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公開番号2025061592
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-04-10
出願番号2025009172,2023199237
出願日2025-01-22,2019-09-30
発明の名称印刷用カセット及び印刷装置
出願人ブラザー工業株式会社
代理人名古屋国際弁理士法人
主分類B41J 17/32 20060101AFI20250403BHJP(印刷;線画機;タイプライター;スタンプ)
要約【課題】駆動力を伝達するギアの損傷を抑制できる印刷用カセットを提供する。
【解決手段】本開示は、第1ケース部と第2ケース部とを第3ケース部とを有するケースと、第3ケース部に少なくとも一部が収容される第1テープと、一部が第2ケース部に収容され、他の部分がケースの外に位置すると共に、第1方向と平行な回転軸心周りに回転可能なギアと、を備える印刷用カセットである。第1ケース部には、第1テープが排出される排出口が設けられる。第1ケース部、第2ケース部、及び第3ケース部は、第1方向において、第1ケース部、第2ケース部、及び第3ケース部の順に配置される。
【選択図】図3
特許請求の範囲【請求項1】
第1ケース部と第2ケース部とを第3ケース部とを有するケースと、
前記第3ケース部に少なくとも一部が収容される第1テープと、
一部が前記第2ケース部に収容され、他の部分が前記ケースの外に位置すると共に、第1方向と平行な回転軸心周りに回転可能なギアと、
を備え、
前記第1ケース部には、前記第1テープが排出される排出口が設けられ、
前記第1ケース部、前記第2ケース部、及び前記第3ケース部は、前記第1方向において、前記第1ケース部、前記第2ケース部、及び前記第3ケース部の順に配置される、印刷用カセット。
続きを表示(約 1,200 文字)【請求項2】
前記第1ケース部は、
ヘッド開口を規定する第1面を有する突出部と、
前記ヘッド開口を規定し、前記第1方向に直交する第2方向において前記第1面と対向する第2面を有する対向部と、
を有し、
前記第2ケース部は、前記ヘッド開口の前記第1方向における端部に配置され、前記突出部と前記対向部とを連結する第3面を有する、請求項1に記載の印刷用カセット。
【請求項3】
前記第3ケース部の内部空間の体積は、前記第1ケース部の内部空間の体積よりも大きい、請求項1又は請求項2に記載の印刷用カセット。
【請求項4】
前記第3ケース部の重量と前記第3ケース部に収容された部品の重量とを合わせた総重量は、前記第1ケース部の重量と前記第1ケース部に収容された部品の重量とを合わせた総重量よりも大きい、請求項1から請求項3のいずれか1項に記載の印刷用カセット。
【請求項5】
前記第1ケース部と前記第2ケース部とは第1隔離壁によって仕切られ、
前記第2ケース部と前記第3ケース部とは第2隔離壁によって仕切られる、請求項1から請求項4のいずれか1項に記載の印刷用カセット。
【請求項6】
第1蓋部と、
前記第1蓋部に前記第1方向に連結された第1枠部と、
前記第1枠部に前記第1方向に連結された第2枠部と、
前記第2枠部に前記第1方向に連結された第2蓋部と、
を備え、
前記第1ケース部は、前記第1蓋部と、前記第1枠部の前記第1方向における第1部位とによって構成され、
前記第2ケース部は、前記第1枠部の前記第1方向における前記第1部位とは反対側の第2部位と、前記第2枠部の前記第1方向における第3部位とによって構成され、
前記第3ケース部は、前記第2枠部の前記第1方向における前記第3部位とは反対側の第4部位と、前記第2蓋部とによって構成される、請求項1から請求項5のいずれか1項に記載の印刷用カセット。
【請求項7】
前記第2枠部の前記第1方向における長さは、前記第1枠部の前記第1方向における長さよりも大きい、請求項6に記載の印刷用カセット。
【請求項8】
前記ギアは、前記第1枠部と前記第2枠部とを連結する複数の爪の間に配置される、請求項6又は請求項7に記載の印刷用カセット。
【請求項9】
前記第1ケース部の前記第1方向における長さ及び前記第3ケース部の前記第1方向における長さは、それぞれ、前記第2ケース部の前記第1方向における長さよりも大きい、請求項1から請求項8のいずれか1項に記載の印刷用カセット。
【請求項10】
前記第1ケース部の前記第1方向における長さは、前記第3ケース部の前記第1方向における長さ以上である、請求項9に記載の印刷用カセット。
