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公開番号
2025076298
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-05-15
出願番号
2024161031
出願日
2024-09-18
発明の名称
表示パネル及び表示装置
出願人
合肥維信諾科技有限公司
,
HEFEI VISIONOX TECHNOLOGY CO.,LTD.
,
昆山国顕光電有限公司
,
KUNSHAN GO-VISIONOX OPTO-ELECTRONICS CO., LTD.
代理人
個人
,
個人
主分類
H10K
59/40 20230101AFI20250508BHJP()
要約
【課題】アレイ基板の信号とタッチ信号との間のクロストークを低減する。
【解決手段】表示パネル10は、第1領域AA1と第2領域AA2とを有し、アレイ基板100と、アレイ基板100の一側に設けられ且つ第2領域AA2に位置している透光開口300aとが開設された隔離構造300と、隔離開口300b内に設けられた発光ユニット410を含む発光層400と、発光層400のアレイ基板から離れる一側に設けられ且つタッチ領域600a及び非タッチ領域600bを有するタッチ層600と、を備え、タッチ層600は、タッチ領域600aに設けられたタッチ電極610及び非タッチ領域600bに設けられたダミー電極620を含み、タッチ電極610とダミー電極620とは絶縁して設けられ、タッチ領域600aの少なくとも一部は第1領域AA1に位置し、非タッチ領域600bの少なくとも一部は第2領域AA2に位置している。
【選択図】図2
特許請求の範囲
【請求項1】
第1領域及び第2領域を有する表示パネルであって、
アレイ基板と、
前記アレイ基板の一側に設けられ且つ透光開口及び隔離開口が開設され、前記隔離開口は少なくとも前記第1領域に位置し、前記透光開口は前記第2領域に位置している隔離構造と、
前記隔離開口内に設けられた発光ユニットを含む発光層と、
前記発光層の前記アレイ基板から離れる側に設けられ、且つタッチ領域及び非タッチ領域を有するタッチ層と、を含み、
前記タッチ層は、前記タッチ領域に設けられるタッチ電極及び前記非タッチ領域に設けられるダミー電極を含み、前記タッチ電極と前記ダミー電極とが絶縁して設けられ、前記タッチ領域の少なくとも一部は、前記第1領域に位置し、前記非タッチ領域の少なくとも一部が前記第2領域に位置している、
ことを特徴とする表示パネル。
続きを表示(約 3,700 文字)
【請求項2】
前記第2領域の透光率は、前記第1領域の透光率よりも大きく、
前記隔離開口はさらに前記第2領域に位置し、前記第2領域内において、前記透光開口は隣接する前記隔離開口の間に位置し、
前記第1領域及び前記第2領域の前記隔離開口内にいずれも前記発光ユニットを有し、
前記タッチ領域は、少なくとも一部の前記非タッチ領域を囲んで設けられ、
前記透光開口を囲む前記隔離構造の内壁の前記タッチ層における正投影は、前記非タッチ領域内に位置している、
ことを特徴とする請求項1に記載の表示パネル。
【請求項3】
前記ダミー電極の前記隔離構造における正投影は、一部の前記隔離開口を囲んで設けられ、前記タッチ電極の前記隔離構造における正投影は、他の一部の前記隔離開口を囲んで設けられ、
前記ダミー電極の前記隔離構造における正投影は、少なくとも一部の前記透光開口を囲んで設けられ、
前記ダミー電極は格子状であり、前記タッチ電極は格子状である、
ことを特徴とする請求項1に記載の表示パネル。
【請求項4】
前記ダミー電極の数は少なくとも2つであり、隣接する前記ダミー電極は間隔を置いて設けられ、
複数の前記隔離開口は、第1所定方向と第2所定方向に間隔を置いて分布され、一部の前記ダミー電極は、前記第1所定方向に隣接する前記隔離開口の間に位置し、他の一部の前記ダミー電極は、前記第2所定方向に隣接する前記隔離開口の間に位置し、前記第1所定方向と前記第2所定方向は交差し、
