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公開番号2025048753
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-04-03
出願番号2024139162
出願日2024-08-20
発明の名称表示パネル及び表示装置
出願人合肥維信諾科技有限公司,HEFEI VISIONOX TECHNOLOGY CO.,LTD.,昆山国顕光電有限公司,KUNSHAN GO-VISIONOX OPTO-ELECTRONICS CO., LTD.
代理人個人,個人
主分類H10K 59/82 20230101AFI20250326BHJP()
要約【課題】表示パネルにおけるタッチ信号と他の信号との相互干渉を低減する。
【解決手段】本願は、表示パネル及び表示装置を開示し、表示パネル10は、表示領域AAと非表示領域NAとを有し、表示パネル10は、アレイ基板100と、アレイ基板100に設けられ且つ複数の発光ユニット710を含む発光層700と、表示領域AAに位置し、アレイ基板100に設けられ且つ複数の隔離開口500aが設けられ、発光ユニット710が隔離開口500a内に位置している隔離構造500と、非表示領域NAに位置し、且つ少なくとも一部の隔離構造500と同一層に設置されている第1遮蔽構造600と、少なくとも一部が第1遮蔽構造600のアレイ基板100から離れた側に位置しているタッチアセンブリ900と、を含む。本願の実施例に係る表示パネル10において、タッチ信号は、他の信号と干渉しにくい。
【選択図】図2
特許請求の範囲【請求項１】
表示領域と非表示領域とを有する表示パネルであって、
アレイ基板と、
前記アレイ基板に設けられ且つ複数の発光ユニットを含む発光層と、
前記表示領域に位置し、前記アレイ基板に設けられ且つ複数の隔離開口が設けられ、前記発光ユニットが前記隔離開口内に位置している隔離構造と、
前記非表示領域に位置し、且つ少なくとも一部の前記隔離構造と同一層に設置されている第１遮蔽構造と、
少なくとも一部が前記第１遮蔽構造の前記アレイ基板から離れた側に位置しているタッチアセンブリと、を含む、
ことを特徴とする、表示パネル。
続きを表示（約 3,300 文字）【請求項２】
少なくとも一部の前記隔離構造及び少なくとも一部の前記第１遮蔽構造の材料はいずれも導電材料を含み、前記隔離構造及び前記第１遮蔽構造は同一層に設置され且ついずれも一体構造であり、
前記隔離構造及び前記第１遮蔽構造は、いずれも前記アレイ基板に面する第１端部と、前記アレイ基板から離れた第２端部とを含み、前記隔離構造の前記第１端部の前記アレイ基板における正投影は、前記隔離構造の前記第２端部の前記アレイ基板における正投影内に位置し、前記第１遮蔽構造の前記第１端部の前記アレイ基板における正投影は、前記第１遮蔽構造の前記第２端部の前記アレイ基板における正投影内に位置しており、
前記隔離構造の前記第１端部及び前記第１遮蔽構造の前記第１端部は、いずれも前記導電材料を含み、
前記隔離構造は、第１隔離部と、前記第１隔離部の前記アレイ基板から離れた側に設けられた第２隔離部とを含み、前記第１隔離部の前記アレイ基板における正投影は、前記第２隔離部の前記アレイ基板における正投影内に位置し、前記第１遮蔽構造は、第１遮蔽部と、前記第１遮蔽部の前記アレイ基板から離れた側に設けられた第２遮蔽部とを含み、前記第１遮蔽部の前記アレイ基板における正投影は、前記第２遮蔽部の前記アレイ基板における正投影に位置しており、
前記第１遮蔽部は前記第１隔離部と同一層に同材料で設置され、又は、前記第２遮蔽部は前記第２隔離部と同一層に同材料で設置されており、
前記第１遮蔽部と前記第１隔離部は、前記導電材料を含む、
ことを特徴とする、請求項１に記載の表示パネル。
【請求項３】
前記第１遮蔽構造は、前記表示パネルの直流電圧信号端子に接続されており、
前記直流電圧信号端子の信号線は、タッチ接地信号線、初期化信号線、負性電源電圧信号線及び正性電源電圧信号線のうちの少なくとも１つを含み、または、
前記表示パネルは、前記表示領域に設けられた第２電極層をさらに含み、前記第２電極層は、前記隔離開口内に設けられた複数の第２電極を含み、前記第２電極は、前記発光ユニットの前記アレイ基板から離れた側に位置している、
ことを特徴とする、請求項１に記載の表示パネル。
【請求項４】
前記第１遮蔽構造は、複数の第１遮蔽開口を備え、
