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公開番号
2025060371
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-04-10
出願番号
2024026699
出願日
2024-02-26
発明の名称
水耕栽培用パネル製造用金型ユニット及び水耕栽培用パネルの製造方法
出願人
キョーラク株式会社
代理人
SK弁理士法人
,
個人
,
個人
主分類
B29C
33/42 20060101AFI20250403BHJP(プラスチックの加工;可塑状態の物質の加工一般)
要約
【課題】孔数が異なる複数種類の水耕栽培用パネルを製造可能な、金型ユニットを提供する。
【解決手段】本発明によれば、水耕栽培用パネル製造用金型ユニットであって、前記金型ユニットは、開閉可能に構成された第1及び第2金型を備え、第1及び第2金型は、それぞれ、金型本体を備え、前記金型本体のキャビティ面には、複数の駒取付穴が設けられており、前記駒取付穴は、栽培物挿入孔を形成するための孔形成駒と、前記駒取付穴を閉塞させる閉塞駒の何れもが装着可能に構成されており、前記駒取付穴に取り付ける孔形成駒の数を変化させることによって、水耕栽培用パネルに形成される前記栽培物挿入孔の数を変化させることが可能である、水耕栽培用パネル製造用金型ユニットが提供される。
【選択図】図1
特許請求の範囲
【請求項1】
水耕栽培用パネル製造用金型ユニットであって、
前記金型ユニットは、開閉可能に構成された第1及び第2金型を備え、
第1及び第2金型は、それぞれ、金型本体を備え、
前記金型本体のキャビティ面には、複数の駒取付穴が設けられており、
前記駒取付穴は、栽培物挿入孔を形成するための孔形成駒と、前記駒取付穴を閉塞させる閉塞駒の何れもが装着可能に構成されており、
前記駒取付穴に取り付ける孔形成駒の数を変化させることによって、水耕栽培用パネルに形成される前記栽培物挿入孔の数を変化させることが可能である、水耕栽培用パネル製造用金型ユニット。
続きを表示(約 530 文字)
【請求項2】
請求項1に記載の金型ユニットであって、
第1金型の前記金型本体の前記駒取付穴と、第2金型の前記金型本体の前記駒取付穴は、互いに対向する位置に配置されている、金型ユニット。
【請求項3】
請求項2に記載の金型ユニットであって、
第1金型の前記駒取付穴に装着される前記孔形成駒と、第2金型の前記駒取付穴に装着される前記孔形成駒は、同一形状である、金型ユニット。
【請求項4】
請求項1~請求項3の何れか1つに記載の金型ユニットを用いた水耕栽培用パネルの製造方法であって、
第1製造工程と、第2製造工程を備え、
第1製造工程では、第1状態にした前記金型ユニットを用いて前記水耕栽培用パネルを製造し、
第1状態は、前記駒取付穴に装着する前記孔形成駒と前記閉塞駒の数がそれぞれ第1の所定数である状態であり、
第2製造工程では、第2状態にした前記金型ユニットを用いて前記水耕栽培用パネルを製造し、
第2状態は、前記駒取付穴に装着する前記孔形成駒と前記閉塞駒の数がそれぞれ第2の所定数である状態であり、
第2の所定数は、第1の所定数とは、異なる数である、方法。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、水耕栽培用パネル製造用金型ユニット及び水耕栽培用パネルの製造方法に関する。
続きを表示(約 2,800 文字)
【背景技術】
【0002】
特許文献1には、栽培物が苗床部材に植設されて構成された栽培物が挿入される孔が設けられた水耕栽培用パネルが開示されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開平9-103203号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
水耕栽培用パネルは、栽培する栽培物の種類や栽培環境などに応じて、栽培物を挿入する孔の数が異なるものが求められる場合がある。水耕栽培用パネルは、通常、金型を用いた成形によって製造されるところ、製造コスト等の観点から、共通の金型を用いて、孔数が異なる複数種類の水耕栽培用パネルを製造することが望まれるが、孔数が異なると金型の形状も異なるので、金型の共通化は容易ではない。
【0005】
本発明はこのような事情に鑑みてなされたものであり、孔数が異なる複数種類の水耕栽培用パネルを製造可能な、金型ユニットを提供するものである。
【課題を解決するための手段】
【0006】
本発明によれば、以下の発明が提供される。
[1]水耕栽培用パネル製造用金型ユニットであって、前記金型ユニットは、開閉可能に構成された第1及び第2金型を備え、第1及び第2金型は、それぞれ、金型本体を備え、前記金型本体のキャビティ面には、複数の駒取付穴が設けられており、前記駒取付穴は、栽培物挿入孔を形成するための孔形成駒と、前記駒取付穴を閉塞させる閉塞駒の何れもが装着可能に構成されており、前記駒取付穴に取り付ける孔形成駒の数を変化させることによって、水耕栽培用パネルに形成される前記栽培物挿入孔の数を変化させることが可能である、水耕栽培用パネル製造用金型ユニット。
