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公開番号
2025057139
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-04-09
出願番号
2023166820
出願日
2023-09-28
発明の名称
コンピュータシステム、仮想空間制御システムおよび参加先制御方法
出願人
株式会社バンダイナムコエンターテインメント
代理人
個人
,
個人
,
個人
主分類
H04L
67/131 20220101AFI20250402BHJP(電気通信技術)
要約
【課題】ユーザの参加にあたり、各仮想空間におけるイベントの発生タイミングをもとにして参加先の仮想空間を選択することのできる仕組みを提供すること。
【解決手段】ポータルサーバシステム1100Pは、仮想空間管理システムによって、共通の世界観に設定されながら適用時間軸が個別に設定されて時差のある仮想世界として管理されている複数の仮想空間の中から、ユーザの参加先を制御する。仮想空間管理システムでは、仮想空間毎に、当該仮想空間の適用時間軸に基づく発生タイミングでイベントを発生させる制御を行っている。ポータルサーバシステム1100Pは、参加希望ユーザから参加要求を受け付けた場合、複数の仮想空間の中から、参加要求タイミングに基づく所与の条件を満たす前記適用時間軸の仮想空間を参加希望ユーザの参加先の仮想空間として選択する選択部215と、を備える。
【選択図】図5
特許請求の範囲
【請求項1】
仮想空間管理システムによって、共通の世界観に設定されながら適用時間軸が個別に設定されて時差のある仮想世界として管理されている複数の仮想空間の中から、ユーザの参加先を制御するコンピュータシステムであって、
前記仮想空間管理システムは、前記仮想空間毎に、当該仮想空間の前記適用時間軸に基づく発生タイミングでイベントを発生させる制御を行っており、
参加希望ユーザによる参加要求を受け付ける参加要求受付手段と、
前記参加要求を受け付けた場合、前記複数の仮想空間の中から、当該参加要求に係る参加要求タイミングに基づく所与の条件を満たす前記適用時間軸の仮想空間を前記参加希望ユーザの参加先の仮想空間として選択する選択手段と、
を備えるコンピュータシステム。
続きを表示(約 1,300 文字)
【請求項2】
前記選択手段は、前記仮想空間毎の前記適用時間軸上の前記参加要求タイミングと、前記仮想空間のそれぞれにおける前記発生タイミングと、に基づいて、前記参加希望ユーザの参加先の仮想空間を選択する、
請求項1に記載のコンピュータシステム。
【請求項3】
前記イベントは、前記仮想空間のそれぞれで発生する同様の内容の共通イベントを含み、
前記選択手段は、前記仮想空間毎の前記適用時間軸上の前記参加要求タイミングと、前記仮想空間のそれぞれにおける前記共通イベントの前記発生タイミングと、に基づいて、前記参加希望ユーザの参加先の仮想空間を選択する、
請求項1に記載のコンピュータシステム。
【請求項4】
前記選択手段は、前記参加希望ユーザのユーザ情報をさらに用いて前記参加希望ユーザの参加先の仮想空間を選択する、
請求項1に記載のコンピュータシステム。
【請求項5】
前記仮想空間管理システムは、管理対象の異なる前記仮想空間を管理する複数の仮想空間管理サーバを具備しており、
前記適用時間軸は、当該仮想空間管理サーバが管理対象とする前記仮想空間毎に個別に設定されている、
請求項1に記載のコンピュータシステム。
【請求項6】
前記選択手段は、
前記選択した仮想空間を候補として前記参加希望ユーザに提示し、当該選択した仮想空間の数が1つである場合には許諾の操作を、複数である場合には択一選択の操作を要求する制御を行う候補提示制御手段と、
前記候補提示制御手段による提示に対する前記参加希望ユーザの操作に基づいて、前記参加希望ユーザの参加先の仮想空間を決定する決定手段と、
を有する、
請求項1に記載のコンピュータシステム。
【請求項7】
前記選択手段は、前記選択した仮想空間の数が1つである場合には当該仮想空間を、複数である場合には所与の条件に基づいて選択した1つの仮想空間を前記参加希望ユーザの参加先の仮想空間として決定する、
請求項1に記載のコンピュータシステム。
【請求項8】
前記複数の仮想空間のうち、ユーザ毎に、主たる参加先とする基準仮想空間を設定する基準仮想空間設定手段と、
前記選択手段により選択された仮想空間が前記参加希望ユーザの前記基準仮想空間と一致しているか否かに基づく報知表示を制御する報知表示制御手段と、
を備える請求項1に記載のコンピュータシステム。
【請求項9】
前記基準仮想空間設定手段は、前記ユーザ毎に、当該ユーザの選択操作、または、当該ユーザによる前記仮想空間のそれぞれへの参加状況に基づいて前記基準仮想空間を設定する、
