TOP特許意匠商標
特許ウォッチ Twitter
公開番号2025067809
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-04-24
出願番号2024148352
出願日2024-08-30
発明の名称画素回路及び表示モジュール
出願人合肥維信諾科技有限公司,HEFEI VISIONOX TECHNOLOGY CO.,LTD.,昆山国顕光電有限公司,KUNSHAN GO-VISIONOX OPTO-ELECTRONICS CO., LTD.
代理人個人,個人
主分類G09F 9/30 20060101AFI20250417BHJP(教育;暗号方法;表示;広告;シール)
要約【解決手段】本願の実施例は、表示パネルの分野に関する画素回路及び表示モジュールを提供する。当該画素回路は、発光素子の第1電極に電気的に接続され、前記発光素子を駆動して発光させるための駆動モジュールと、第1端が前記発光素子の第1電極に電気的に接続され、第2端が第1基準電圧信号線に電気的に接続され、前記駆動モジュールから提供された駆動電流の一部を前記第1基準電圧信号線に伝送するための分流分岐回路と、を含む。
【効果】本願の実施例に係る画素回路及び表示モジュールによれば、表示パネルの表示輝度ムラの問題を十分に改善することができ、表示パネルの表示効果及び使用性能を効果的に向上させる。
【選択図】図1
特許請求の範囲【請求項1】
駆動モジュールと分流分岐回路を含み、
前記駆動モジュールは、発光素子の第1電極に電気的に接続され、前記発光素子を駆動して発光させ、
前記分流分岐回路の第1端は、前記発光素子の第1電極に電気的に接続され、前記分流分岐回路の第2端は、第1基準電圧信号線に電気的に接続され、前記分流分岐回路は、前記駆動モジュールから供給された駆動電流の一部を前記第1基準電圧信号線に伝送するために用いられる、
ことを特徴とする画素回路。
続きを表示(約 3,800 文字)【請求項2】
前記第1基準電圧信号線が伝送する第1基準電圧信号は、電圧値が可変の電圧信号である、
ことを特徴とする請求項1に記載の画素回路。
【請求項3】
前記分流分岐回路は分流スイッチモジュールを含み、前記分流スイッチモジュールの制御端は目標制御信号線に電気的に接続され、前記分流スイッチモジュールの第1端は前記発光素子の第1電極に電気的に接続され、前記分流スイッチモジュールの第2端は前記第1基準電圧信号線に電気的に接続され、前記分流スイッチモジュールは前記目標制御信号線の制御によりオン又はオフするように構成され、
好ましくは、前記画素回路は、第1リセットモジュールをさらに含み、前記第1リセットモジュールの制御端は、第1走査信号線に電気的に接続され、前記第1リセットモジュールの第1端は、前記発光素子の第1電極に電気的に接続され、前記第1リセットモジュールの第2端は、第2基準電圧信号線に電気的に接続され、前記第1リセットモジュールは、前記第1走査信号線の制御によりオンになり、前記第2基準電圧信号線における第2基準電圧信号を前記発光素子の第1電極に伝送し、前記発光素子の第1電極をリセットし、
好ましくは、前記分流スイッチモジュールは前記発光素子の発光期間でオンになり、前記第1リセットモジュールは第1リセット期間でオンになり、前記第1リセット期間と前記発光期間とは時間的に重ならなく、
好ましくは、前記発光素子の第2電極は第1電源電圧信号線に電気的に接続され、前記第1基準電圧信号線と前記第1電源電圧信号線は異なる信号線である、
ことを特徴とする請求項1に記載の画素回路。
【請求項4】
前記画素回路に接続された前記発光素子の輝度が第1所定の輝度閾値以下である場合、前記分流スイッチモジュールは、前記目標制御信号線の制御によりオンになり、