前記ダミー電極は、第1類電極及び第2類電極を含み、前記第1類電極は、前記第1所定方向に隣接する前記隔離開口の間に位置し、前記第2類電極は、前記第2所定方向に隣接する前記隔離開口の間に位置し、
前記第1類電極は、前記第2所定方向に沿って延在して成形され、又は、前記第2類電極は、前記第1所定方向に沿って延在して成形され、
前記第1類電極は、前記第2所定方向に間隔を置いて分布され、又は、前記第2類電極は、前記第1所定方向に間隔を置いて分布され、
前記透光開口は、前記第2所定方向に隣接する2つの前記第1類電極と、前記第1所定方向に隣接する2つの前記第2類電極との間に位置し、
少なくとも2つの前記ダミー電極は、第1対称軸に対して対称に配置され、又は、少なくとも2つの前記ダミー電極は、第2対称軸に対して配置され、前記第1対称軸は、第1方向に沿って延在し且つ前記隔離開口の幾何学的中心を通過し、前記第2対称軸は、第2方向に沿って延在し且つ前記隔離開口の幾何学的中心を通過し、前記第1方向は、前記第2方向と交差し、
前記発光ユニットは、第1発光ユニットを含み、前記隔離開口は、前記第1発光ユニットが収容される第1類開口を含み、前記第1類開口は、前記第1対称軸又は前記第2対称軸に対して対称に設けられ、
複数の前記透光開口は、同一の前記第1類開口を囲んで設けられ、同一の前記第1類開口を囲んで設けられた複数の前記透光開口について、複数の前記透光開口の幾何学的中心点の連結線は仮想多角形を形成し、前記第1対称軸又は前記第2対称軸は、前記仮想多角形の対角線であり、
前記第1発光ユニットの発光色は赤色光又は青色光であり、
前記第1方向と前記第1所定方向との間の夾角範囲は30°-60°であり、且つ前記第2方向と前記第2所定方向との間の夾角範囲は30°-60°であり、
前記発光ユニットは、第2発光ユニットを含み、前記隔離開口は、前記第2発光ユニットが収容される第2類開口を含み、前記第2類開口は、第3対称軸又は第4対称軸に対して対称に設けられ、前記第3対称軸は、前記第1所定方向に沿って延在し且つ前記第2類開口の幾何学的中心を通過し、前記第4対称軸は、前記第2所定方向に沿って延在し且つ前記第2類開口の幾何学的中心を通過し、
少なくとも2つの前記ダミー電極は、前記第3対称軸に対して対称に設けられ、又は、少なくとも2つの前記ダミー電極は、前記第4対称軸に対して対称に設けられ、前記第2発光ユニットの発光色は緑色光である、
ことを特徴とする請求項1に記載の表示パネル。
【請求項5】
前記ダミー電極の前記アレイ基板における正投影は、前記隔離構造の前記アレイ基板における正投影内に位置し、
又は、
前記タッチ電極の前記アレイ基板における正投影は、前記隔離構造の前記アレイ基板における正投影内に位置し、
前記ダミー電極の前記隔離構造における正投影と前記透光開口との間の距離は1.5μm以上であり、又は、前記ダミー電極の前記隔離構造における正投影と前記隔離開口との間の最小ピッチは1.5μm以上である、
ことを特徴とする請求項1に記載の表示パネル。
【請求項6】
前記タッチ層は、前記タッチ電極と前記ダミー電極との間に設けられた絶縁部を含み、
前記絶縁部は、少なくとも一部の前記非タッチ領域を囲んで設けられ、
前記絶縁部の前記アレイ基板における正投影は、前記隔離構造の前記アレイ基板における正投影内に位置し、
前記表示パネルの厚さ方向における前記絶縁部の寸法は、前記表示パネルの厚さ方向における前記タッチ電極の寸法に等しく、又は、前記表示パネルの厚さ方向における前記絶縁部の寸法は、前記表示パネルの厚さ方向における前記ダミー電極の寸法に等しい、
ことを特徴とする請求項1に記載の表示パネル。
【請求項7】
前記タッチ層は、前記タッチ電極と前記ダミー電極との間に設けられた遮断溝を含み、
前記遮断溝は、前記タッチ層を貫通して設けられ、