請求項8に記載のコンピュータシステム。
【請求項10】
前記選択手段は、前記参加希望ユーザの前記基準仮想空間における前記発生タイミングに基づく所与の優先判定条件を満たす場合には、前記基準仮想空間を前記参加希望ユーザの参加先の仮想空間として選択する、
請求項8又は9に記載のコンピュータシステム。
(【請求項11】以降は省略されています)
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、複数の仮想空間の中からユーザの参加先を制御するコンピュータシステム等に関する。
続きを表示(約 1,700 文字)
【背景技術】
【0002】
コンピュータの演算処理により仮想空間(例えば、メタバース、多人数参加型オンラインゲームのゲーム空間等)を構築し、利用者であるユーザのキャラクタ(例えば、アバター、プレーヤキャラクタ等;以下「ユーザキャラクタ」という。)を配置して、ユーザに仮想空間での仮想体験を提供する技術が知られている。例えば、特許文献1には、1つの仮想空間を共有するユーザ間でコミュニケーションをとることができる技術が開示されている。
【0003】
また、仮想空間に参加するユーザ数が大規模になると、1台のコンピュータシステムで管理・運用しきれなくなる。そのような場合に、共通する世界観に設定された仮想空間のデータを複数のサーバシステムそれぞれに持たせ、各サーバシステムがそれぞれの仮想空間を個別に管理して、ユーザが使用するユーザ端末をそれらのサーバシステムに分散接続させる技術も知られている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0004】
特開2001-312744号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
特許文献1等に開示されている仮想空間においてイベントを発生させる場合、当該仮想空間に参加するユーザにとって参加し易い時間帯を考慮し、発生タイミングを制御するのが望ましい。一般に、夜間や休日の日中は参加し易く、深夜や早朝、平日の日中は参加し難いということができる。しかし、実際の生活リズムはユーザによって様々であり、日によっても異なる。そのため、全てのユーザが参加し易いようにイベントを発生させるのは困難であった。
【0006】
本発明が解決しようとする課題は、共通の世界観に設定されながら時差のある仮想世界として仮想空間を管理させ、ユーザの参加にあたり好適な参加先の仮想空間を選択することのできる仕組みを提供すること、である。
【課題を解決するための手段】
【0007】
上記課題を解決するための第1の発明は、仮想空間管理システムによって、共通の世界観に設定されながら適用時間軸が個別に設定されて時差のある仮想世界として管理されている複数の仮想空間の中から、ユーザの参加先を制御するコンピュータシステムであって、前記仮想空間管理システムは、前記仮想空間毎に、当該仮想空間の前記適用時間軸に基づく発生タイミングでイベントを発生させる制御を行っており、参加希望ユーザによる参加要求を受け付ける参加要求受付手段(例えば、図5の参加要求受付部213)と、前記参加要求を受け付けた場合、前記複数の仮想空間の中から、当該参加要求に係る参加要求タイミングに基づく所与の条件を満たす前記適用時間軸の仮想空間を前記参加希望ユーザの参加先の仮想空間として選択する選択手段(例えば、図5の選択部215)と、を備えるコンピュータシステムである。
【0008】
第1の発明によれば、参加希望ユーザによる仮想空間への参加要求を受け付けた場合に、仮想空間管理システムによって管理されている仮想空間のうち、参加要求タイミングに基づく所与の条件を満たす適用時間軸の仮想空間を参加先の仮想空間として選択することができる。例えば、参加要求タイミングの直近にイベント発生タイミングがあることを所与の条件とする適用時間軸の仮想空間を選択する、といったことが可能となる。これによれば、ユーザの参加にあたり好適な参加先の仮想空間を選択することができる。
【0009】
第2の発明は、上記の発明において、前記選択手段は、前記仮想空間毎の前記適用時間軸上の前記参加要求タイミングと、前記仮想空間のそれぞれにおける前記発生タイミングと、に基づいて、前記参加希望ユーザの参加先の仮想空間を選択する、コンピュータシステムである。
【0010】
第2の発明によれば、各仮想空間に設定されている適用時間軸上の参加要求タイミングと、各仮想空間のそれぞれにおけるイベントの発生タイミングと、に基づいて、参加希望ユーザの参加先の仮想空間を選択することができる。
(【0011】以降は省略されています)
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