好ましくは、前記画素回路に接続された前記発光素子の輝度が第1輝度である場合、前記第1基準電圧信号線は第1電圧値の第1基準電圧信号を伝送し、前記画素回路に接続された前記発光素子の輝度が第2輝度である場合、前記第1基準電圧信号線は第2電圧値の第1基準電圧信号を伝送し、前記第1輝度及び前記第2輝度はいずれも前記第1所定の輝度閾値以下であり、前記第1輝度は前記第2輝度と異なり、前記第1電圧値は前記第2電圧値と異なり、
好ましくは、前記第1輝度は前記第2輝度より小さく、前記第1電圧値は前記第2電圧値より小さい、
ことを特徴とする請求項3に記載の画素回路。
【請求項5】
前記画素回路に接続された前記発光素子の輝度が第1所定の輝度閾値以下であることは、前記画素回路が位置する表示パネルの輝度レベルが第1輝度レベル閾値以下であること、及び/又は、前記画素回路に接続された前記発光素子のグレースケールが第1グレースケール閾値以下であること、及び/又は、前記画素回路が位置する表示パネルの1フレームの表示画像における複数のサブ画素のグレースケールの平均値が第2グレースケール閾値以下であること、及び/又は、前記画素回路が位置する表示パネルの1フレームの表示画像におけるグレースケールが前記第1グレースケール閾値以下である前記サブ画素の数が第1数量閾値より大きいこと、及び/又は、前記画素回路が位置する表示パネルの1フレームの表示画像におけるグレースケールが前記第1グレースケール閾値以上である前記サブ画素の数が第2数量閾値以下であることを含む、
ことを特徴とする請求項4に記載の画素回路。
【請求項6】
前記画素回路に接続された前記発光素子の輝度が第1所定の輝度閾値より大きい場合、前記第1基準電圧信号線は、第1基準電圧信号を伝送せず、及び/又は、前記分流スイッチモジュールは、前記目標制御信号線の制御によりオフになり、
好ましくは、前記画素回路に接続された前記発光素子の輝度が前記第1所定の輝度閾値より大きいことは、前記画素回路が位置する表示パネルの輝度レベルが第1輝度レベル閾値より大きいこと、及び/又は、前記画素回路に接続された前記発光素子のグレースケールが第1グレースケール閾値より大きいこと、及び/又は、前記画素回路が位置する表示パネルの1フレームの表示画像における複数のサブ画素のグレースケールの平均値が第2グレースケール閾値より大きいこと、及び/又は、前記画素回路が位置する表示パネルの1フレームの表示画像におけるグレースケールが前記第1グレースケール閾値以下である前記サブ画素の数が第1数量閾値以下であること、及び/又は、前記画素回路が位置する表示パネルの1フレームの表示画像におけるグレースケールが前記第1グレースケール閾値より大きい前記サブ画素の数が第2数量閾値より大きいことを含む、
ことを特徴とする請求項3に記載の画素回路。
【請求項7】
前記分流分岐回路は、分圧モジュールをさらに含み、前記分圧モジュールは、前記分流スイッチモジュールの第1端と前記発光素子の第1電極との間に電気的に接続され、及び/又は、前記分圧モジュールは、前記分流スイッチモジュールの第2端と前記第1基準電圧信号線との間に電気的に接続され、
好ましくは、前記分圧モジュールは抵抗を含み、
好ましくは、前記分圧モジュールのインピーダンスは、前記発光素子のインピーダンス以下であり、
好ましくは、前記第1基準電圧信号線は、電源モジュールの第1基準電圧信号出力端に電気的に接続され、
好ましくは、少なくとも2つの前記画素回路の前記分流分岐回路は、同一の前記第1基準電圧信号線を介して前記第1基準電圧信号出力端に電気的に接続されている、
ことを特徴とする請求項3に記載の画素回路。
【請求項8】
前記駆動モジュールの制御端は第1ノードに電気的に接続され、前記駆動モジュールの第1端は第2ノードに電気的に接続され、前記駆動モジュールの第2端は第3ノードに電気的に接続され、
前記画素回路は、第1発光制御モジュール及び/又は第2発光制御モジュールをさらに含み、
前記第1発光制御モジュールの制御端は発光制御信号線に電気的に接続され、前記第1発光制御モジュールの第1端は第2電源電圧信号線に電気的に接続され、前記第1発光制御モジュールの第2端は前記第2ノードに電気的に接続され、