(【請求項11】以降は省略されています)

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本開示は、印刷用カセット及び印刷装置に関する。
続きを表示(約 1,900 文字)【背景技術】
【0002】
印刷用テープに印刷を行う印刷装置では、印刷用テープを収容したカセットを印刷装置本体に着脱することで、印刷用テープの交換及び供給が行われる(特許文献1参照)。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2010-234772号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
上述のカセットにおいて、カセット内に駆動力を伝達する、又は、カセットから外部へ駆動力を伝達するためのギアを設けることが考えられる。このようなギアの一部がカセットのケースの外に配置された場合、カセットが落下し床面等に衝突した際に、ギアが損傷しやすい。
【0005】
本開示の一局面は、駆動力を伝達するギアの損傷を抑制できる印刷用カセットを提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0006】
本開示の一態様は、第1ケース部と第2ケース部とを第3ケース部とを有するケースと、第3ケース部に少なくとも一部が収容される第1テープと、一部が第2ケース部に収容され、他の部分がケースの外に位置すると共に、第1方向と平行な回転軸心周りに回転可能なギアと、を備える印刷用カセットである。
【0007】
第1ケース部には、第1テープが排出される排出口が設けられる。第1ケース部、第2ケース部、及び第3ケース部は、第1方向において、第1ケース部、第2ケース部、及び第3ケース部の順に配置される。
【0008】
本開示の別の態様は、印刷用カセットと、印刷用カセットが装着される印刷装置本体と、を備える印刷装置である。印刷装置本体は、ギアに係合する駆動力伝達部を有する。
【0009】
これらのような構成によれば、第1ケース部と第3ケース部とで挟まれた第2ケース部にギアが配置される。そのため、印刷用カセットが落下しギアの回転軸心の軸方向と垂直な面が床面等に衝突した際に、ギアが第1ケース部と第3ケース部とで保護され、ギアの損傷が抑制される。
【図面の簡単な説明】
【0010】
図1A、図1B及び図1Cは、実施形態における印刷装置において印刷用カセットを印刷装置本体から取り外した状態を示す模式的な斜視図である。
図2A、図2B及び図2Cは、図1Aの印刷装置における印刷用カセットの模式的な斜視図である。
図3は、図2Aの印刷用カセットの模式的な分解斜視図である。
図4は、図2CのIV-IV線での模式的な断面図である。
図5A及び図5Bは、図2Aの印刷用カセットにおける第1枠部の模式的な斜視図であり、図5Cは、図2Aの印刷用カセットにおける第2枠部の模式的な斜視図である。
図6は、図2Aの印刷用カセットの第1蓋部を取り外した状態を示す模式的な斜視図である。
図7は、図2Aの印刷用カセットにおける被印刷テープ及びインクリボンの経路を説明する模式図である。
図8Aは、図2CのVIIIA-VIIIA線での模式的な断面図であり、図8Bは、図2CのVIIIB-VIIIB線での模式的な断面図であり、図8Cは、図2CのVIIIC-VIIIC線での模式的な断面図であり、図8Dは、図2CのVIIID-VIIID線での模式的な断面図である。
図9は、図1Aの印刷装置における印刷装置本体の模式的な平面図である。
図10は、図1Aの印刷装置における出力ギアとプラテンギアとの係合状態を示す模式図である。
図11A及び図11Bは、図1Aとは異なる実施形態における印刷装置において印刷用カセットを印刷装置本体から取り外した状態を示す模式的な斜視図である。
図12は、図11Aの印刷装置における印刷用カセットの模式的な分解斜視図である。
図13は、図11Aの印刷装置における印刷装置本体の模式的な平面図である。
図14は、図11Aの印刷装置における出力ギアとプラテンギアとの係合状態を示す模式図である。
図15は、図1A及び図11Aとは異なる実施形態における印刷装置の印刷用カセットの模式的な分解斜視図である。
図16は、図1A、図11A及び図15とは異なる実施形態における印刷装置の印刷用カセットの模式的な分解斜視図である。
【発明を実施するための形態】
(【0011】以降は省略されています)

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