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公開番号
2025059400
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-04-10
出願番号
2023169473
出願日
2023-09-29
発明の名称
プリンタおよびカッタユニット
出願人
ブラザー工業株式会社
代理人
個人
,
個人
主分類
B41J
11/70 20060101AFI20250403BHJP(印刷;線画機;タイプライター;スタンプ)
要約
【課題】プリンタ本体とカッタユニットとの固定部の破損を抑制することに貢献するプリンタおよびカッタユニットを提供する。
【解決手段】プリンタはプリンタ筐体とユニット筐体6とを備える。ユニット筐体6には、プリンタ筐体に固定されるユニット固定部72、74が設けられる。ユニット筐体6の背板7Aには、第二対向方向を向き、プリンタ筐体の第一プリンタ面と接触する第一ユニット面71Aと、第一対向方向を向き、プリンタ筐体の第二プリンタ面と接触する第二ユニット面76B、78Bと、第二軸方向を向き、プリンタ筐体の第三プリンタ面と接触する第三ユニット面771A、791Aと、第一軸方向を向き、プリンタ筐体の第四プリンタ面と接触する第四ユニット面772A、792Aとの少なくとも1つであるユニット面が設けられる。ユニット面はユニット固定部72、74とは異なる位置に設けられる。
【選択図】図7
特許請求の範囲
【請求項1】
プリンタ本体と、
前記プリンタ本体に装着されるカッタユニットと
を備え、
前記プリンタ本体は、
媒体に印刷を行う印刷部と、
軸方向に延びるローラであって、前記軸方向に直交する対向方向において前記印刷部と対向し、前記対向方向と前記軸方向とに直交する搬送方向に前記媒体を搬送するプラテンローラと、
前記印刷部と前記プラテンローラとを収容するプリンタ筐体であって、前記搬送方向と交差するように延び且つ前記プリンタ筐体の前記搬送方向の下流端に位置する排出板を含み、前記排出板には、前記印刷部によって印刷された前記媒体を排出する排出口が設けられるプリンタ筐体と
を備え、
前記カッタユニットは、
前記カッタユニットが前記プリンタ本体に装着された装着状態において前記排出板と前記搬送方向に対向する対向板を含むユニット筐体と、
前記ユニット筐体によって支持され、前記排出口から排出される前記媒体を切断するカッタと
を備え、
前記プリンタ筐体および前記ユニット筐体には、それぞれ、前記装着状態において互いに固定されるプリンタ固定部およびユニット固定部が設けられ、
前記プリンタ筐体には、
前記対向方向の一方である第一対向方向を向く第一プリンタ面と、
前記対向方向のうち前記第一対向方向とは反対の第二対向方向を向く第二プリンタ面と、
前記軸方向の一方である第一軸方向を向く第三プリンタ面と、
前記軸方向のうち前記第一軸方向とは反対の第二軸方向を向く第四プリンタ面と
のうちの少なくとも1つであり、前記プリンタ固定部とは異なる位置に設けられるプリンタ面が設けられ、
前記対向板には、
前記第二対向方向を向き、且つ前記第一プリンタ面と接触する第一ユニット面と、
前記第一対向方向を向き、且つ前記第二プリンタ面と接触する第二ユニット面と、
前記第二軸方向を向き、且つ前記第三プリンタ面と接触する第三ユニット面と、
前記第一軸方向を向き、且つ前記第四プリンタ面と接触する第四ユニット面と
のうち前記プリンタ面に対応する少なくとも1つであり、前記ユニット固定部とは異なる位置に設けられるユニット面が設けられる
ことを特徴とするプリンタ。
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【請求項2】
前記プリンタ固定部は、前記第二対向方向を向くプリンタ固定面を含み、
前記ユニット固定部は、前記第一対向方向を向き、前記プリンタ固定面に接触するユニット固定面を含む
ことを特徴とする請求項1に記載のプリンタ。
【請求項3】
前記対向板には、前記対向板から前記搬送方向の上流に突出するリブであって、前記軸方向と直交するように延び、前記ユニット固定面に接続する補強リブが設けられる
ことを特徴とする請求項2に記載のプリンタ。
【請求項4】
前記プリンタ筐体には、
前記第二プリンタ面と、
前記第三プリンタ面と、
前記第四プリンタ面とが設けられ、
前記対向板には、