前記遮断溝は、前記非タッチ領域の少なくとも一部を囲んで設けられる、
ことを特徴とする請求項1に記載の表示パネル。
【請求項8】
前記透光開口は、隣接する2つの前記隔離開口の間に位置し、
前記透光開口の数は少なくとも2つであり、少なくとも2つの前記透光開口は間隔を置いて設けられ、
少なくとも2つの前記透光開口は、第1方向に間隔を置いて設けられ、又は、少なくとも2つの前記透光開口は、第2方向に間隔を置いて設けられ、前記第1方向、前記第2方向は、前記表示パネルの厚さ方向と交差し、
前記透光開口を囲む前記隔離構造の内壁の前記アレイ基板における正投影と前記タッチ電極の前記アレイ基板における正投影との間の最小ピッチは50μm以上である、
ことを特徴とする請求項1に記載の表示パネル。
【請求項9】
前記タッチ電極は、前記表示パネルのタッチ信号線に接続されてタッチ信号を受信する、ことを特徴とする請求項1乃至8のいずれか1項に記載の表示パネル。
【請求項10】
前記隔離構造は隔離柱を含み、前記隔離柱は、前記表示パネルの厚さ方向において対向する第1端部及び第2端部を有し、前記第2端部は、前記第1端部の前記アレイ基板から離れる側に位置し、前記第1端部の前記アレイ基板における正投影は、前記第2端部の前記アレイ基板における正投影内に位置し、
前記アレイ基板から離れる方向において、前記隔離柱の前記隔離開口の両側に向かう表面間のピッチは徐々に大きくなり、
前記隔離柱は、第1隔離部と、前記第1隔離部の前記アレイ基板から離れる側に設けられる第2隔離部とを含み、前記第1隔離部の前記アレイ基板における正投影は、前記第2隔離部の前記アレイ基板における正投影内に位置し、
前記第2隔離部は、前記隔離開口に向かって前記第1隔離部から突出して設けられ、
前記第1隔離部の材料は、導電材料を含み、前記表示パネルは、第1電極層をさらに含み、前記第1電極層は、前記隔離開口内に設けられ且つ前記発光ユニットの前記アレイ基板から離れる側に位置している少なくとも2つの第1電極を含み、隣接する2つの前記第1電極は、前記第1隔離部を介して接続され、
前記透光開口は、前記隔離柱を貫通して設けられ、
前記表示パネルは、第2電極層をさらに含み、前記第2電極層は、間隔を置いて設けられた少なくとも2つの第2電極を含み、前記第2電極は、前記発光ユニットの前記アレイ基板に向かう側に位置し、
前記隔離構造は、隣接する前記第2電極の間に位置している画素限定部を含み、
前記透光開口は、前記隔離柱及び前記画素限定部を貫通して設けられ、
前記隔離柱は、前記画素限定部の前記アレイ基板から離れる側に設けられ、又は、前記画素限定部に収容溝が開設され、少なくとも一部の前記隔離柱は、収容溝内に設けられる、
ことを特徴とする請求項1乃至8のいずれか1項に記載の表示パネル。
(【請求項11】以降は省略されています)
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
関連出願の相互参照
本願は、2023年10月31日に提出された「表示パネル及び表示装置」という名称の中国特許出願である第202311451674.9号の優先権を主張しており、当該出願の全ての内容が引用により本願に組み込まれている。
続きを表示(約 2,100 文字)
【0002】
本願は、表示技術分野に属し、特に表示パネル及び表示装置に関する。
【背景技術】
【0003】
有機発光ダイオード(Organic Light Emitting Diode、OLED)及び発光ダイオード(Light Emitting Diode、LED)などの技術に基づく平面表示装置は、高画質、省電力、薄型化及び応用範囲が広いなどの利点を有するため、携帯電話、テレビ、ノートパソコン、デスクトップパソコンなどの各種消費型電子製品に広く応用され、表示装置における主流となっている。
【0004】
しかし、現在のOLED表示製品の使用性能は向上する必要がある。
【発明の概要】
