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公開番号
2024168804
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2024-12-05
出願番号
2023085756
出願日
2023-05-24
発明の名称
防火板材の製造方法
出願人
中川産業株式会社
代理人
個人
主分類
B29C
43/34 20060101AFI20241128BHJP(プラスチックの加工;可塑状態の物質の加工一般)
要約
【課題】十分な不燃性を有する防火板材を実現できる簡易な製造方法を提供する。
【解決手段】無機繊維の不織布3に熱硬化性樹脂2を含浸させ、不織布3の少なくとも片面に無機繊維の織布4を積層して、積層方向から熱プレスして板状に成形する。熱プレス時の温度は140℃、圧力は10MPaである。
【選択図】 図1
特許請求の範囲
【請求項1】
無機繊維の不織布に熱硬化性樹脂を含浸させ、前記不織布の少なくとも片面に無機繊維の織布を積層して、積層方向から熱プレスして板状に成形することを特徴とする防火板材の製造方法。
続きを表示(約 200 文字)
【請求項2】
前記無機繊維は、バサルト繊維、ガラス繊維、カーボン繊維のいずれかである請求項1に記載の防火板材の製造方法。
【請求項3】
前記熱硬化性樹脂は、不飽和ポリエステル系樹脂、エポキシ系樹脂のいずれかである請求項1に記載の防火板材の製造方法。
【請求項4】
前記熱プレス時の温度は140℃、圧力は10MPaである請求項1に記載の防火板材の製造方法。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は防火板材の製造方法に関するものである。
続きを表示(約 860 文字)
【背景技術】
【0002】
例えば特許文献1には不燃化粧板の製造方法が開示されており、これは、ガラス繊維不織布に、フェノール樹脂、メラミン―ホルムアルデヒド樹脂および水酸化アルミニウムからなるスラリーを含侵させてコア層とし、表面層としてコート紙を、接着材を介して積層した後に全体を熱圧成形するものである。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2005―1214
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
しかし、上記従来の不燃化粧板の製造方法は複雑であるとともに、製造された化粧板の不燃性は未だ十分でないという問題があった。
【0005】
そこで、本発明はこのような課題を解決するもので、十分な不燃性を有する防火板材を実現できる簡易な製造方法を提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0006】
上記目的を達成するために、本発明の防火板材の製造方法は、無機繊維の不織布(3)に熱硬化性樹脂(2)を含浸させ、前記不織布(3)の少なくとも片面に無機繊維の織布(4)を積層して、積層方向から熱プレスして板状に成形するものである。
【0007】
前記無機繊維としては、バサルト繊維、ガラス繊維、カーボン繊維のいずれかであることが好ましいが、これらには限られない。
【0008】
前記熱硬化性樹脂としては、不飽和ポリエステル系樹脂、エポキシ系樹脂のいずれかであることが好ましいが、これらには限られない。
【0009】
前記熱プレス時の温度は140℃、圧力は10MPaであることが好ましいが、これには限られない。
【0010】
上記カッコ内の符号は、後述する実施形態に記載の具体的手段との対応関係を参考的に示すものである。
【発明の効果】
(【0011】以降は省略されています)
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