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公開番号2025052712
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-04-07
出願番号2023161562
出願日2023-09-25
発明の名称機械式駐車設備
出願人新明和工業株式会社
代理人弁理士法人有古特許事務所
主分類E04H 6/42 20060101AFI20250328BHJP(建築物)
要約【課題】電気自動車を優先充電モードまたは通常充電モードで登録でき、優先充電モードで登録された電気自動車を優先的に充電する優先時間帯を設定できる機械式駐車設備を提供する。
【解決手段】電気自動車を搭載可能な複数の充電用パレットと、複数の充電用パレットを格納して電気自動車に充電する、同時に充電が可能な複数の充電用格納部と、複数台の電気自動車の充電予約を受付ける充電制御装置と、を備え、充電制御装置は、記憶部を有しており、記憶部は、電気自動車が通常充電モードまたは優先充電モードのいずれでの登録であるかと、優先充電モードに登録された電気自動車を優先的に充電する優先時間帯50を記憶しており、充電制御装置は、優先時間帯50において、同時に充電が可能な複数の充電用格納部の内から優先充電モードに登録された電気自動車の台数分の充電用格納部を、優先充電モードに登録された電気自動車の充電用に設定する。
【選択図】図3
特許請求の範囲【請求項1】
電気自動車を搭載可能な複数の充電用パレットと、複数の前記充電用パレットを格納して前記電気自動車に充電する、同時に充電が可能な複数の充電用格納部と、複数台の前記電気自動車の充電予約を受付ける充電制御装置と、を備え、
前記充電制御装置は、記憶部を有しており、
前記記憶部は、前記電気自動車が通常充電モードまたは優先充電モードのいずれでの登録であるかと、前記優先充電モードに登録された前記電気自動車を優先的に充電する優先時間帯を記憶しており、
前記充電制御装置は、前記優先時間帯において、同時に充電が可能な複数の前記充電用格納部の内から前記優先充電モードに登録された前記電気自動車の台数分の前記充電用格納部を、該優先充電モードに登録された前記電気自動車の充電用に設定する、機械式駐車設備。
続きを表示(約 550 文字)【請求項2】
前記充電制御装置は、前記優先時間帯において、同時に充電が可能な前記充電用格納部の数から前記優先充電モードに登録された前記台数分を除いた数で前記通常充電モードの前記充電予約を受付ける、請求項1に記載の機械式駐車設備。
【請求項3】
前記優先時間帯は、前記優先充電モードに登録された前記電気自動車毎に設定されており、
前記記憶部は、前記電気自動車毎に設定された前記優先時間帯を記憶している、請求項1または2に記載の機械式駐車設備。
【請求項4】
前記優先充電モードに登録された前記電気自動車と、該優先充電モードに登録された前記電気自動車を格納する前記充電用パレットとが紐付けられており、
前記記憶部は、前記優先充電モードに登録されている前記電気自動車と紐付けられた前記充電用パレットを記憶している、請求項1または2に記載の機械式駐車設備。
【請求項5】
前記記憶部は、曜日に対応した複数の前記優先時間帯を記憶しており、
前記充電制御装置は、前記優先充電モードに登録された前記電気自動車の前記充電予約は前記記憶部に記憶している曜日に対応した複数の前記優先時間帯で受付ける、請求項1または2に記載の機械式駐車設備。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本出願は、電気自動車への充電機能を備えた機械式駐車設備に関する。
続きを表示(約 1,600 文字)【背景技術】
【0002】
従来、複数の自動車を駐車させる機械式駐車設備がマンション、ビジネス街などに設置されている。機械式駐車設備は、エレベータ式、水平循環式、多段式などの形式が設置条件等に応じて採用されている。一方、近年、電気自動車(この明細書及び特許請求の範囲の書類中における「電気自動車」は、「電気自動車」、「プラグインハイブリッド電気自動車」を含む)が普及し、機械式駐車設備に駐車している時間を利用して電気自動車に充電する技術が提案されている。
【0003】
例えば、この種の先行文献として、電気自動車と接続可能な充電端子を備えた複数のパレットと、このパレットの充電端子と接続可能な充電装置を備えた少なくとも一つの充電棚と、少なくとも一つの空棚とを有する機械式駐車装置がある(例えば、特許文献1参照)。この機械式駐車装置は、複数のパレットに電気自動車を格納し、利用者により入力された充電開始時刻・充電終了時刻・充電時間のデータのいずれかの組み合わせでパレットの充電棚への入れ替えを行って電気自動車を順に充電している。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0004】
特許第6987284号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
ところで、機械式駐車設備は、電源設備の小型化、コスト低減などの目的で設備の電源容量を抑えることがある。このため、このような機械式駐車設備は、同時に充電ができる電気自動車の台数が決められ、電気自動車に対して充電するには充電予約をする必要がある。しかし、充電予約の時刻は他の利用者と重なる場合が多く、希望する時間帯に充電ができない場合がある。
【0006】
なお、上記先行文献は、電気自動車に対して利用者が希望する時刻に充電を開始・終了するものであるが充電を希望する時刻が重なる場合は充電予約ができない。
【0007】
本出願の一態様は、電気自動車を優先充電モードまたは通常充電モードで登録でき、優先充電モードで登録された電気自動車を優先的に充電する優先時間帯を設定できる機械式駐車設備を提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0008】
本出願の一態様に係る機械式駐車設備は、電気自動車を搭載可能な複数の充電用パレットと、複数の前記充電用パレットを格納して前記電気自動車に充電する、同時に充電が可能な複数の充電用格納部と、複数台の前記電気自動車の充電予約を受付ける充電制御装置と、を備え、前記充電制御装置は、記憶部を有しており、前記記憶部は、前記電気自動車が通常充電モードまたは優先充電モードのいずれでの登録であるかと、前記優先充電モードに登録された前記電気自動車を優先的に充電する優先時間帯を記憶しており、前記充電制御装置は、前記優先時間帯において、同時に充電が可能な複数の前記充電用格納部の内から前記優先充電モードに登録された前記電気自動車の台数分の前記充電用格納部を、該優先充電モードに登録された前記電気自動車の充電用に設定する。
【0009】
この明細書及び特許請求の範囲の書類中において、「電気自動車」が「通常充電モード」または「優先充電モード」のいずれで登録されているかは、電気自動車を駐車契約する「利用者」が「通常充電モード」または「優先充電モード」のいずれで登録されているかと同義である。
【0010】
この構成により、優先時間帯は、優先充電モードに登録されている電気自動車の台数分の充電用格納部が優先充電モードに登録されている電気自動車の充電用に設定される。このため、優先充電モードに登録されている電気自動車は、優先時間帯は自車の充電用格納部が確保されており常に充電できる。
(【0011】以降は省略されています)

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