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公開番号2025050581
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-04-04
出願番号2023159450
出願日2023-09-25
発明の名称運転支援システム
出願人株式会社JVCケンウッド
代理人個人
主分類B62J 45/421 20200101AFI20250328BHJP(鉄道以外の路面車両)
要約【課題】マイクロモビリティを使用するユーザの健康を増進し維持することが可能な運転支援システムを提供すること。
【解決手段】本発明に係る運転支援システム10は、サーバ11と携帯端末12とマイクロモビリティ13とを備え、携帯端末12は、ユーザの生体情報を取得し、ユーザの日常生活での運動量およびマイクロモビリティ13を使用した運動量の合計を推定した推定運動量を取得し、サーバ11は、生体情報に基づいてユーザが必要とする1日当たりの必要運動量を算出し、推定運動量と、必要運動量と、に基づいてマイクロモビリティ13で消費すべき消費運動量を推定し、消費運動量を満たすように、マイクロモビリティ13の負荷量およびマイクロモビリティ13の移動経路のうちの少なくとも1つを算出し、マイクロモビリティ13は、負荷量をマイクロモビリティのペダルに設定する。
【選択図】図1
特許請求の範囲【請求項1】
サーバと携帯端末とマイクロモビリティとを備え、
前記携帯端末は、
ユーザの生体情報を取得し、
前記ユーザの日常生活での運動量および前記マイクロモビリティを使用した運動量の合計を推定した推定運動量を取得し、
前記サーバは、
前記生体情報に基づいて前記ユーザが必要とする1日当たりの必要運動量を算出し、
前記推定運動量と、前記必要運動量と、に基づいて前記マイクロモビリティで消費すべき消費運動量を推定し、
前記消費運動量を満たすように、前記マイクロモビリティの負荷量および前記マイクロモビリティの移動経路のうちの少なくとも1つを算出し、
前記マイクロモビリティは、前記負荷量を前記マイクロモビリティのペダルに設定し、
前記携帯端末は、前記移動経路を前記携帯端末の画面に表示する、
運転支援システム。
続きを表示(約 470 文字)【請求項2】
前記マイクロモビリティは、通常の自転車、変速ギア付き自転車および電動アシスト自転車のうちの少なくともいずれか1つを含む、
請求項1に記載の運転支援システム。
【請求項3】
前記サーバは、
前記マイクロモビリティが前記通常の自転車の場合、前記移動経路を算出し、
前記マイクロモビリティが前記変速ギア付き自転車または前記電動アシスト自転車の場合、前記負荷量および前記移動経路を算出する、
請求項2に記載の運転支援システム。
【請求項4】
前記推定運動量は、前記マイクロモビリティを使用した場合の消費カロリー、および走行時間を含む活動量データに基づいて算出される、
請求項1に記載の運転支援システム。
【請求項5】
前記生体情報は、前記ユーザの心拍数を含み、
前記ユーザが心拍数制限を受ける人の場合、前記心拍数が所定の心拍数以下となるような前記移動経路が算出され、前記負荷量が設定される、
請求項1に記載の運転支援システム。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、運転支援システムに関し、特に、マイクロモビリティを使用するユーザの健康を増進し維持することが可能な運転支援システムに関する。
続きを表示(約 2,100 文字)【背景技術】
【0002】
身体活動量が多い者や運動をよく行っている者は、死亡、虚血性心疾患、高血圧、糖尿病、肥満、骨粗鬆症、結腸がんなどの罹患率が低いことが知られている。また、身体活動や運動が、メンタルヘルスや生活の質の改善に効果をもたらすことも知られている。さらに、高齢者においては、歩行など日常生活における身体活動が、寝たきりになる確率や死亡率を減少させる効果のあることも知られている。我が国においては、家事や仕事の自動化、交通手段の発達により身体活動量が低下してきており、近年の生活習慣病の増加の一因となっている。そこで、多くの人が無理なく日常生活の中で運動を実施する方法や環境を提供することが課題となっている。
【0003】
特許文献1には、踏力検出部によって検出される踏力と速度算出部によって検出される車速と体重検出部や気温検出部等の走行情報取得部によって取得される走行情報とに基づいて、ペダルから得られるトルクと補助動力部から補助されるトルクとの比率の目標値である目標アシスト比を設定する目標アシスト比率設定部、ペダルから得られるトルクと補助動力部から補助されるトルクとの比率が、目標アシスト比になるように、モータから補助されるトルクを制御する駆動制御部とを備えた電動アシスト自転車が開示されている。特許文献1に記載の技術は、マイクロモビリティを使用するユーザの健康を増進し維持することが可能な運転支援システムに関するものではない。
【0004】
特許文献2には、単位時間毎の繰り返し動作として、トルクセンサで検出したペダルからの踏力と、クランクから検出したクランク回転角度を使い、単位時間毎の仕事量を算出し、継続的に積算してトータルの仕事量を求め、この仕事量からカロリー値への変換を行い、この積算カロリー値の情報をシリアル通信で表示コントローラに通知し、表示コントローラでは、ビークルコントローラから送られてきたカロリー値を表示部に表示し、この表示を定期的に更新し、ユーザに消費カロリーの変化を表示する電動アシスト自転車が開示されている。特許文献2に記載の技術は、マイクロモビリティを使用するユーザの健康を増進し維持することが可能な運転支援システムに関するものではない。
【0005】
特許文献3には、経路設定手段で設定された経路により現在位置から目的地点に到着するまでの走行時間及び運転者が行う操作を運動量予測部により予測し、走行時間と操作量に対応する消費カロリーを消費カロリー情報及びユーザ情報を備えた消費量データベースの情報に基づいて算出するナビゲーション装置が記載されている。特許文献3に記載の技術は、マイクロモビリティを使用するユーザの健康を増進し維持することが可能な運転支援システムに関するものではない。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0006】
特開2011-168241号公報
特開2004-338653号公報
特開2007-303991号公報
【非特許文献】
【0007】
厚生労働省 健康日本21(身体活動・運動):2.身体活動・運動:3.現状と目標、https://www.mhlw.go.jp/www1/topics/kenko21_11/b2f.html
厚生労働省 標準的な健診・保健指導の在り方に関する検討会第3回資料の参考資料4:身体活動・運動の単位、https://www.mhlw.go.jp/shingi/2006/11/s1109-5g.html
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0008】
上述のとおり、人々が無理なく日常生活の中で運動を実施する方法や環境を提供することが課題となっている。
【0009】
本発明は、上述した課題を解決するための、マイクロモビリティの運転支援システムを提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0010】
そこで、本発明は、
サーバと携帯端末とマイクロモビリティとを備え、
前記携帯端末は、
ユーザの身長、体重、年齢および筋肉量を含む前記ユーザの生体情報を取得し、
前記ユーザの日常生活での運動量および前記マイクロモビリティを使用した運動量の合計を推定した推定運動量を取得し、
前記サーバは、
前記生体情報に基づいて前記ユーザが必要とする1日当たりの必要運動量を算出し、
前記推定運動量と、前記必要運動量と、に基づいて前記マイクロモビリティで消費すべき消費運動量を推定し、
前記消費運動量を満たすように、前記マイクロモビリティの負荷量および前記マイクロモビリティの移動経路のうちの少なくとも1つを算出し、
前記マイクロモビリティは、前記負荷量を前記マイクロモビリティのペダルに設定し、
前記携帯端末は、前記移動経路を前記携帯端末の画面に表示する、
運転支援システムを提供する。
【発明の効果】
(【0011】以降は省略されています)

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