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公開番号2025029719
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-03-07
出願番号2023134500
出願日2023-08-22
発明の名称情報処理装置
出願人トヨタ自動車株式会社
代理人弁理士法人秀和特許事務所
主分類G08G 1/00 20060101AFI20250228BHJP(信号)
要約【課題】車両の走行データを収集する際の精度を向上させることができる技術を提供する。
【解決手段】情報処理装置では、制御部が、車両の走行データ及び当該車両の運転者情報を含む車両データを当該車両から取得する。制御部は、車両データに含まれる運転者情報に基づいて、車両に関連付けられている所定のユーザと車両の運転者の同一性を検証する。制御部は、所定のユーザと車両の運転者の同一性の検証結果に応じて、車両データに含まれる走行データの有効性を判定する。
【選択図】図5
特許請求の範囲【請求項1】
車両の走行データ及び前記車両の運転者情報を含む車両データを前記車両から取得することと、
前記車両データに含まれる前記運転者情報に基づいて、前記車両に関連付けられている所定のユーザと前記車両の運転者の同一性を検証することと、
前記検証の結果に応じて、前記走行データの有効性を判定することと、
を実行するように構成される制御部を備える、
情報処理装置。
続きを表示(約 430 文字)【請求項2】
前記所定のユーザの生体情報を前記車両に関連付けて保持する記憶部を更に備え、
前記運転者情報は、前記運転者の生体情報を含み、
前記所定のユーザと前記運転者の同一性を検証することは、前記所定のユーザの前記生体情報と前記運転者の前記生体情報を照合することを含む、
請求項1に記載の情報処理装置。
【請求項3】
前記所定のユーザの運転特性を示す第1の情報を前記車両に関連付けて保持する記憶部を更に備え、
前記運転者情報は、前記運転者の運転特性を示す第2の情報を含み、
前記所定のユーザと前記運転者の同一性を検証することは、前記第1の情報と前記第2の情報を照合することを含む、
請求項1に記載の情報処理装置。
【請求項4】
前記制御部は、前記所定のユーザと前記運転者の同一性の検証に成功した場合に、前記走行データが有効であると判定する、
請求項1に記載の情報処理装置。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本開示は、情報処理装置に関する。
続きを表示(約 1,500 文字)【背景技術】
【0002】
ユーザの端末から収集した情報に基づいてユーザの属性を分析し、分析されたユーザの属性に応じた情報をユーザに提供する技術が知られている(例えば、特許文献1を参照。)。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2002-259440号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
本開示の目的は、車両の走行データを収集する際の精度を向上させることができる技術を提供することにある。
【課題を解決するための手段】
【0005】
本開示の態様の1つは、情報処理装置である。その場合の情報処理装置は、例えば、
車両の走行データ及び前記車両の運転者情報を含む車両データを前記車両から取得することと、
前記車両データに含まれる前記運転者情報に基づいて、前記車両に関連付けられている所定のユーザと前記車両の運転者の同一性を検証することと、
前記検証の結果に応じて、前記走行データの有効性を判定することと、
を実行するように構成される制御部を備える。
【0006】
本開示は、上記情報処理装置の処理をコンピュータが実行する情報処理方法として捉えることもできる。また、本開示は、上記情報処理方法をコンピュータに実行させるための情報処理プログラム又は該情報処理プログラムを格納する非一時的記憶媒体として捉えることもできる。
【発明の効果】
【0007】
本開示によれば、車両の走行データを収集する際の精度を向上させることができる技術を提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【0008】
実施形態における車両システムの概要を示す図である。
実施形態における車両システムに含まれる車載装置及びサーバの各々の構成の一例を示すブロック図である。
実施形態における車両データの一例を示す図である。
実施形態における車両管理DBに格納される情報の一例を示す図である。
実施形態におけるサーバで実行される処理フローの一例を示すフローチャートである。
【発明を実施するための形態】
【0009】
近年、車両が走行中に取得したデータ(走行データ)を利用する試みが行われている。車両から収集した走行データをビッグデータとして利用することで、様々なサービスの提
供が可能になることが期待されている。一方、走行データには、運転者と紐付けられることで、プライバシーの保護に影響を及ぼしうる情報が含まれる可能性がある。このため、車両の所有権又は使用権を有するユーザ(所定のユーザ)の同意を得たうえで、収集した走行データを利用する試みが行われている。
【0010】
ところで、車両の運転者が所定のユーザであるとは限らない。例えば、所定のユーザの家族又は知人等が車両を運転する場合もある。斯様な場合、車両から収集した走行データの精度が損なわれる可能性がある。一例として、所定のユーザが属する世代又は性別のユーザが運転する車両から収集された走行データが要求される場合に、所定のユーザと異なる世代又は性別の家族又は知人等が運転する車両から走行データが収集されると、要求を満たさない走行データが収集されてしまう。その結果、収集された走行データの精度が損なわれる可能性がある。よって、車両から収集された走行データの精度を担保する手立てが必要になる。
(【0011】以降は省略されています)

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