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公開番号
2025050041
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-04-04
出願番号
2023158612
出願日
2023-09-22
発明の名称
日射警告装置、日射警告システム及び日射警告方法
出願人
株式会社JVCケンウッド
代理人
個人
主分類
G08B
25/00 20060101AFI20250327BHJP(信号)
要約
【課題】物品の特性に応じて、物品が日光に曝されることを警告する。
【解決手段】太陽光線算出部1は、監視区域に対する太陽光線の照射方向を算出する。日射領域特定部2は、算出した太陽光線の照射方向に基づいて、太陽光線による監視区域における日射領域を特定する。物品検出部3は、監視区域を撮像した画像に基づいて、監視区域内の物品を検出する。物品分析部4は、検出された物品の特性を分析する。照射状態判定部5は、検出された物品が日射領域に含まれるか否かを判定する。回避判定部6は、検出された物品が日射領域に含まれる場合に、検出された物品の特性の分析結果に基づいて、検出された物品が日射を回避すべきか否かを判定する。警告部7は、検出された物品が日射を回避すべきである場合に警告を発出する。
【選択図】図3
特許請求の範囲
【請求項1】
監視区域に対する太陽光線の照射方向を算出する太陽光線算出部と、
算出した前記太陽光線の照射方向に基づいて、前記太陽光線による前記監視区域における日射領域を特定する日射領域特定部と、
前記監視区域を撮像した画像に基づいて、前記監視区域内の物品を検出する物品検出部と、
検出された前記物品の特性を分析する物品分析部と、
前記検出された物品が前記日射領域に含まれるか否かを判定する日射状態判定部と、
前記検出された物品が前記日射領域に含まれる場合に、前記検出された物品の特性の分析結果に基づいて、前記検出された物品が日射を回避すべきか否かを判定する回避判定部と、
前記検出された物品が日射を回避すべきである場合に警告を発出する警告部と、を備える、
日射警告装置。
続きを表示(約 1,000 文字)
【請求項2】
前記検出された物品が日射を回避すべきである場合に、前記検出された物品への前記太陽光線を遮る遮光装置が有るか否かを判定する遮光判定部と、
前記検出された物品への前記太陽光線を遮る前記遮光装置が有る場合、前記検出された物品への前記太陽光線を遮るように前記遮光装置を制御する遮光制御装置と、をさらに備える、
請求項1に記載の日射警告装置。
【請求項3】
前記日射状態判定部は、前記太陽光線による前記検出された物品への日射時間を算出し、
前記回避判定部は、算出した前記日射時間に基づいて、前記検出された物品が日射を回避すべきか否かを判定する、
請求項1に記載の日射警告装置。
【請求項4】
監視区域を撮像した画像を出力する撮像装置と、
前記監視区域に対する太陽光線の照射方向を算出する太陽光線算出部と、
算出した前記太陽光線の照射方向に基づいて、前記太陽光線による前記監視区域における日射領域を特定する日射領域特定部と、
前記撮像装置が撮像した前記画像に基づいて、前記監視区域内の物品を検出する物品検出部と、
検出された前記物品の特性を分析する物品分析部と、
前記検出された物品が前記日射領域に含まれるか否かを判定する日射状態判定部と、
前記検出された物品が前記日射領域に含まれる場合に、前記検出された物品の特性の分析結果に基づいて、前記検出された物品が日射を回避すべきか否かを判定する回避判定部と、
前記検出された物品が日射を回避すべきである場合に警告を発出する警告部と、を備える、
日射警告システム。
【請求項5】
監視区域に対する太陽光線の照射方向を算出し、
算出した前記太陽光線の照射方向に基づいて、前記太陽光線による前記監視区域における日射領域を特定し、
前記監視区域を撮像した画像に基づいて、前記監視区域内の物品を検出し、
検出された前記物品の特性を分析し、
前記検出された物品が前記日射領域に含まれるか否かを判定し、
前記検出された物品が前記日射領域に含まれる場合に、前記検出された物品の特性の分析結果に基づいて、前記検出された物品が日射を回避すべきか否かを判定し、
前記検出された物品が日射を回避すべきである場合に警告を発出する、
日射警告方法。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本開示は、日射警告装置、日射警告システム及び日射警告方法に関する。