前記第2発光制御モジュールの制御端は前記発光制御信号線に電気的に接続され、前記第2発光制御モジュールの第1端は前記第3ノードに電気的に接続され、前記第2発光制御モジュールの第2端は前記発光素子の第1電極に電気的に接続され、
好ましくは、前記目標制御信号線は、他用として前記発光制御信号線にされるか、又は、前記目標制御信号線と前記発光制御信号線は、2つの異なる信号線であり、
好ましくは、前記目標制御信号線は、行方向に沿って配列された複数の前記画素回路を含む少なくとも2行の画素回路の前記分流スイッチモジュールの制御端に電気的に接続されている、
ことを特徴とする請求項3に記載の画素回路。
【請求項9】
前記画素回路は、データ書き込みモジュールと、閾値補償モジュールと、第2リセットモジュールと、記憶モジュールと、をさらに含み、
前記データ書き込みモジュールの制御端が第2走査信号線に電気的に接続され、前記データ書き込みモジュールの第1端がデータ信号線に電気的に接続され、前記データ書き込みモジュールの第2端が第2ノードに電気的に接続され、
前記閾値補償モジュールの制御端が第3走査信号線に電気的に接続され、前記閾値補償モジュールの第1端が前記第1ノードに電気的に接続され、前記閾値補償モジュールの第2端が前記第3ノードに電気的に接続され、
前記第2リセットモジュールの制御端が第4走査信号線に電気的に接続され、前記第2リセットモジュールの第1端が前記第1ノードに電気的に接続され、前記第2リセットモジュールの第2端が第3基準電圧信号線に電気的に接続され、前記第2リセットモジュールは、前記第4走査信号線の制御によりオンになり、前記第3基準電圧信号線の第3基準電圧信号を前記第1ノードに伝送して前記第1ノードをリセットし、
前記記憶モジュールの第1端は前記第2電源電圧信号線に電気的に接続され、前記記憶モジュールの第2端は前記第1ノードに電気的に接続され、
好ましくは、前記画素回路は、バイアス調整モジュールをさらに含み、
前記バイアス調整モジュールの制御端が第5走査信号線に電気的に接続され、前記バイアス調整モジュールの第1端がバイアス電圧信号線に電気的に接続され、前記バイアス調整モジュールの第2端が第2ノード又は第3ノードに電気的に接続されている、
ことを特徴とする請求項8に記載の画素回路。
【請求項10】
請求項1乃至9のいずれか一項に記載の画素回路を含む表示パネルを含むことを特徴とする表示モジュール。
(【請求項11】以降は省略されています)

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本願は、表示パネルの技術分野に属し、特に画素回路及び表示モジュールに関する。
続きを表示(約 1,500 文字)【背景技術】
【0002】
表示技術の急速な発展に伴い、フルスクリーン表示は携帯電話などの携帯表示装置の発展傾向になっている。有機発光ダイオード(Organic Light Emitting Display:OLED)及び発光ダイオード(Light Emitting Diode:LED)などの技術に基づく平面表示装置は、高画質、省電力、本体の薄型及び応用範囲が広いなどの利点を有するため、携帯電話、テレビ、ノートパソコン、デスクトップパソコンなどの各種消費型電子製品に広く応用され、表示装置における主流となっている。しかし、現在のOLED表示製品の使用性能は向上する必要がある。
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0003】
本願の実施例は、表示パネルの表示輝度ムラの問題を十分に改善して表示パネルの表示効果及び使用性能を効果的に向上させることができる画素回路及び表示モジュールを提供する。
【課題を解決するための手段】
【0004】
第1態様として、本願の実施例は、画素回路を提供し、当該画素回路は、駆動モジュールと分流分岐回路を含み、
駆動モジュールは、発光素子の第1電極に電気的に接続され、発光素子を駆動して発光させ、