前記対向板から前記搬送方向の上流に突出するリブであって、前記第二ユニット面を含む接続リブと、
前記対向板から前記搬送方向の上流に突出するリブであって、前記第三ユニット面を含む第一サイドリブと、
前記対向板から前記搬送方向の上流に突出するリブであって、前記第四ユニット面を含む第二サイドリブとが設けられ、
前記第一サイドリブおよび前記第二サイドリブは、それぞれ、前記軸方向と直交するように延び、且つ前記接続リブに接続する
ことを特徴とする請求項1に記載のプリンタ。
【請求項5】
前記プリンタ筐体には、前記第三プリンタ面と前記第四プリンタ面とを含むガイドリブが設けられ、
前記対向板には、
前記第三ユニット面と、
前記第四ユニット面とが設けられ、
前記第三ユニット面と前記第四ユニット面とは、前記軸方向において互いに対向し、
前記ガイドリブは、前記装着状態において前記第三ユニット面と前記第四ユニット面との間に嵌る
ことを特徴とする請求項1または2に記載のプリンタ。
【請求項6】
前記プリンタ筐体には、前記第二プリンタ面が設けられ、
前記対向板には、前記第二ユニット面が設けられ、
前記第二プリンタ面および前記第二ユニット面の一方には、前記対向方向に延びるボスが設けられ、
前記第二プリンタ面および前記第二ユニット面の他方には、前記装着状態において前記ボスが嵌る穴が設けられる
ことを特徴とする請求項1に記載のプリンタ。
【請求項7】
媒体に印刷を行う印刷部と、軸方向に延びるローラであって、前記軸方向に直交する対向方向において前記印刷部と対向し、前記対向方向と前記軸方向とに直交する搬送方向に前記媒体を搬送するプラテンローラと、前記印刷部と前記プラテンローラとを収容するプリンタ筐体であって、前記搬送方向と交差するように延び且つ前記プリンタ筐体の前記搬送方向の下流端に位置する排出板を含み、前記排出板には、前記印刷部によって印刷された前記媒体を排出する排出口が設けられるプリンタ筐体とを備えたプリンタ本体に装着されるカッタユニットであって、
前記カッタユニットが前記プリンタ本体に装着された装着状態において前記排出板と前記搬送方向に対向する対向板を含むユニット筐体と、
前記ユニット筐体によって支持され、前記排出口から排出される前記媒体を切断するカッタと
を備え、
前記対向板には、前記装着状態において、前記プリンタ筐体に設けられるプリンタ固定部に固定されるユニット固定部が設けられ、
前記対向板には、
前記対向方向の一方である第一対向方向とは反対の第二対向方向を向くユニット面であって、前記プリンタ筐体に設けられ、前記第一対向方向を向く第一プリンタ面と接触する第一ユニット面と、
前記第一対向方向を向くユニット面であって、前記プリンタ筐体に設けられ、前記第二対向方向を向く第二プリンタ面と接触する第二ユニット面と、
前記軸方向の一方である第一軸方向とは反対の第二軸方向を向くユニット面であって、前記プリンタ筐体に設けられ、前記第一軸方向を向く第三プリンタ面と接触する第三ユニット面と、
前記第一軸方向を向くユニット面であって、前記プリンタ筐体に設けられ、前記第二軸方向を向く第四プリンタ面と接触する第四ユニット面と
のうち少なくとも1つであり、前記ユニット固定部とは異なる位置に設けられるユニット面が設けられる
ことを特徴とするカッタユニット。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、プリンタおよびカッタユニットに関する。
続きを表示(約 2,300 文字)
【背景技術】
【0002】
特許文献1に記載のラベルプリンタはプリンタ本体とカッタユニットと備える。プリンタ本体には印刷部とプラテンローラとロック機構とが設けられる。印刷部は媒体に印刷を行う。プラテンローラは媒体を搬送する。ロック機構はカッタユニットがプリンタ本体に装着された状態で、カッタユニットをプリンタ本体に固定する。カッタユニットは印刷された媒体を切断する。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2004-330419号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
上記ラベルプリンタが落下した場合、プリンタ本体とカッタユニットとの固定部(ロック機構)が落下の衝撃を受ける。この場合、プリンタ本体とカッタユニットとの固定部が破損する可能性がある。
【0005】
