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公開番号
2025050366
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-04-04
出願番号
2023159120
出願日
2023-09-22
発明の名称
結露防止構造
出願人
大和ハウス工業株式会社
代理人
弁理士法人アイミー国際特許事務所
主分類
E04B
9/00 20060101AFI20250327BHJP(建築物)
要約
【課題】簡易な構成で、空調機の周りの結露の発生を防止することが可能な結露防止構造を提供すること。
【解決手段】結露防止構造(1)は、屋内空間(10)の天井に配置される空調機(40)の周囲に発生する結露を抑制するためのものである。結露防止構造(1)は、表面が屋内空間(10)に面し、空調機(40)の四方を取り囲む第1領域(21)と、第1領域(21)の外方の領域である第2領域(22)とを含む天井材(20)と、天井材(20)を支持する天井下地材(24)と、第1領域(21)の裏面側に重ね合わされる軟質系の断熱材(30)とを備える。断熱材(30)は、天井下地材(24)によって押し潰されて固定されている。
【選択図】図1
特許請求の範囲
【請求項1】
屋内空間の天井に配置される空調機の周囲に発生する結露を防止するための結露防止構造であって、
表面が前記屋内空間に面し、前記空調機の四方を取り囲む第1領域と、前記第1領域の外方の領域である第2領域とを含む天井材と、
前記天井材を支持する天井下地材と、
前記天井材の前記第1領域の裏面側に重ね合わされる軟質系の断熱材とを備え、
前記断熱材は、前記天井下地材によって押し潰されて固定されている、結露防止構造。
続きを表示(約 600 文字)
【請求項2】
前記断熱材は、2つ以上の前記天井下地材にまたがって設けられる、請求項1に記載の結露防止構造。
【請求項3】
前記天井材と前記空調機との間に設けられ、前記空調機の吹出口を下方に下げるためのスペーサをさらに備える、請求項1に記載の結露防止構造。
【請求項4】
屋内空間の天井に配置される空調機の周囲に発生する結露を防止するための結露防止構造であって、
前記屋内空間に面する天井材と、
前記空調機の周囲に設けられ、前記空調機の吹出口から吹き出された空気が、前記天井材に当たらないように風向を変えるための風向材とを備える、結露防止構造。
【請求項5】
前記風向材は、前記天井材および前記空調機のいずれか一方に取り付けられている、請求項4に記載の結露防止構造。
【請求項6】
屋内空間の天井に配置される空調機の周囲に発生する結露を防止するための結露防止構造であって、
前記屋内空間と天井裏空間の間に位置する天井材と、
前記空調機の周囲に設けられ、前記天井裏空間から前記屋内空間に向かう空気の気流を発生させる空気連通穴とを備える、結露防止構造。
【請求項7】
前記空気連通穴は、前記天井材と前記空調機の間に配置される見切り材に形成される、請求項6に記載の結露防止構造。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
この発明は、結露防止構造に関し、特に屋内空間の天井に配置される空調機の周囲に発生する結露を防止するための結露防止構造に関する。
続きを表示(約 1,000 文字)
【背景技術】
【0002】
従来から、天井埋込カセット型エアコンが設置される建物であり、24時間冷房を行っている建物では、エアコンの周辺において天井材の裏面(天井裏側)および吹出口近傍の壁で結露が発生し、室内側の天井材および壁の表面にカビやシミが発生する場合があった。そのような問題へ対応する技術として、たとえば、特開2000-141581号公報(特許文献1)などが知られている。
【0003】
特許文献1には、化粧板の裏面(非化粧面)に断熱層を積層して一体化することで、化粧材の表面温度を露点温度以上に保ち、結露の発生を防止することが可能な結露防止化粧材について開示されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0004】
特開2000-141581号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
特許文献1の結露防止化粧材で結露を防止する場合は、建物の化粧材をすべて結露防止化粧材に変更する必要があるため、施工が大掛かりとなる。
【0006】
また、建物の内装のカビの発生を抑制する方法として、内装材に防カビ塗装を行うことが挙げられるが、経時的に防カビの性能が低下していくため、継続的なカビの発生の抑制は難しい。
【0007】
本発明は、上記のような課題を解決するためになされたものであって、その目的は簡易な構成で、空調機の周りの結露の発生を防止することが可能な結露防止構造を提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0008】
本発明の一態様に係る結露防止構造は、屋内空間の天井に配置される空調機の周囲に発生する結露を防止するための結露防止構造であって、表面が屋内空間に面し、空調機の四方を取り囲む第1領域と、第1領域の外方の領域である第2領域とを含む天井材と、天井材を支持する天井下地材と、天井材の第1領域の裏面側に重ね合わされる軟質系の断熱材とを備え、断熱材は、天井下地材によって押し潰されて固定されている。
【0009】
好ましくは、断熱材は、2つ以上の天井下地材にまたがって設けられる。
【0010】
好ましくは、天井材と空調機との間に設けられ、空調機の吹出口を下方に下げるためのスペーサをさらに備える。
(【0011】以降は省略されています)
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