TOP
|
特許
|
意匠
|
商標
特許ウォッチ
Twitter
他の特許を見る
10個以上の画像は省略されています。
公開番号
2025061634
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-04-11
出願番号
2023171019
出願日
2023-10-01
発明の名称
魚が掛かりやすく根掛かりしにくいひと組の釣り針
出願人
個人
代理人
主分類
A01K
83/00 20060101AFI20250404BHJP(農業;林業;畜産;狩猟;捕獲;漁業)
要約
【課題】魚が掛かりやすく、しかも根掛りしにくい釣り針を提供することが課題である。
【解決手段】ハリスを結ぶチモトの部分をコイルにした二つの釣り針を、針先を向かい合わせにして重ね、二つのコイルを中空の止め金具で止めて二つの軸が互いに開閉可能に、かつハリスが結べるようにする。一方の釣り針の針先が他方の釣り針の軸の内側にあって、二つの釣り針が重なった状態から二つの釣り針の軸が外側に開かないようにストッパーを設ける。この状態では、針先が魚の口の中で刺さらないので魚がこの釣り針に付けた餌を吐き出すことなく安心して食べる。また、この状態では海中を引きずっても、根がかりすることがない。魚がこの釣り針に付けた餌を食べたときに、二つの軸を挟む力が働き二つの軸が内側に閉じる。すると、二つの針先が交差移動して互いに軸の外側に飛び出るので魚が針にかかる。
【選択図】 図4
特許請求の範囲
【請求項1】
二つの釣り針を、針先を向かい合わせにして重ね、二つの釣り針の軸が互いに外側及び内側に開閉可能に二つの釣り針のチモトの部分をコイルにして止め金具で止め、一方の釣り針の針先が他方の釣り針の軸の内側にあって、二つの釣り針が重なった状態よりも軸が外側に開かないように、一方の釣り針のチモトの部分のコイルを1回半以上回し、その先端を直角方向に曲げたストッパーで他方の釣り針の軸を押さえ、また、魚が釣り針に付けた餌を食べた時に、二つの釣り針の軸を挟む力が働き、二つの釣り針の軸が内側に閉じ、二つの針先が交差移動して互いに軸の外側に飛び出し、魚が餌を食べるのを止めても二つの針先が飛び出たままでいるひと組の釣り針。
続きを表示(約 650 文字)
【請求項2】
二つの釣り針を、針先を向かい合わせにして重ね、二つの釣り針の軸が互いに外側及び内側に開閉可能に二つの釣り針のチモトの部分をコイルにして止め金具で止め、一方の釣り針の針先が他方の釣り針の軸の内側にあって、二つの釣り針が重なった状態よりも軸が外側に開かないように、一方の釣り針のチモト近くの軸に所定の長さのバーの一端を固定し、他端を直角方向に曲げたストッパーで他方の釣り針の軸を押さえ、また、魚が釣り針に付けた餌を食べた時に、二つの釣り針の軸を挟む力が働き、二つの釣り針の軸が内側に閉じ、二つの針先が交差移動して互いに軸の外側に飛び出し、魚が餌を食べるのを止めても二つの針先が飛び出たままでいるひと組の釣り針。
【請求項3】
二つの釣り針を、針先を向かい合わせにして重ね、二つの釣り針の軸が互いに外側及び内側に開閉可能に二つの釣り針のチモトの部分をコイルにして止め金具で止め、一方の釣り針の針先が他方の釣り針の軸の内側にあって、二つの釣り針が重なった状態よりも軸が外側に開かないように、一方の釣り針のチモト近くの軸を曲げて所定の長さのヘアピンカーブ状の折り返しを設け、その先端を直角方向に曲げたストッパーで他方の釣り針の軸を押さえ、また、魚が釣り針に付けた餌を食べた時に、二つの釣り針の軸を挟む力が働き、二つの釣り針の軸が内側に閉じ、二つの針先が交差移動して互いに軸の外側に飛び出し、魚が餌を食べるのを止めても二つの針先が飛び出たままでいるひと組の釣り針。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本願発明は魚釣りにおいて、魚が掛かりやすく、しかも根掛かりしにくいひと組の釣り針に関する。
続きを表示(約 1,800 文字)
【背景技術】
【0002】
魚が掛かりやすい釣り針に関する従来技術は多い。また、根掛かりしにくい釣り針に関する従来技術も多い。しかし、通常、根掛りを防ごうとすれば魚が掛かりにくくなってしまう。そのため、魚が掛かりやすく、しかも根掛かりしにくい釣り針に関する従来技術は少ない。そこで、従来技術の中で、本願発明に類似する技術について要約して説明する。
【0003】
特許文献1は一本のバネ線材の中央部を小さなコイルにして釣り糸が結べるようにし、バネ線材の両端部にそれぞれ釣り針を形成し、二つの釣り針の針先を向かい合わせにして重ねた釣り針である。よって、この状態では二つの釣り針の針先が互いに軸の内側にあって外側に出ていないので海底を引きずっても根掛かりすることがない。また、魚が二つの釣り針の軸を挟むように噛めば、その力によって二つの釣り針の針先が交差移動して軸の外側に出るので針が魚に掛かるようになっている。
【0004】