複数の前記第１遮蔽開口は、第１方向又は第２方向に間隔を置いて設けられ、前記第１方向は、第２方向と交差し、
前記タッチアセンブリが前記非表示領域に位置している部分の前記アレイ基板における正投影は、前記第１遮蔽構造の前記アレイ基板における正投影内に位置しており、
前記アレイ基板は、駆動回路をさらに含み、前記非表示領域に位置している前記駆動回路の前記アレイ基板における正投影は、前記第１遮蔽構造の前記アレイ基板における正投影内に位置している、
ことを特徴とする、請求項１に記載の表示パネル。
【請求項５】
前記表示パネルは、前記第１遮蔽構造の前記アレイ基板に向かう側に位置している第２遮蔽構造をさらに含み、少なくとも一部の前記第２遮蔽構造の前記表示パネルの厚さ方向における正投影は、前記第１遮蔽開口を覆い、
前記表示パネルは、前記アレイ基板の一側に設けられた画素定義層をさらに含み、前記画素定義層は、画素限定部及び前記画素限定部に開設された複数の画素開口を含み、
前記画素限定部には、前記非表示領域に位置している複数の第３遮蔽開口がさらに設けられ、少なくとも一部の前記第２遮蔽構造の前記表示パネルの厚さ方向における正投影は、前記第３遮蔽開口を覆い、
前記第２遮蔽構造の材料は、導電材料を含み、
前記第２遮蔽構造は前記表示パネルの直流電圧信号端子に接続されており、
前記直流電圧信号端子の信号線は、初期化信号線、負性電源電圧信号線及び正性電源電圧信号線のうちの少なくとも１つを含み、
前記第２遮蔽構造には、複数の第２遮蔽開口が設けられ、少なくとも一部の前記第１遮蔽構造の前記表示パネルの厚さ方向における正投影が前記第２遮蔽開口を覆い、
複数の前記第２遮蔽開口は、第１方向又は第２方向に間隔を置いて設けられており、
前記第１遮蔽構造の前記アレイ基板における正投影は、前記第２遮蔽構造の前記アレイ基板における正投影内に位置し、又は、前記第１遮蔽構造の前記アレイ基板における正投影は、前記第２遮蔽構造の前記アレイ基板における正投影と重なり、
前記アレイ基板における前記第２遮蔽開口の内壁の正投影と、前記第１遮蔽開口の内壁の前記アレイ基板における正投影とは、所定の間隔を有し、前記所定の間隔は、２０μｍ以上である、
ことを特徴とする、請求項４に記載の表示パネル。
【請求項６】
前記第２遮蔽構造は、前記第１遮蔽構造と前記アレイ基板の駆動回路との間に設けられ、少なくとも一部の前記駆動回路の前記アレイ基板における正投影は、前記第２遮蔽構造の前記アレイ基板における正投影内に位置しており、
前記表示パネルは、前記アレイ基板の一側に設けられた第１電極層をさらに含み、前記第１電極層は、前記隔離開口内に設けられた複数の第１電極を含み、
少なくとも一部の前記第２遮蔽構造は、前記第１電極と同一層に設置され、又は、少なくとも一部の前記第２遮蔽構造は、前記表示パネルの少なくとも一部の電源信号線と同一層に設置され、又は、少なくとも一部の前記第２遮蔽構造は、前記表示パネルの少なくとも一部のデータ信号線と同一層に設置されている、
ことを特徴とする、請求項５に記載の表示パネル。
【請求項７】
表示領域と非表示領域とを有する表示パネルであって、
アレイ基板と、
前記アレイ基板に設けられ且つ複数の発光ユニットを含む発光層と、
前記非表示領域に位置し、前記発光層から前記アレイ基板に向かう側に設けられ、第１遮蔽層と、前記第１遮蔽層の発光層から離れた側に位置している第２遮蔽層とを含む遮蔽層と、
少なくとも一部が前記遮蔽層の前記アレイ基板から離れた側に位置しているタッチアセンブリと、を含む、
ことを特徴とする、表示パネル。
【請求項８】
前記遮蔽層は、前記タッチアセンブリと前記アレイ基板の駆動回路との間に設けられ、少なくとも一部の前記駆動回路の前記アレイ基板における正投影は、前記遮蔽層の前記アレイ基板における正投影に位置しており、
前記表示パネルは、前記アレイ基板の一側に設けられた第１電極層をさらに含み、前記第１電極層は、前記発光ユニットと前記アレイ基板との間に設けられた複数の第１電極を含み、
少なくとも一部の前記遮蔽層は前記第１電極と同一層に設置され、又は、少なくとも一部の前記遮蔽層は前記表示パネルの少なくとも一部の電源信号線と同一層に設置され、又は、少なくとも一部の前記遮蔽層は前記表示パネルの少なくとも一部のデータ信号線と同一層に設置されている、
ことを特徴とする、請求項７に記載の表示パネル。
【請求項９】
前記遮蔽層には、通気孔が設けられており、
