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公開番号2025059110
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-04-09
出願番号2024168860
出願日2024-09-27
発明の名称吊具
出願人積水化学工業株式会社
代理人個人,個人,個人,個人
主分類E04D 13/072 20060101AFI20250401BHJP(建築物)
要約【課題】支持部材の変形を抑えることができる吊具を提供する。
【解決手段】吊具20は、支持部材25と、補強部材26と、第1変位抑制部54及び第2変位抑制部56と、を備える。支持部材25は、軒樋10の長手方向に対して交差する方向に配置される支持本体35と、支持本体35の両端に設けられて前耳部15及び後耳部16を収容する第1耳保持部36及び第2耳保持部37を有する。補強部材26は、支持本体35の長手方向に沿って配置され、第1耳保持部36及び第2耳保持部37に設けられる。第1変位抑制部54は、第1耳保持部36の内側に配置される。第2変位抑制部56は、第2耳保持部37の内側に配置される。
【選択図】図3
特許請求の範囲【請求項1】
雨樋の長手方向に対して交差する方向に配置される支持本体と、前記支持本体の両端に設けられて前記雨樋に設けられた一対の耳部を収容する一対の耳保持部と、を有する支持部材と、
前記支持本体の長手方向に沿って配置され、前記一対の耳保持部に設けられる補強部材と、
前記耳保持部の内側に配置される変位抑制部と、を備える、吊具。
続きを表示(約 580 文字)【請求項2】
前記支持部材に設けられ前記雨樋の耳部または側壁に内側から対向するばね板をさらに備える、請求項1に記載の吊具。
【請求項3】
前記補強部材は、前記支持部材の裏面に設けられ、前記変位抑制部を含む、請求項1又は請求項2に記載の吊具。
【請求項4】
前記補強部材は、前記支持部材の上方に配置されるとともに、前記一対の耳保持部に外側から設けられ、
前記変位抑制部は、前記補強部材とは個別に前記耳保持部の内側に配置される、請求項1又は請求項2に記載の吊具。
【請求項5】
前記補強部材は、前記雨樋の長手方向において前記支持部材の両側から設けられ、前記変位抑制部を含む、請求項1又は請求項2に記載の吊具。
【請求項6】
前記補強部材は、前記雨樋に設けられ、前記変位抑制部を含む、請求項1又は請求項2に記載の吊具。
【請求項7】
前記補強部材は、前記支持部材の上方に配置されるとともに、前記一対の耳保持部に外側からボルトで設けられ、
前記ボルトは、前記変位抑制部を兼用する、請求項1又は請求項2に記載の吊具。
【請求項8】
前記補強部材に、前記ばね板が設けられ、
前記ばね板が、前記変位抑制部を兼用する、請求項2に記載の吊具。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、吊具に関する。
続きを表示(約 2,000 文字)【背景技術】
【0002】
雨樋は、例えば吊具により建物の軒先の下方に設置される。吊具は、軒先の下方に取り付けられ、雨樋の耳部を支持するために支持部材とばね板とを備えている。支持部材は、支持部材の支持本体にばね板を備えている。支持部材は、軒樋の耳部をばね板ととともに支持する(例えば、特許文献1参照)。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2018-71194号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
しかし、従来の支持部材は、例えば支持部材や雨樋に荷重がかかると支持部材や雨樋が変形する。特に、支持部材が変形することによりばね板と支持部材と間の隙間が開く。加えて、ばね板がたわむことにより軒樋が支持部材から脱落することがある。
【0005】
本発明は、前述した事情に鑑みてなされたものであって、支持部材の変形を抑えることができる吊具を提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0006】
本発明の一態様に係る吊具は、雨樋の長手方向に対して交差する方向に配置される支持本体と、前記支持本体の両端に設けられて前記雨樋に設けられた一対の耳部を収容する一対の耳保持部と、を有する支持部材と、前記支持本体の長手方向に沿って配置され、前記一対の耳保持部に設けられる補強部材と、前記耳保持部の内側に配置される変位抑制部と、を備えている。
【発明の効果】
【0007】
本発明によれば、支持部材の変形を抑えることができる。
【図面の簡単な説明】
【0008】
本発明の第1実施形態に係る吊具を備えた雨樋構造を示す側面図である。
図1の吊具をII-II線に沿って破断した断面図である。
第1実施形態に係る吊具を示す側面図である。
第1実施形態に係る吊具を示す平面図である。
本発明の第2実施形態に係る吊具を示す側面図である。
第2実施形態に係る吊具を示す平面図である。
図5の吊具をVII-VII線に沿って破断した断面図である。
本発明の第3実施形態に係る吊具を示す側面図である。
第3実施形態に係る吊具を示す平面図である。
本発明の第4実施形態に係る吊具を示す側面図である。
本発明の第5実施形態に係る吊具を示す側面図である。
本発明の第6実施形態に係る吊具を示す側面図である。
第6実施形態に係る補強部材を示す平面図である。
本発明の第7実施形態に係る吊具を示す側面図である。
本発明の第8実施形態に係る吊具を示す側面図である。
本発明の実施形態に係るばね板の第1の変形例を備えた雨樋構造を示す側面図である。
本発明の実施形態に係るばね板の第1の変形例を示したばね板の側面図である。
本発明の実施形態に係るばね板の第2の変形例を備えた雨樋構造を示す側面図である。
本発明の実施形態に係るばね板の第2の変形例を示したばね板の側面図である。
本発明の実施形態に係るばね板の第3の変形例を備えた雨樋構造を示す側面図である。
本発明の実施形態に係るばね板の第3の変形例を示したばね板の側面図である。
本発明の実施形態に係るばね板の第4の変形例を備えた雨樋構造を示す側面図である。
本発明の実施形態に係るばね板の第4の変形例を示したばね板の側面図である。
本発明の実施形態に係るばね板による雨樋の変形を抑制する機構を説明する吊具の側面図である。
本発明の実施形態に係るばね板による雨樋の変形を抑制する機構を説明する吊具の側面図である。
【発明を実施するための形態】
【0009】
以下、図面を参照しつつ本発明の一実施形態に係る吊具について説明する。実施形態では、雨樋のうち軒樋に吊具を適用する例について説明するが、軒樋に代えて谷樋に吊具を適用することも可能である。
[第1実施形態]
図1に示すように、軒樋構造1は、例えば、建物の屋根2において軒先3の下方に配置された軒樋10と、軒樋10を保持して軒先3に設置する吊具20と、を備えた構造である。以下、軒樋10に対して軒先3側を前側、軒先3の反対側を後側として説明する。
【0010】
屋根2は、特に限定されるものではないが、上底部2a、傾斜壁2b、下底部2c、傾斜壁2bが交互に繰り返され、下底部2cを挟んで隣り合う傾斜壁2b,2b(一方は図示せず)が略V字状になるように板部材が水平方向に折曲したいわゆる折半屋根となっている。
(【0011】以降は省略されています)

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