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公開番号2025106163
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-07-14
出願番号2024225657
出願日2024-12-20
発明の名称表示パネル及び表示装置
出願人合肥維信諾科技有限公司,HEFEI VISIONOX TECHNOLOGY CO.,LTD.,昆山国顕光電有限公司,KUNSHAN GO-VISIONOX OPTO-ELECTRONICS CO., LTD.
代理人個人,個人
主分類H10K 59/122 20230101AFI20250707BHJP()
要約【課題】プロセス性能を向上させることができる表示パネルを提供する。
【解決手段】本願の実施例は、基板と、基板側に設けられた透光導電層と、透光導電層の基板から離反した側に設けられ、第1開口310及び連通孔320が貫通して設けられた絶縁保護層と、絶縁保護層の基板から離反した側に設けられた隔離構造であって、隔離構造により囲まれて隔離開口及び第1透光開口420が形成された隔離構造と、前記隔離開口に位置する発光ユニットを含む発光層と、を備え、第1透光開口420の基板における正投影と透光導電層の基板における正投影とが少なくとも部分的に重なり、隔離構造と透光導電層とが連通孔320を介してビア接続される表示パネル及び表示装置を提供する。
【選択図】図4
特許請求の範囲【請求項1】
基板と、
前記基板側に設けられた透光導電層と、
前記透光導電層の前記基板から離反した側に設けられた絶縁保護層と、
前記絶縁保護層の前記基板から離反した側に設けられた隔離構造であって、前記隔離構造により囲まれて隔離開口と第1透光開口とが形成された隔離構造と、
前記隔離開口に位置する発光ユニットを含む発光層と、を備え、
前記第1透光開口の前記基板における正投影は、前記透光導電層の前記基板における正投影内に位置し、前記第1透光開口の前記基板における正投影は、前記絶縁保護層の前記基板における正投影範囲内に位置する、
ことを特徴とする表示パネル。
続きを表示(約 4,100 文字)【請求項2】
前記表示パネルは、メイン表示領域と透光表示領域とを含む表示領域を含み、
前記透光導電層及び前記絶縁保護層は、前記透光表示領域に位置し、
前記第1透光開口は、前記透光表示領域に位置し、
前記表示パネルは、前記メイン表示領域に位置する補助導電層をさらに含み、前記補助導電層は前記透光導電層に電気的に接続され、
前記補助導電層は、前記隔離構造の前記基板に近い側に設けられ、少なくとも一部の前記補助導電層の前記基板における正投影は、前記隔離構造の前記基板における正投影範囲内に位置し、
前記絶縁保護層は、前記メイン表示領域まで延在して前記補助導電層を覆い、前記メイン表示領域に位置する前記絶縁保護層に、第1連通孔がさらに貫通して設けられ、前記隔離構造と前記透光導電層とは、前記第1連通孔を介してビア接続され、前記透光導電層と前記補助導電層とは、同じ層において同じ材料で設けられる、
ことを特徴とする請求項1に記載の表示パネル。
【請求項3】
前記発光ユニットは、第1発光ユニットと第2発光ユニットとを含み、前記第1連通孔は、前記第1発光ユニットと前記第2発光ユニットとの間に位置し、
前記隔離構造により囲まれて、前記メイン表示領域に位置する第2透光開口が更に形成され、前記第2透光開口の前記基板における正投影面積は、前記第1透光開口の前記基板における正投影面積よりも小さく、
前記第2透光開口は、隣接する前記第1発光ユニットと前記第2発光ユニットとの間に位置し、
前記第1発光ユニット及び前記第2発光ユニットは、第1方向及び第2方向に沿ってアレイ状に分布され、少なくとも1つの前記第1連通孔の前記基板における正投影と、前記第2透光開口の前記基板における正投影とは、前記第1方向及び/又は第2方向に沿って並んで設けられ、
前記メイン表示領域に位置する前記絶縁保護層の前記基板における正投影は、前記第2透光開口の前記基板における正投影と少なくとも部分的に重なる、
ことを特徴とする請求項2に記載の表示パネル。
【請求項4】
前記発光ユニットは、第1発光ユニットと第2発光ユニットとを含み、前記第1透光開口は、前記第1発光ユニットと前記第2発光ユニットとの間に位置し、
複数の前記発光ユニットは、アレイ状に配列され、少なくとも1つの前記第1透光開口は、同じ行又は同じ列において隣接する2つの前記発光ユニットの間に位置し、