【0005】
本願の実施例は、表示パネルにおけるアレイ基板の信号とタッチ信号との間のクロストークを低減するための表示パネル及び表示装置を提供する。
【0006】
本願の第1態様の実施例は、第1領域と第2領域とを有する表示パネルであって、アレイ基板と、アレイ基板の一側に設けられ、少なくとも第1領域に位置している隔離開口及び第2領域に位置している透光開口が開設された隔離構造と、隔離開口内に設けられた発光ユニットを含む発光層と、発光層のアレイ基板から離れる側に設けられ且つタッチ領域及び非タッチ領域を有するタッチ層と、を備え、タッチ層は、タッチ領域に設けられたタッチ電極及び非タッチ領域に設けられたダミー電極を含み、タッチ電極とダミー電極とが絶縁して設けられ、タッチ領域の少なくとも一部が第1領域に位置し、非タッチ領域の少なくとも一部が第2領域に位置している表示パネルを提供する。
【0007】
本願の第2態様の実施例は、前述の実施形態のいずれか1つの表示パネルを含む表示装置を提供する。
【0008】
本願の実施例に係る表示パネルは、アレイ基板と、隔離構造と、発光層と、タッチ層とを備え、表示パネルは、第1領域と第2領域とを有する。隔離構造は、アレイ基板の一側に設けられ、透光開口と隔離開口が開設され、透光開口が第2領域に位置していることにより、隔離構造に開設された透光開口が表示パネルの第2領域の透光率を向上させ、隔離構造に開設された隔離開口内に発光ユニットが設けられ、隔離構造が表示パネルのサブ画素を区画するために用いられ、隔離開口が少なくとも第1領域に位置していることにより、第1領域の表示パネルが発光表示を行うことができる。タッチ層は、発光層のアレイ基板から離れる側に設けられ、且つタッチ領域及び非タッチ領域を有し、タッチ領域の少なくとも一部が第1領域に位置し、非タッチ領域の少なくとも一部が第2領域に位置し、タッチ領域内にタッチ電極が設けられ、タッチ電極は、タッチ信号を受信して第1領域内の表示パネルのタッチ機能を実現することができる。タッチ電極をダミー電極と絶縁するように設置することにより、タッチ電極におけるタッチ信号がダミー電極に伝達されにくくなり、且つダミー電極を第2領域内の非タッチ領域内に設置することにより、即ち、ダミー電極を少なくとも部分的に透光開口に対応して設置することにより、アレイ基板における信号が透光開口及びダミー電極を介してタッチ電極におけるタッチ信号とクロストークしにくくなり、表示パネルの動作信頼性を良好に向上させることができる。
【図面の簡単な説明】
【0009】
本願の実施例に係る表示パネルの構造模式図である。
本願の実施例に係る表示パネルの部分断面図である。
本願の実施例に係るタッチ層と隔離構造の部分拡大模式図である。
本願の別の実施例に係るタッチ層及び隔離構造の部分拡大模式図である。
本願の別の実施例に係るタッチ層と隔離構造の部分拡大模式図である。
本願の実施例に係る隔離構造及びダミー電極の部分模式図である。
本願の実施例に係る隔離構造及びダミー電極の部分拡大模式図である。
本願の別の実施例に係る隔離構造及びダミー電極の部分模式図である。
本願の別の実施例に係る隔離構造及びダミー電極の部分拡大模式図である。
本願の別の実施例に係る隔離構造及びダミー電極の部分拡大模式図である。
本願の別の実施例に係る隔離構造及びダミー電極の部分拡大模式図である。
本願の別の実施例に係る表示パネルの部分断面図である。
本願の別の実施例に係る表示パネルの部分断面図である。
本願の別の実施例に係る表示パネルの部分断面図である。
本願の別の実施例に係る表示パネルの部分断面図である。
【発明を実施するための形態】
【0010】
本願をよりよく理解するために、以下、図面を参照しながら本願の実施例の表示パネル及び表示装置を詳細に説明する。
(【0011】以降は省略されています)
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