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公開番号
2025101814
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-07-08
出願番号
2023218847
出願日
2023-12-26
発明の名称
半導体装置
出願人
ルネサスエレクトロニクス株式会社
代理人
個人
主分類
H10D
89/00 20250101AFI20250701BHJP()
要約
【課題】発熱を抑制させることができる半導体装置を提供する。
【解決手段】一実施形態によれば、半導体装置1は、上面51及び下面52を有する半導体基板50と、半導体基板50よりも上方に形成された導電層CL13と、導電層CL13の上面上に形成された導電層MP10と、を備え、上方から見た場合に、導電層MP10は、導電層CL13の端縁よりも内側の領域に形成され、導電層MP10の厚さは、導電層CL13の厚さよりも大きく、導電層MP10の熱伝導率は、導電層CL13の熱伝導率よりも大きく、導電層MP10の抵抗率は、導電層CL13の抵抗率よりも小さい。
【選択図】図3
特許請求の範囲
【請求項1】
上面及び下面を有する半導体基板と、
前記半導体基板よりも上方に形成された第1導電層と、
前記第1導電層の上面上に形成された第2導電層と、
を備え、
前記上方から見た場合に、前記第2導電層は、前記第1導電層の端縁よりも内側の領域に形成され、
前記第2導電層の厚さは、前記第1導電層の厚さよりも大きく、
前記第2導電層の熱伝導率は、前記第1導電層の熱伝導率よりも大きく、
前記第2導電層の抵抗率は、前記第1導電層の抵抗率よりも小さい、
半導体装置。
続きを表示(約 1,300 文字)
【請求項2】
前記上方から見た場合に、前記第2導電層が形成された領域は、複数のボンディングワイヤにおける各ボンディングワイヤがそれぞれ接続する複数のパッド部を有し、
前記第2導電層が形成された領域をいくつかの区域に分割した場合に、各区域に少なくとも一つの前記パッド部を含む、
請求項1に記載の半導体装置。
【請求項3】
前記半導体基板にデバイスが形成されたデバイス部と、
前記デバイスを制御する制御回路が前記半導体基板に形成された制御回路部と、
を有し、
前記デバイス部は、
前記半導体基板と、
前記デバイスと、
前記第1導電層と、
前記第2導電層と、
を含み、
前記制御回路部は、
前記半導体基板と、
前記制御回路と、
前記半導体基板よりも上方に形成された第3導電層であって、前記半導体基板の前記上面から前記第1導電層と同じ高さの部分を含む前記第3導電層と、
を含み、
前記上方から見た場合に、前記第3導電層が形成された領域は、複数の制御ボンディングワイヤが接続され、
前記デバイス部の前記ボンディングワイヤの太さは、前記制御回路部の前記制御ボンディングワイヤの太さよりも大きい、
請求項2に記載の半導体装置。
【請求項4】
前記第3導電層の上面上に形成された第4導電層であって、前記半導体基板の前記上面から前記第2導電層と同じ高さの部分を含む前記第4導電層をさらに有し、
前記上方から見た場合に、
前記第4導電層は、前記第3導電層の端縁よりも内側の領域に形成され、
前記制御ボンディングワイヤは、前記第4導電層が形成された領域に接続される、
請求項3に記載の半導体装置。
【請求項5】
前記第2導電層の上面上に形成された導電薄膜をさらに備え、
前記第2導電層は、前記導電薄膜を挟んで、前記ボンディングワイヤと接続する、
請求項2に記載の半導体装置。
【請求項6】
前記第2導電層を覆うように形成されたカバー膜をさらに備え、
前記カバー膜は、複数の開口を含み、
各開口は、各パッド部に対応する、
請求項2に記載の半導体装置。
【請求項7】
前記第2導電層の上面上に形成された導電薄膜をさらに備え、
前記カバー膜は、前記第2導電層及び前記導電薄膜を覆うように形成された、
請求項6に記載の半導体装置。
【請求項8】
前記デバイス部は、複数のトランジスタを備え、
前記トランジスタのソースは、ビア導電体を含む配線を介して、前記第1導電層に接続された、
請求項3に記載の半導体装置。
【請求項9】
前記デバイス部は、前記半導体基板に形成された縦型のパワーMOSトランジスタを含む、
請求項3に記載の半導体装置。
【請求項10】
前記第2導電層は、メッキ層を含む、
請求項1に記載の半導体装置。
(【請求項11】以降は省略されています)
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本開示は、半導体装置に関する。
続きを表示(約 1,600 文字)
【背景技術】
【0002】
特許文献1には、半導体基板上にパッド用の導電層を有する半導体装置が開示されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2020-120133号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
半導体装置にパッドを介して大電流が流れると、半導体装置が発熱する場合がある。
【0005】
その他の課題と新規な特徴は、本明細書の記述および添付図面から明らかになるであろう。
【課題を解決するための手段】
【0006】
一実施の形態によれば、半導体装置は、上面及び下面を有する半導体基板と、前記半導体基板よりも上方に形成された第1導電層と、前記第1導電層の上面上に形成された第2導電層と、を備え、前記上方から見た場合に、前記第2導電層は、前記第1導電層の端縁よりも内側の領域に形成され、前記第2導電層の厚さは、前記第1導電層の厚さよりも大きく、前記第2導電層の熱伝導率は、前記第1導電層の熱伝導率よりも大きく、前記第2導電層の抵抗率は、前記第1導電層の抵抗率よりも小さい。
【0007】
一実施の形態によれば、半導体装置は、上面及び下面を有する半導体基板と、前記半導体基板よりも上方に形成された第1導電層と、前記第1導電層の上面上に形成された第2導電層と、を備え、前記上方から見た場合に、前記第2導電層は、前記第1導電層の端縁よりも内側の領域に形成され、前記第2導電層は、前記第1導電層の上面に平行な面内における一方向に延びた複数のフィンを有する。
【発明の効果】
【0008】
前記一実施の形態によれば、発熱を抑制することができる半導体装置を提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【0009】
比較例に係る半導体装置を例示した平面図である。
比較例に係る半導体装置を例示した断面図であり、図1のII-II線の断面を示す。
実施形態1に係る半導体装置を例示した平面図である。
実施形態1に係る半導体装置を例示した断面図であり、図3のIV-IV線の断面を示す。
実施形態1に係る半導体装置において、デバイス部における導電層上の複数のパッド部を例示した平面図である。
実施形態1に係る半導体装置を例示した平面図である。
実施形態1に係る半導体装置を例示した断面図であり、図6のVII-VII線の断面を示す。
実施形態1に係る半導体装置を例示した断面図である。
実施形態1に係る半導体装置を例示した断面図である。
実施形態1に係る半導体装置を例示した断面図である。
実施形態1に係る半導体装置を例示した断面図である。
実施形態1に係る半導体装置を例示した断面図である。
実施形態2に係る半導体装置を例示した平面図である。
実施形態2に係る半導体装置を例示した平面図である。
実施形態2に係る半導体装置を例示した断面図であり、図14のXV-XV線の断面を示す。
実施形態2に係る半導体装置を例示した断面図である。
実施形態2に係る半導体装置を例示した断面図である。
実施形態2に係る半導体装置を例示した断面図である。
実施形態2に係る半導体装置を例示した断面図である。
実施形態2に係る半導体装置を例示した断面図である。
【発明を実施するための形態】
【0010】
説明の明確化のため、以下の記載及び図面は、適宜、省略及び簡略化がなされている。なお、各図面において、同一の要素には同一の符号が付されており、必要に応じて重複説明は省略されている。
(【0011】以降は省略されています)
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