続きを表示(約 1,900 文字)
【背景技術】
【0002】
物品が日光に曝されると変質や劣化が生じることがあるため、必要に応じて適切な遮光が求められることが有る。遮光にあたっては、日当たりを予測して人手によって遮光の処置をしたり、電動カーテンなどの自動化された遮光装置を用いるなど、様々な手法が知られている。
【0003】
このような遮光手法として、例えば、車内に射し込む日光を遮る手法が提案されている。例えば、特許文献1には、太陽との相対的な位置関係が時々刻々と変化する車両の窓について、太陽光線の入射を自動的に調整する窓遮光装置が提案されている。この窓遮光装置は、車両の窓ガラスから車室内に入射する入射光量を調整する遮光手段を調整するものとして構成される。遮光手段は、日時情報、車両の位置情報、車両の傾斜情報及び基準データに基づいて算出された太陽の位置と、太陽の照度とに基づいて制御される。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0004】
特開2005-349929号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
一般に、建築物や車両などの太陽光線が透過可能な構造物の内部には、人だけでなく様々な物品が収容される。こうした物品の中には、生鮮食品や冷凍食品などの温度を低く保つことが望ましい物や、医薬品などの直射日光を避けることが望ましい物も含まれ得る。そのため、物品の特性に応じて、日射に対する処置を適切に行うことが求められる。
【0006】
しかし、特許文献1のような一般的な手法では、車両と太陽との位置関係に基づいて遮光手段を制御しているだけである。よって、この手法によっては、構造物内に収容された物品の特性に応じて、日射に対する処置を行うことができない。
【0007】
本開示は、上記の事情に鑑みて成されたものであり、物品の特性に応じて、物品が日光に曝されることを警告することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0008】
本開示にかかる日射警告装置は、監視区域に対する太陽光線の照射方向を算出する太陽光線算出部と、算出した前記太陽光線の照射方向に基づいて、前記太陽光線による前記監視区域における日射領域を特定する日射領域特定部と、前記監視区域を撮像した画像に基づいて、前記監視区域内の物品を検出する物品検出部と、検出された前記物品の特性を分析する物品分析部と、前記検出された物品が前記日射領域に含まれるか否かを判定する日射状態判定部と、前記検出された物品が前記日射領域に含まれる場合に、前記検出された物品の特性の分析結果に基づいて、前記検出された物品が日射を回避すべきか否かを判定する回避判定部と、前記検出された物品が日射を回避すべきである場合に警告を発出する警告部と、を備える。
【0009】
本開示にかかる日射警告システムは、監視区域を撮像した画像を出力する撮像装置と、前記監視区域に対する太陽光線の照射方向を算出する太陽光線算出部と、算出した前記太陽光線の照射方向に基づいて、前記太陽光線による前記監視区域における日射領域を特定する日射領域特定部と、前記撮像装置が撮像した前記画像に基づいて、前記監視区域内の物品を検出する物品検出部と、検出された前記物品の特性を分析する物品分析部と、前記検出された物品が前記日射領域に含まれるか否かを判定する日射状態判定部と、前記検出された物品が前記日射領域に含まれる場合に、前記検出された物品の特性の分析結果に基づいて、前記検出された物品が日射を回避すべきか否かを判定する回避判定部と、前記検出された物品が日射を回避すべきである場合に警告を発出する警告部と、を備える。
【0010】
本開示にかかる日射警告方法は、監視区域に対する太陽光線の照射方向を算出し、算出した前記太陽光線の照射方向に基づいて、前記太陽光線による前記監視区域における日射領域を特定し、前記監視区域を撮像した画像に基づいて、前記監視区域内の物品を検出し、検出された前記物品の特性を分析し、前記検出された物品が前記日射領域に含まれるか否かを判定し、前記検出された物品が前記日射領域に含まれる場合に、前記検出された物品の特性の分析結果に基づいて、前記検出された物品が日射を回避すべきか否かを判定し、前記検出された物品が日射を回避すべきである場合に警告を発出する。
【発明の効果】
(【0011】以降は省略されています)
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