本発明の目的は、プリンタ本体とカッタユニットとの固定部の破損を抑制することに貢献するプリンタおよびカッタユニットを提供することである。
【課題を解決するための手段】
【0006】
本発明の第一態様に係るプリンタは、プリンタ本体と、前記プリンタ本体に装着されるカッタユニットとを備え、前記プリンタ本体は、媒体に印刷を行う印刷部と、軸方向に延びるローラであって、前記軸方向に直交する対向方向において前記印刷部と対向し、前記対向方向と前記軸方向とに直交する搬送方向に前記媒体を搬送するプラテンローラと、前記印刷部と前記プラテンローラとを収容するプリンタ筐体であって、前記搬送方向と交差するように延び且つ前記プリンタ筐体の前記搬送方向の下流端に位置する排出板を含み、前記排出板には、前記印刷部によって印刷された前記媒体を排出する排出口が設けられるプリンタ筐体とを備え、前記カッタユニットは、前記カッタユニットが前記プリンタ本体に装着された装着状態において前記排出板と前記搬送方向に対向する対向板を含むユニット筐体と、前記ユニット筐体によって支持され、前記排出口から排出される前記媒体を切断するカッタとを備え、前記プリンタ筐体および前記ユニット筐体には、それぞれ、前記装着状態において互いに固定されるプリンタ固定部およびユニット固定部が設けられ、前記プリンタ筐体には、前記対向方向の一方である第一対向方向を向く第一プリンタ面と、前記対向方向のうち前記第一対向方向とは反対の第二対向方向を向く第二プリンタ面と、前記軸方向の一方である第一軸方向を向く第三プリンタ面と、前記軸方向のうち前記第一軸方向とは反対の第二軸方向を向く第四プリンタ面とのうちの少なくとも1つであり、前記プリンタ固定部とは異なる位置に設けられるプリンタ面が設けられ、前記対向板には、前記第二対向方向を向き、且つ前記第一プリンタ面と接触する第一ユニット面と、前記第一対向方向を向き、且つ前記第二プリンタ面と接触する第二ユニット面と、前記第二軸方向を向き、且つ前記第三プリンタ面と接触する第三ユニット面と、前記第一軸方向を向き、且つ前記第四プリンタ面と接触する第四ユニット面とのうち前記プリンタ面に対応する少なくとも1つであり、前記ユニット固定部とは異なる位置に設けられるユニット面が設けられることを特徴とする。
【0007】
第一態様によれば、仮にプリンタが落下したとしても、プリンタは、プリンタ固定部とユニット固定部とに加えて、プリンタ面とユニット面とで落下の衝撃を受ける。よって、プリンタはプリンタ固定部とユニット固定部との破損を抑制することに貢献する。
【0008】
前記プリンタにおいて、前記プリンタ固定部は、前記第二対向方向を向くプリンタ固定面を含み、前記ユニット固定部は、前記第一対向方向を向き、前記プリンタ固定面に接触するユニット固定面を含んでもよい。例えば、第一対向方向または第二対向方向が鉛直方向を向く姿勢でプリンタが落下する場合がある。この場合、プリンタ固定部とユニット固定部とが受ける落下の衝撃は、プリンタ筐体とユニット筐体とに分散されやすい。よって、プリンタはプリンタ固定部とユニット固定部との破損を抑制することに貢献する。
【0009】
前記プリンタにおいて、前記対向板には、前記対向板から前記搬送方向の上流に突出するリブであって、前記軸方向と直交するように延び、前記ユニット固定面に接続する補強リブが設けられてもよい。この場合、プリンタ固定部とユニット固定部とが受ける落下の衝撃は、補強リブに分散される。よって、プリンタはプリンタ固定部とユニット固定部との破損を抑制することに貢献する。
【0010】
前記プリンタにおいて、前記プリンタ筐体には、前記第二プリンタ面と、前記第三プリンタ面と、前記第四プリンタ面とが設けられ、前記対向板には、前記対向板から前記搬送方向の上流に突出するリブであって、前記第二ユニット面を含む接続リブと、前記対向板から前記搬送方向の上流に突出するリブであって、前記第三ユニット面を含む第一サイドリブと、前記対向板から前記搬送方向の上流に突出するリブであって、前記第四ユニット面を含む第二サイドリブとが設けられ、前記第一サイドリブおよび前記第二サイドリブは、それぞれ、前記軸方向と直交するように延び、且つ前記接続リブに接続してもよい。この場合、接続リブが受ける落下の衝撃は、第一サイドリブと第二サイドリブとに分散される。よって、プリンタは接続リブの破損を抑制することに貢献する。
(【0011】以降は省略されています)
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