前記第１遮蔽層及び前記第２遮蔽層には、いずれも前記通気孔が設けられており、少なくとも一部の前記第１遮蔽層の前記表示パネルの厚さ方向における正投影は、前記第２遮蔽層における前記通気孔を覆うように設置され、又は、前記第２遮蔽層の前記表示パネルの厚さ方向における正投影は、前記第１遮蔽層における前記通気孔を覆うように設置されている、
ことを特徴とする、請求項７に記載の表示パネル。
【請求項１０】
請求項１乃至９のいずれか一項に記載の表示パネルを含む表示装置。

発明の詳細な説明【技術分野】
【０００１】
本願は、表示技術分野に属し、特に、表示パネル及び表示装置に関する。
続きを表示（約 1,700 文字）【背景技術】
【０００２】
有機発光ダイオード（ＯｒｇａｎｉｃＬｉｇｈｔＥｍｉｔｔｉｎｇＤｉｓｐｌａｙ、ＯＬＥＤ）及び発光ダイオード（ＬｉｇｈｔＥｍｉｔｔｉｎｇＤｉｏｄｅ、ＬＥＤ）などの技術に基づく平面表示装置は、高画質、省電力、ボディ薄及び応用範囲が広いなどの利点を有するため、携帯電話、テレビ、ノートパソコン、デスクトップパソコンなどの各種の民生用電子製品に広く応用され、表示装置における主流となっている。
【０００３】
しかし、現在のＯＬＥＤ表示製品の使用性能は向上される必要がある。
【発明の概要】
【０００４】
本願の実施例は、表示パネル及び表示装置は、表示パネルにおけるタッチ信号と他の信号との相互干渉を低減することを目的とする。
【０００５】
本願の第１態様の実施例は、表示領域と非表示領域とを有する表示パネルであって、アレイ基板と、アレイ基板に設けられ且つ複数の発光ユニットを含む発光層と、非表示領域に位置し、発光層からアレイ基板に向かう側に設けられ、第１遮蔽層と、第１遮蔽層の発光層から離れた側に位置している第２遮蔽層とを含む遮蔽層と、少なくとも一部が遮蔽層のアレイ基板から離れた側に位置しているタッチアセンブリと、を含む、表示パネルを提供する。
【０００６】
本願の第２態様の実施例は、上記のいずれかの実施形態の表示パネルを含む表示装置を提供する。
【０００７】
本願の実施例に係る表示パネルにおいて、表示パネルは、表示領域と非表示領域とを有し、表示パネルは、アレイ基板と、発光層と、隔離構造と、第１遮蔽構造と、タッチアセンブリとを含み、隔離構造は、表示領域のアレイ基板に設けられ且つ複数の隔離開口が設けられ、発光層の発光ユニットは、隔離開口内に設けられ、隔離構造は、表示パネルのサブ画素を区画することができる。
【０００８】
第１遮蔽構造が非表示領域に位置し、少なくとも一部のタッチアセンブリが第１遮蔽構造のアレイ基板から離れた側に位置しているように配置することにより、第１遮蔽構造は、アレイ基板における信号のタッチアセンブリへの伝達を良好に制限することができ、アレイ基板における信号とタッチアセンブリにおけるタッチ信号との間に生じる相互干渉を良好に低減することができ、表示パネルの作動信頼性を良好に向上させることができる。且つ第１遮蔽構造を設けて少なくとも一部の隔離構造と同一層に設置することにより、第１遮蔽構造と隔離構造が同一のプロセスステップにおいて製造することにより、第１遮蔽構造を設けることにより、表示パネルにおけるタッチ信号と他の信号との相互干渉を制限するとともに、表示パネルの製造プロセスを簡略化し、表示パネルの製造効率を向上させることができる。
【図面の簡単な説明】
【０００９】
本願の実施例に係る表示パネルの構造模式図である。
本願の実施例に係る表示パネルの部分断面図である。
本願の別の実施例に係る表示パネルの部分断面図である。
本願の他の実施例に係る表示パネルの部分断面図である。
本願の実施例に係る第１遮蔽構造の部分構造概略図である。
本願のさらに別の実施例に係る表示パネルの部分断面図である。
本願のさらに別の実施例に係る表示パネルの部分断面図である。
本願の実施例に係る第１遮蔽構造及び第２遮蔽構造の一部構造模式図である。
本願のさらに別の実施例による表示パネルの部分断面図である。
本願のさらに別の実施例による表示パネルの部分断面図である。
【発明を実施するための形態】
【００１０】
有機発光ダイオード及び発光ダイオード等の技術に基づく平面表示装置は、高画質、省電力、薄型及び応用範囲が広い等の利点を有するため、携帯電話、テレビ、ノートパソコン、デスクトップパソコン等の各種の民生用電子製品に広く応用され、表示装置における主流となっている。しかし、現在のＯＬＥＤ表示製品の使用性能は向上される必要がある。
（【００１１】以降は省略されています）

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