特許文献2は、[要約]の[解決手段]をそのまま記載すると、「複数の釣り針の針先を内側に向け外部から隠れる状態で連結し、その連結された複数の針に弾力を持たせることによって通常時は針先が外側の障害物には触れない状態で維持され、魚が喰いついた際には咬む圧力によって針先が内側から外側へと交差移動し通常の釣り針同様の機能を果たす仕組みから成る物」である。この特許文献2の特徴は「弾力のある物質」で複数の釣り針をチモトの部分で連結してある点である。この釣り針もこのままの状態では海底を引きずっても根掛かりすることがなく、また、魚が喰いついたときには針先が交差移動して軸の外側に出るので針が魚に掛かるようになっている。
【0005】
特許文献3は特許文献1と同じように、一本のバネ線材の中央部を小さなコイルにして釣り糸が結べるようにし、バネ線材の両端部にそれぞれ釣り針を形成し、二つの釣り針の針先を向かい合わせにして重ねた釣り針である。特許文献1と異なる点は、二つの釣り針の軸がバネ線材の弾力によって開かないように、二つの釣り針の軸をまたぐようにストッパーを設けている点である。よって、ストッパーが働いていれば二つの釣り針の軸が開かないので、海底を引きずっても根掛かりすることがない。また、魚が二つの釣り針の軸を挟むように噛めば、その力によってストッパーが外れ、二つの釣り針の軸が外側に開くので、針が魚に掛かるようになっている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0006】
特許公報 昭34-6876号公報
特開2004-065235号公報
公表特許公報 平5-506352公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0007】
魚が掛かりやすく、しかも根掛かりしにくい釣り針を提供することが課題であるが、課題をより明確にするために、そもそも魚がどのように餌を食べるのか、その生態を調べる必要がある。
【0008】
そこで、水槽で飼っている魚が餌をどのように食べるのかをつぶさに観察してみた。すると、まず、餌によって食べ方が異なることが分かった。口をパクパク動かしながら餌を少しずつ噛み砕いて食べる場合と、餌を口の中に吸い込んでから口をパクパク動かしながら食べる場合がある。
【0009】
餌を少しずつ噛み砕いて食べる場合は、口の中に入れた餌をより細かくする、すなわち咀嚼するときも口を動かしているが、それだけではなく、餌を飲み込むときにも口を動かしていると思われる。餌を吸い込んでから食べる場合は、吸い込んだ餌を、口を動かしながら飲み込んでいると思われる。つまり、魚は餌を噛み砕くときだけでなく、飲み込むときにも口を動かすのである。
【0010】
次に分かったことは、いずれの場合も魚が餌を口の中に入れた後に、一瞬、口を動かすのを止めることである。餌を吸い込んでから飲み込む場合も、餌を吸い込んだ後にすぐには口を動かさない。つまり、すぐには飲み込まない。これは、餌であるか、それとも餌ではなく異物であるか、あるいは危険な餌ではないかなどを吟味しているのである。このことは魚には感覚器官があることから想定できる。そして、餌ではなく異物であるとか、危険な餌であるとか、餌に何らかの違和感を覚えたときには必ず吐き出す。
(【0011】以降は省略されています)
この特許をJ-PlatPatで参照する
関連特許
井関農機株式会社
作業車両
6日前
井関農機株式会社
収穫作業機
3日前
個人
プランターシーブ
5日前
個人
ペット用排泄物収納袋取付具
4日前
個人
ショベルバケット型スコップ
6日前
トヨタ自動車株式会社
飛行体
4日前
井関農機株式会社
農業支援システム
6日前
三菱マヒンドラ農機株式会社
移植機
9日前
井関農機株式会社
収穫作業機
3日前
株式会社アクアデザインアマノ
植物育成容器
4日前
花王株式会社
給水体及び植物の栽培方法
3日前
株式会社クロス・クローバー・ジャパン
保定袋
6日前
株式会社シマノ
釣竿および釣糸係止部材
4日前
株式会社シマノ
釣用リール
3日前
タキゲン製造株式会社
イチゴの果実収穫用切断具
4日前
個人
魚が掛かりやすく根掛かりしにくいひと組の釣り針
2日前
株式会社クボタ
農業管理システム
3日前
株式会社クボタ
農業管理システム
3日前
松山株式会社
畦形成装置及び畦形成システム
9日前
株式会社アンテック
防鳥装置及び防鳥装置の設置方法
9日前
日本製紙クレシア株式会社
ペット用吸収性物品
3日前
山田電器工業株式会社
シンカー
3日前
大和ハウス工業株式会社
養殖排水の処理システム
9日前
井関農機株式会社
作業車両
4日前
大和ハウス工業株式会社
アクアポニックスシステム
3日前
大和ハウス工業株式会社
アクアポニックスシステム
5日前
株式会社浅利研究所
イカ釣り糸案内機構、およびイカ釣り機
6日前
株式会社日本CGサービス
植物栽培装置
4日前
国立大学法人山梨大学
ブドウの栽培方法
3日前
三菱マヒンドラ農機株式会社
作業車両
4日前
ソフトバンクグループ株式会社
システム
9日前
ソフトバンクグループ株式会社
システム
4日前
ソフトバンクグループ株式会社
システム
6日前
ソフトバンクグループ株式会社
システム
9日前
井関農機株式会社
田んぼアート作成システム
4日前
株式会社RDキャピタル
回収装置
4日前
続きを見る
他の特許を見る