[2][1]に記載の金型ユニットであって、第1金型の前記金型本体の前記駒取付穴と、第2金型の前記金型本体の前記駒取付穴は、互いに対向する位置に配置されている、金型ユニット。
[3][2]に記載の金型ユニットであって、第1金型の前記駒取付穴に装着される前記孔形成駒と、第2金型の前記駒取付穴に装着される前記孔形成駒は、同一形状である、金型ユニット。
[4][1]~[3]の何れか1つに記載の金型ユニットを用いた水耕栽培用パネルの製造方法であって、第1製造工程と、第2製造工程を備え、第1製造工程では、第1状態にした前記金型ユニットを用いて前記水耕栽培用パネルを製造し、第1状態は、前記駒取付穴に装着する前記孔形成駒と前記閉塞駒の数がそれぞれ第1の所定数である状態であり、第2製造工程では、第2状態にした前記金型ユニットを用いて前記水耕栽培用パネルを製造し、第2状態は、前記駒取付穴に装着する前記孔形成駒と前記閉塞駒の数がそれぞれ第2の所定数である状態であり、第2の所定数は、第1の所定数とは、異なる数である、方法。
【発明の効果】
【0007】
本発明の金型ユニットでは、駒取付穴には、孔形成駒と閉塞駒の何れもが装着可能になっており、所望の栽培物挿入孔の数だけ孔形成駒を駒取付穴に装着し、残りの駒取付穴は、閉塞駒で閉塞させることが可能になっている。このような構成によれば、孔数が異なる複数種類の水耕栽培用パネルを製造可能である。また、駒取付穴を閉塞駒で閉塞させるので、孔形成駒を装着しない駒取付穴に成形用の材料が入り込んでしまうという問題の発生を抑制することができる。
【図面の簡単な説明】
【0008】
水耕栽培用パネル10の斜視図である。
図2Aは、図1中のA-A断面図である。図2Bは、図2A中の領域Bの拡大図である。図2Cは、栽培物挿入孔1に栽培物4を挿入したパネル10を養液9上に浮かべた状態を示す、図2Bに対応する断面図である。
16個の栽培物挿入孔1を有する水耕栽培用パネル10の構成例を示す斜視図である。
金型ユニット20の斜視図である。
図5Aは、図4中のA-A断面図である。図5Bは、図5A中の領域Bの拡大図である。図5Cは、図5Bの分解図である。
図6A~図6Cは、それぞれ、金型本体23、孔形成駒24、閉塞駒25の斜視図である。図6Dは、図6Bの分解斜視図である。
図7Aは、64個の駒取付穴23cを有する金型本体23の構成例を示す斜視図である。図7Bは、図7Aの金型本体23の駒取付穴23cのうち、孔形成駒24を取り付けるもの(16個)を太線26で囲った状態の平面図である。
図8A~図8Bは、それぞれ、図7Aの金型本体23の駒取付穴23cのうち、孔形成駒24を取り付けるもの(32個、48個)を太線26で囲った状態の平面図である。
第1金型21と第2金型22の間にパリソン5として第1及び第2樹脂シート5a,5bを配置した後の状態を示す断面図である。
図9の状態から、第1及び第2金型21,22で、第1及び第2樹脂シート5a,5bを賦形した後の状態を示す断面図である。
図10の状態から、第1及び第2金型21,22を閉じた後の状態を示す断面図である。
図11の状態から、第1及び第2金型21,22から成形体8を取り出した後の断面図である。
図13A~図13Cは、それぞれ、閉塞駒25の変形例を示す斜視図、平面図、正面図である。
図14Aは、図13Aの閉塞駒25を金型本体23に装着した状態を示す、図5Bに対応する断面図である。図14Bは、図13Aの閉塞駒25を装着した金型ユニット20を用いて製造したパネル10の、図2Bに対応する断面図である。図14Cは、図14B中の領域Cの拡大図である。
図15A~図15Cは、閉塞駒25の頂面25cがキャビティ面23aから突出するように閉塞駒25を金型本体23に装着した場合の、図14A~図14Cに対応する図である。
【発明を実施するための形態】
【0009】
以下、本発明の実施形態について説明する。以下に示す実施形態中で示した各種特徴事項は、互いに組み合わせ可能である。また、各特徴について独立して発明が成立する。さらに、以下の実施形態のうち、特許請求の範囲で規定されていない要素は、任意の要素であるので、省略可能である。以下の説明中で開示する数値の末尾には、任意の個数(例えば1つ又は2つ)の「0」を追加してもよい。例えば、「1.4」の後ろに「0」を1つ又は2つ追加して「1.40」又は「1.400」としてもよい。
【0010】
1.水耕栽培用パネル10
まずは、図1~図2を用いて、後述する水耕栽培用パネル製造用金型ユニット20を用いて製造可能な水耕栽培用パネル10について説明する。
(【0011】以降は省略されています)
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