複数の前記発光ユニットは、第1方向及び第2方向に沿ってアレイ状に配列され、前記第1透光開口は、第1透光サブ開口及び第2透光サブ開口を含み、前記第1透光サブ開口の前記第1方向における長さは、それ自体の前記第2方向における長さよりも大きく、前記第2透光サブ開口の前記第2方向における長さは、それ自体の前記第1方向における長さよりも大きく、
前記第1発光ユニットと前記第2発光ユニットとは、第1方向に沿って行をなして配列され、前記第2透光サブ開口は、前記第1方向に沿って隣接する前記第1発光ユニットと前記第2発光ユニットとの間に位置し、
前記第1発光ユニットと前記第2発光ユニットとは、前記第2方向に沿って列をなして配列され、前記第1透光サブ開口は、前記第2方向に沿って隣接する前記第1発光ユニットと前記第2発光ユニットとの間に位置する、
ことを特徴とする請求項1に記載の表示パネル。
【請求項5】
前記発光ユニットは、第3発光ユニットをさらに含み、複数の前記第1発光ユニット及び複数の前記第2発光ユニットは、第1方向に沿って交互に配列されて第1画素列を形成し、複数の前記第3発光ユニットは、前記第1方向に沿って配列されて第2画素列を形成し、前記第1画素列及び前記第2画素列は、第2方向に沿って交互に配列され、
前記第1透光開口の前記基板における正投影は、前記第1方向及び/又は前記第2方向に沿って隣接する前記第1発光ユニットと前記第2発光ユニットとの前記基板における正投影の間に位置し、
前記第1発光ユニット及び前記第2発光ユニットの一方は赤色発光ユニットであり、他方は青色発光ユニットであり、
前記第2画素列における前記第1発光ユニットは、前記第1画素列における隣接する前記第1発光ユニットと前記第2発光ユニットとの間に対応して位置し、
前記第3発光ユニットの周側に2つの前記第2発光ユニットと2つの前記第1発光ユニットが設けられ、且つ2つの前記第1発光ユニットと2つの前記第2発光ユニットとが前記第3発光ユニットの周側に交互に配列される、
ことを特徴とする請求項4に記載の表示パネル。
【請求項6】
前記絶縁保護層に、第2連通孔が貫通して設けられ、前記透光導電層は、前記第2連通孔を介して前記隔離構造と互いに電気的に接続され、前記第1透光開口と前記第2連通孔とは、前記隔離開口の周側に間隔をあけて設けられ、
前記第2連通孔の前記基板における正投影は、前記隔離構造の前記基板における正投影範囲内に位置し、
同一の前記隔離開口の周側に少なくとも3つの前記第1透光開口と1つの前記第2連通孔が設けられる、
ことを特徴とする請求項1に記載の表示パネル。
【請求項7】
前記絶縁保護層に、第1開口が貫通して設けられ、前記透光導電層は、網状構造を呈し、第2開口を有し、前記第2開口の前記基板における正投影と前記第1開口の前記基板における正投影とは、少なくとも部分的に重なって設けられ、
前記第1開口の前記基板における正投影は、前記第2開口の前記基板における正投影内に位置し、
前記表示パネルは、画素定義層をさらに含み、前記画素定義層は、前記透光導電層の前記基板に向かう側に位置し、前記画素定義層は、画素限定部と、前記画素限定部に開設された画素開口とを含み、前記画素開口の前記基板における正投影と前記第2開口の前記基板における正投影とは、少なくとも部分的に重なって設けられ、
前記画素定義層は、前記絶縁保護層として多重化され、好ましくは、前記画素開口の前記基板における正投影は、前記第2開口の前記基板における正投影内に位置し、
前記画素開口の前記基板における正投影は、前記第1開口の前記基板における正投影内に位置し、
前記画素開口の前記基板における正投影は、前記隔離開口の前記基板における正投影内に位置する、
ことを特徴とする請求項1に記載の表示パネル。
【請求項8】
前記透光導電層は、互いに独立して設けられた複数の透光導電部を含み、前記絶縁保護層は、貫通して設けられた複数の第3連通孔をさらに含み、各前記透光導電部は、各前記第3連通孔を介して前記隔離構造と互いに電気的に接続され、
前記透光導電部は、遮蔽部と接続部とを含み、前記遮蔽部の前記基板における正投影と前記第1透光開口の前記基板における正投影とは、少なくとも部分的に重なり、前記隔離構造と前記接続部とは、前記第3連通孔を介してビア接続され、
前記遮蔽部の前記基板における正投影面積は、前記接続部の前記基板における正投影面積よりも大きく、
前記第1透光開口の前記基板における正投影は、前記遮蔽部の前記基板における正投影範囲内に位置する、
ことを特徴とする請求項1に記載の表示パネル。
【請求項9】
前記発光ユニットは、第1方向及び第2方向に沿って交互に配列された第1発光ユニット及び第2発光ユニットを含み、前記遮蔽部は、前記第1発光ユニットと前記第2発光ユニットとの間に位置し、
前記遮蔽部は、前記第1方向及び/又は前記第2方向に沿って隣接する前記第1発光ユニットと前記第2発光ユニットとの間に位置し、
