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公開番号2025055397
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-04-08
出願番号2023164727
出願日2023-09-27
発明の名称尾輪機構及び尾輪機構を有する農作業機
出願人株式会社ササキコーポレーション
代理人個人,個人,個人
主分類A01D 23/02 20060101AFI20250401BHJP(農業;林業;畜産;狩猟;捕獲;漁業)
要約【課題】多様な畝高さに対して適応するとともに取り扱いが容易な尾輪機構及び尾輪機構を有する農作業機を提供する。
【解決手段】複数の刈刃23を有した刈刃部Fの上部を覆うカバー体Gに設けられる尾輪機構Hであって、カバー体Gの上部の左右中間部で回動自在な第1リンク43と、カバー体Gの下部であってカバー体Gの側部で回動自在に設ける第2リンク44と、カバー体Gと平行に進行方向左右に設けて第1リンク43及び第2リンク44を連結する尾輪フレーム45と、カバー体Gの上方と第1リンク43とを連結し、伸縮することで尾輪フレーム45を上下動させる伸縮手段(昇降手段)41と、尾輪フレームに上部を固定して下部を地面に接地して伸縮手段(昇降手段)41によって刈刃部の刈高さを調整可能な接地手段51と、を備えたことを特徴とする尾輪機構H。
【選択図】図1
特許請求の範囲【請求項1】
複数の刈刃を有した刈刃部の上部を覆うカバー体に設けられる尾輪機構であって、
前記カバー体の上部の左右中間部で回動自在な第1リンクと、
前記カバー体の下部であって前記カバー体の側部で回動自在に設ける第2リンクと、
前記カバー体と平行に進行方向左右に設けて前記第1リンク及び前記第2リンクを連結する尾輪フレームと、
前記カバー体の上方と前記第1リンクとを連結し、伸縮することで前記尾輪フレームを上下動させる伸縮手段と、
前記尾輪フレームに上部を固定して下部を地面に接地して前記伸縮手段によって前記刈刃部の刈高さを調整可能な接地手段と、
を備えたことを特徴とする尾輪機構。
続きを表示(約 700 文字)【請求項2】
前記接地手段は前記尾輪フレームに固定されたホルダと、
前記ホルダに対して上下方向に移動可能であって、前記ホルダに対して位置を固定可能に設けるアームと、
前記アームの下端で回転自在に設け、地面に接することで転動可能な車輪と、
を備えたことを特徴とする請求項1に記載の尾輪機構。
【請求項3】
前記接地手段は車輪に近接して配置されたスクレーパと、
を備えたことを特徴とする請求項2に記載の尾輪機構。
【請求項4】
前記接地手段は水平方向に回動不可能に設ける、
ことを特徴とする請求項1または2に記載の尾輪機構。
【請求項5】
前記接地手段は水平方向に回動可能に設ける、
ことを特徴とする請求項1または2に記載の尾輪機構。
【請求項6】
複数の刈刃を有した刈刃部の上部を覆うカバー体に設けられる尾輪機構であって、
前記カバー体の上部の左右中間部で回動自在な第1リンクと、
前記カバー体の下部であって前記カバー体の側部で回動自在に設ける第2リンクと、
前記カバー体と平行に進行方向左右に設けて前記第1リンク及び前記第2リンクを連結する尾輪フレームと、
前記カバー体の上方と前記第1リンクとを連結し、伸縮することで前記尾輪フレームを上下動させる伸縮手段と、
前記尾輪フレームに上部を固定して下部を地面に接地して前記伸縮手段によって前記刈刃部の刈高さを調整可能な接地手段と、
を備えたことを特徴とする尾輪機構を有した農作業機。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
この発明は尾輪機構及び尾輪機構を有する農作業機に関する。更に詳細には、農作業機の後部に設ける尾輪機構及び尾輪機構を後部に有する農作業機に関する。
続きを表示(約 1,600 文字)【背景技術】
【0002】
畝に対して刈刃高さを保ちながら、地上に生えている作物の茎や蔓等を切断する作業ができる作業機が特許文献1に公開されている。これによれば、トラクタ後方に装着したフレールモアー本体の後方で畝上面を転動するセンサーローラーを有し、センサーローラーの上下動を受けて発せられた検知信号によって、トラクタの油圧シリンダー装置の油圧コントロールバルブへフィードバックさせて、フレールモアー本体を上下動させるものである。フレールモアー本体の対畝高さは、第1リンクアーム、第2リンクアームにより支持された尾輪の昇降によって調整する。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2000―287518号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
フレール刃の上面全体を覆うカバープレートの下部で回動する第2リンクアームは、カバープレート中央に位置している。つまり、第2リンクアームは左右軸で回転するフレール刃の中央部であって、この後方に位置することとなる。第2リンクアームはフレール刃で裁断された蔓が付着しやすく、この除去に時間を要し、メンテナンスに係る取り扱いが効率的ではない。また、地域によって畝高さが異なる場合もあり、刈刃と尾輪の位置関係が、単一の位置関係では、多様な畝高さに対応できないことも考えられる。
そもそも、地上に生えている作物の茎や蔓等により圃場表面は覆われていると、作業者は畝がどうなっているのか正しい位置を判断しづらく、畝の位置をずらして認識する可能性がある。
したがって、本発明は上記課題に着眼してなされたものであり、多様な畝高さに対して適応するとともに取り扱いが容易な尾輪機構を提供することを目的とする。
【0005】
本発明は、上記課題に着眼してなされたものであり、畝に対して幅方向に相対的な位置関係が異なっても畝天面の高さを適正に計測することが可能な畝高さ検出装置を提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0006】
この発明は、
複数の刈刃を有した刈刃部の上部を覆うカバー体に設けられる尾輪機構であって、
前記カバー体の上部の左右中間部で回動自在な第1リンクと、
前記カバー体の下部であって前記カバー体の側部で回動自在に設ける第2リンクと、
前記カバー体と平行に進行方向左右に設けて前記第1リンク及び前記第2リンクを連結する尾輪フレームと、
前記カバー体の上方と前記第1リンクとを連結し、伸縮することで前記尾輪フレームを上下動させる伸縮手段と、
前記尾輪フレームに上部を固定して下部を地面に接地して前記伸縮手段によって前記刈刃部の刈高さを調整可能な接地手段と、
を備えたことを特徴とする尾輪機構、
に係る。
【0007】
この発明は、更に、
前記接地手段は前記尾輪フレームに固定されたホルダと、
前記ホルダに対して上下方向に移動可能であって、前記ホルダに対して位置を固定可能に設けるアームと、
前記アームの下端で回転自在に設け、地面に接することで転動可能な車輪と、
を備えたことを特徴とする尾輪機構、
に係る。
【0008】
この発明は、更に、
前記接地手段は車輪に近接して配置されたスクレーパと、
を備えたことを特徴とする尾輪機構、
に係る。
【0009】
この発明は、更に、
前記車輪は水平方向に回動不可能に設ける、
ことを特徴とする尾輪機構、
に係る。
【0010】
この発明は、更に、
前記車輪は水平方向に回動可能に設ける、
ことを特徴とする尾輪機構、
に係る。
(【0011】以降は省略されています)

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