字)
【背景技術】
【0002】
建築物、特に体育館、柔道場、剣道場、フィットネススタジオなどの各種運動が行われる施設においては二重床構造が採用されている。この二重床構造とは、まず一定高さに打設形成されたコンクリート面の上に縦横一定間隔で金属製支持脚を設置する。そして、縦ないし横方向に並ぶ複数の支持脚の上に直線状をなす金属製の大引を平行に配置し、この大引の上に大引の延伸方向と直交する方向に一定間隔で直線状をなす金属製の根太を平行に配置する。さらに、この根太の上に床板等の床材を配置するという構造である。
【0003】
特許文献1には、基礎コンクリート上に一定間隔で固定した支持脚の上に大引を配置し、その上に根太として断面凹凸形状の制振屈曲鋼板を配置し、さらにその上に表面板を配置した体育館の二重床構造が記載されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0004】
特開平8-109735号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
ところで、特許文献1に記載の二重床構造では、床材は根太である制振屈曲鋼板に支持されているが、この制振屈曲鋼板は凹凸状であり、床材の下が制振屈曲鋼板に接触している箇所としない箇所が存在する。また、制振屈曲鋼板は大引に支持されているが、大引も一定間隔で配置されているため制振屈曲鋼板の下が大引に接触している箇所としない箇所が存在する。さらに、大引は支持脚に支持されているが、支持脚も一定間隔で配置されているため大引の下が支持脚に接触している箇所としない箇所が存在する。すなわち、特許文献1の二重床構造では、床材の下に根太としての制振屈曲鋼板、大引、支持脚がそれぞれ位置する箇所としない箇所が存在し、その構造の相違に起因して床の硬さが場所により異なっていた。そして、床の硬さが異なると衝撃吸収度やボールのリバウンド量等も異なることとなる。なお、床の硬さとは床構造全体の鉛直たわみ剛性の影響も含めた床材の表面の硬さをいう。
【課題を解決するための手段】
【0006】
上記課題を解決するため、建築物のコンクリート上に中空構造体を備え、同中空構造体上に合成樹脂製の床材を備えたことを特徴とする。
前記コンクリートはレベリング材を含むことを特徴とする。
【0007】
前記コンクリートの下に断熱材及び/又は防湿シートを備えることを特徴とする。
前記中空構造体は平面視長方形のパネルとして形成されており、前記各パネルがコンクリート上に破れ目地状に配置されていることを特徴とする。
【0008】
前記中空構造体と前記床材とを合わせた厚みは、前記コンクリートの厚みよりも薄いことを特徴とする。
【発明の効果】
【0009】
本発明によれば、床の硬さがどの場所でもほぼ均等な床構造を提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【0010】
本実施形態の床構造の断面模式図。
中空構造体パネルの配置状態を示す平面図。
図3(a)は中空構造体の断面斜視図、図3(b)は図3(a)のα-α線の断面模式図、図3(c)は同β-β線の断面模式図。
図4(a)はコア層を構成するシート材の部分斜視図、図4(b)は同シート材の折り込み途中の状態を示す部分斜視図、図4(c)は同シート材を折り込んだ状態を示す部分斜視図。
【発明を実施するための形態】
(【0011】以降は省略されています)
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