前記第3連通孔の前記基板における正投影中心と、それからの距離が最も近い前記第1発光ユニット及び/又は前記第2発光ユニットの前記基板における正投影中心との間に、第1基準接続線を有し、前記第1基準接続線は、前記第1方向、第2方向と同一平面内で2つずつ交差して設けられ、
前記第1基準接続線と前記第1方向又は前記第2方向との夾角は30度~60度であり、
前記第3連通孔の前記基板における正投影中心と前記遮蔽部の前記基板における正投影中心との間に第2基準接続線を有し、前記第2基準接続線が前記第1方向、第2方向と同一平面内で2つずつ交差して設けられ、
前記第2基準接続線と前記第1方向及び/又は前記第2方向との夾角は30度~60度であり、
前記第3連通孔は、前記第1発光ユニットと前記第2発光ユニットとの間に位置し、
前記隔離構造の前記基板における正投影は、前記第3連通孔の前記基板における正投影を覆う、
ことを特徴とする請求項8に記載の表示パネル。
【請求項10】
前記表示パネルは、表示領域と、前記表示領域に隣接して設けられた非表示領域とを含み、前記透光導電層は、前記表示領域に位置する第1導電部と、前記非表示領域に位置する第2導電部とを含み、前記第1導電部は、前記隔離構造に電気的に接続され、
前記第1導電部と前記第2導電部とは互いに接続され、
前記基板内に前記非表示領域に位置する信号線が設けられ、前記信号線の前記基板における正投影と前記第2導電部の前記基板における正投影とは、少なくとも部分的に重なって設けられ、
前記絶縁保護層は、前記表示領域及び前記非表示領域の前記透光導電層を覆う、
ことを特徴とする請求項1に記載の表示パネル。
(【請求項11】以降は省略されています)

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本願は、表示装置の技術分野に関し、特に表示パネル及び表示装置に関する。
続きを表示(約 1,200 文字)【背景技術】
【0002】
有機発光ダイオード(Organic Light Emitting Display、OLED)及び発光ダイオード(Light Emitting Diode、LED)などの技術に基づく平面表示装置は、高画質、省電力、本体の薄型及び応用範囲が広いなどの利点を有するため、携帯電話、テレビ、ノートパソコン、デスクトップパソコンなどの各種消費型電子製品に広く応用され、表示装置における主流となっている。
【0003】
しかしながら、現在のOLED表示製品のプロセス性能を向上させる必要がある。
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
本願の実施例は、表示パネルのプロセス性能を向上させるための表示パネル及び表示装置を提供する。
【課題を解決するための手段】
【0005】
本願の第1態様の実施例は、表示パネルを提供し、該表示パネルは、基板と、基板側に設けられた透光導電層と、透光導電層の基板から離反した側に設けられ、第1開口及び連通孔が貫通して設けられた絶縁保護層と、絶縁保護層の基板から離反した側に設けられた隔離構造であって、隔離構造により囲まれて隔離開口と第1透光開口とが形成された隔離構造と、隔離開口に位置する発光ユニットを含む発光層と、を備え、第1透光開口の基板における正投影は、透光導電層の基板における正投影内に位置し、前記第1透光開口の前記基板における正投影は、前記絶縁保護層の前記基板における正投影範囲内に位置する。
【0006】
本願の第1態様の実施形態によれば、表示パネルは、メイン表示領域と透光表示領域とを含む表示領域を含み、透光導電層及び絶縁保護層は、透光表示領域に位置し、第1透光開口は、透光表示領域に位置する。
【0007】
本願の第1態様の前記いずれかの実施形態によれば、表示パネルは、メイン表示領域に位置する補助導電層をさらに含み、補助導電層は透光導電層に互いに電気的に接続される。
【0008】
本願の第1態様の前記いずれかの実施形態によれば、補助導電層は、隔離構造の基板に近い側に設けられ、少なくとも一部の補助導電層の基板における正投影は、隔離構造の基板における正投影範囲内に位置する。
【0009】
本願の第1態様の前記いずれかの実施形態によれば、絶縁保護層は、メイン表示領域まで延在して補助導電層を覆い、メイン表示領域に位置する絶縁保護層に、第1連通孔がさらに貫通して設けられ、隔離構造と透光導電層とは、第1連通孔を介してビア接続される。
【0010】
本願の第1態様の前記いずれかの実施形態によれば、透光導電層と補助導電層とは同じ層において同じ材料で設けられる。
(【0011】以降は省略されています)

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