分流分岐回路の第1端は、発光素子の第1電極に電気的に接続され、分流分岐回路の第2端は、第1基準電圧信号線に電気的に接続され、分流分岐回路は、駆動モジュールから供給された駆動電流の一部を第1基準電圧信号線に伝送するために用いられる。
【0005】
本願の第1態様の実施形態によれば、第1基準電圧信号線によって伝送される第1基準電圧信号は、電圧値が可変の電圧信号である。
【0006】
本願の第1態様の実施形態によれば、分流分岐回路は分流スイッチモジュールを含み、分流スイッチモジュールの制御端は目標制御信号線に電気的に接続され、分流スイッチモジュールの第1端は発光素子の第1電極に電気的に接続され、分流スイッチモジュールの第2端は第1基準電圧信号線に電気的に接続され、分流スイッチモジュールは目標制御信号線の制御によりオン又はオフするために用いられる。
【0007】
本願の第1態様の実施形態によれば、画素回路は、第1リセットモジュールをさらに含み、第1リセットモジュールの制御端は、第1走査信号線に電気的に接続され、第1リセットモジュールの第1端は、発光素子の第1電極に電気的に接続され、第1リセットモジュールの第2端は、第2基準電圧信号線に電気的に接続され、第1リセットモジュールは、第1走査信号線の制御によりオンになり、第2基準電圧信号線における第2基準電圧信号を発光素子の第1電極に伝送し、発光素子の第1電極をリセットするために用いられる。
【0008】
本願の第1態様の実施形態によれば、分流スイッチモジュールは発光素子の発光期間でオンになり、第1リセットモジュールは第1リセット期間でオンになり、第1リセット期間と発光期間とは時間的に重ならない。
【0009】
本願の第1態様の実施形態によれば、発光素子の第2電極は、第1電源電圧信号線に電気的に接続され、第1基準電圧信号線と第1電源電圧信号線とは異なる信号線である。
【0010】
本願の第1態様の実施形態によれば、画素回路に接続された発光素子の輝度が第1所定の輝度閾値以下である場合、分流スイッチモジュールは、目標制御信号線の制御によりオンになる。
(【0011】以降は省略されています)

この特許をJ-PlatPatで参照する

関連特許

個人
標準学士検定
2か月前
個人
4分割正積世界地図
2か月前
株式会社バンダイ
表示具
2か月前
日本精機株式会社
発光装置
1か月前
日本精機株式会社
表示装置
24日前
日本精機株式会社
発光装置
1か月前
個人
地熱を利用した集客装置
2か月前
株式会社ケイオー
収納器具
2か月前
個人
注射針穿刺訓練用モデル
2か月前
トヨタ自動車株式会社
評価方法
5日前
ブジョングループ
電子ラベル装置
2か月前
シャープ株式会社
表示装置
1か月前
シャープ株式会社
表示装置
1か月前
シャープ株式会社
表示装置
19日前
シャープ株式会社
表示装置
1か月前
個人
広告設置構造及び広告支持部材
1か月前
個人
口唇閉鎖の訓練具
17日前
パイオニア株式会社
表示装置
19日前
ニチレイマグネット株式会社
磁着式電飾装置
2か月前
EID SYSTEM株式会社
ラベル
2か月前
EID SYSTEM株式会社
ラベル
2か月前
矢崎総業株式会社
表示装置
2か月前
株式会社フジシール
ラベル
2か月前
株式会社ノジマ
応対体験システム
17日前
株式会社バンダイ
情報処理装置およびプログラム
18日前
中国電力株式会社
危険予知訓練装置
1か月前
朝日インテック株式会社
心臓モデル装置
25日前
シャープ株式会社
走行式表示装置
2か月前
医療法人 鶴岡クリニック
医療実習用人体模型
2か月前
厦門天馬顕示科技有限公司
走査回路
1か月前
個人
ピアノの指トレーニング器具及び練習方法
4日前
日本放送協会
立体配線を用いた電子ディスプレイ
1か月前
シャープ株式会社
取付部材および表示装置
2か月前
株式会社リコー
システムおよび方法
20日前
株式会社マキタ
作業機及び表示器
1か月前
グンゼ株式会社
熱収縮性フィルム及び包装容器
24日前
続きを見る