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公開番号2025009889
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-01-20
出願番号2024090677
出願日2024-06-04
発明の名称表示パネル、表示装置及び表示パネルの製造方法
出願人合肥維信諾科技有限公司,HEFEI VISIONOX TECHNOLOGY CO.,LTD.
代理人個人,個人
主分類H10K 71/20 20230101AFI20250109BHJP()
要約【課題】表示パネルの製造プロセスを最適化する。
【解決手段】表示パネルは、基板1と、隔離構造3と、発光機能層と、複数の第1電極とを含み、隔離構造は、複数の第1開口331及び複数の第2開口332を囲み、隔離構造は、積層して設けられる第1部分31及び第2部分32を含み、発光機能層は、複数の第1発光部41及び複数の第2発光部42を含み、第1発光部の少なくとも一部は、第1開口内に設けられ、第2発光部の少なくとも一部は、第2開口内に設けられ、第1電極21のエッジは、第1部分に重ね接続され、第1電極部のエッジと第1エッジとの最短接続線は、第1接続線であり、第2電極部のエッジと第2エッジとの最短接続線は、第2接続線であり、第2接続線と基板が位置する平面との夾角シ-タ2は、第1接続線と基板が位置する平面との夾角シ-タ1より小さい。
【選択図】図2
特許請求の範囲【請求項1】
基板、隔離構造、発光機能層及び複数の第1電極を備える表示パネルであって、
前記隔離構造は、前記基板の一側に設けられ、複数の限定開口を囲み、前記複数の限定開口は、第1開口と第2開口とを含み、前記隔離構造は、積層して設けられる第1部分と第2部分とを含み、前記第1部分は、前記第2部分の前記基板に近い側に設けられ、前記第1部分の前記基板における正投影は、前記第2部分の前記基板における正投影内に位置し、前記第2部分は遮断エッジを含み、前記遮断エッジの前記基板における正投影は、前記第2部分の前記基板における正投影のエッジに位置し、前記遮断エッジは、前記第1開口を画定する第1エッジと、前記第2開口を画定する第2エッジとを含み、
前記発光機能層は、複数の第1発光部と複数の第2発光部とを含み、前記第1発光部の少なくとも一部が前記第1開口内に設けられ、前記第2発光部の少なくとも一部が前記第2開口内に設けられ、
前記複数の第1電極は、前記発光機能層の前記基板から離れる側に位置し、前記第1電極のエッジは、前記第1部分の前記限定開口に向かう側面に重ね接続され、前記複数の第1電極は、前記第1発光部の一側に設けられる第1電極部と、前記第2発光部の一側に設けられる第2電極部とを含み、前記第1電極部のエッジと前記第1エッジとの最短接続線は、第1接続線であり、前記第2電極部のエッジと前記第2エッジとの最短接続線は、第2接続線であり、前記第2接続線と前記基板が位置する平面との夾角は、前記第1接続線と前記基板が位置する平面との夾角より小さい、
ことを特徴とする表示パネル。
続きを表示(約 2,500 文字)【請求項2】
前記複数の限定開口は、第3開口をさらに含み、前記発光機能層は、複数の第3発光部をさらに含み、前記第3発光部の少なくとも一部は、前記第3開口内に設けられ、前記遮断エッジは、前記第3開口を画定する第3エッジをさらに含み、
前記複数の第1電極は、前記第3発光部の一側に設けられる第3電極部を含み、前記第3電極部のエッジと前記第3エッジとの最短接続線は、第3接続線であり、前記第3接続線と前記基板が位置する平面との夾角は、前記第2接続線と前記基板が位置する平面との夾角より小さい、
ことを特徴とする請求項1に記載の表示パネル。
【請求項3】
前記第1エッジの前記基板における正投影から前記第1部分の前記基板における正投影までの最小距離はH1であり、前記第2エッジの前記基板における正投影から前記第1部分の前記基板における正投影までの最小距離はH2であり、H1<H2である、
ことを特徴とする請求項1に記載の表示パネル。
【請求項4】
前記基板が位置する平面に垂直な方向に沿って、前記第2部分の横断面は台形であり、
前記第2部分の前記基板から離れる表面の前記基板における正投影の面積は、前記第2部分の前記基板に近い表面の前記基板における正投影の面積よりも小さく、
前記遮断エッジは、前記第2部分の前記基板に近い表面の周辺である、
ことを特徴とする請求項1に記載の表示パネル。
【請求項5】
前記基板が位置する平面に垂直な方向に沿って、前記第1部分の横断面は台形であり、
前記第1部分の前記基板から離れる表面の前記基板における正投影の面積は、前記第2部分の前記基板に近い表面の前記基板における正投影の面積よりも小さい、
ことを特徴とする請求項1に記載の表示パネル。
【請求項6】
前記第1部分は、単層金属構造を含み、前記第1部分は、アルミニウムを含み、
又は、前記第1部分は多層金属構造を含み、前記第1電極のエッジは前記多層金属構造に重ね接続され、
前記第1部分は、積層して設けられる第1サブセクションと第2サブセクションとを含み、前記第2サブセクションは、前記第1サブセクションの前記基板から離れる側に設けられ、前記第1サブセクションは、モリブデン及び/又はチタンを含み、前記第2サブセクションは、アルミニウムを含む、
ことを特徴とする請求項1に記載の表示パネル。
【請求項7】
前記表示パネルは、前記基板と前記隔離構造との間に設けられる画素画定層をさらに含み、前記画素画定層は複数の画素開口を含み、前記画素開口の前記基板における正投影は、前記限定開口の前記基板における正投影の範囲内に位置し、
前記隔離構造は、前記画素画定層の前記基板から離れる側に設けられ、前記発光機能層は、少なくとも一部が前記画素開口内に設けられ、
前記表示パネルは、前記第1電極の前記基板から離れる側を覆う第1パッケージ層をさらに含む、
ことを特徴とする請求項1に記載の表示パネル。
【請求項8】
基板を提供するステップと、
前記基板の一側に隔離構造を形成するステップと、
発光機能層及び複数の第1電極を形成するステップと、を含み、
前記隔離構造が複数の限定開口を囲み、前記限定開口が複数の第1開口と複数の第2開口を含み、前記隔離構造が積層して設けられる第1部分と第2部分を含み、前記第1部分が前記第2部分の前記基板に近い側に設けられ、前記第1部分の前記基板における正投影が前記第2部分の前記基板における正投影内に位置し、前記第2部分が遮断エッジを含み、前記遮断エッジの前記基板における正投影が前記第2部分の前記基板における正投影のエッジに位置し、前記遮断エッジが前記第1開口を画定する第1エッジと前記第2開口を画定する第2エッジを含み、
前記発光機能層は、第1発光部及び第2発光部を含み、前記第1発光部の少なくとも一部は、前記第1開口内に設けられ、前記第2発光部の少なくとも一部は、前記第2開口内に設けられ、第1電極は、前記発光機能層の前記基板から離れる側に位置し、前記第1電極のエッジは、前記第1部分の前記限定開口に向かう側面に重ね接続され、前記複数の第1電極は、前記第1発光部の一側に設けられる第1電極部と、前記第2発光部の一側に設けられる第2電極部とを含み、前記第1電極部のエッジと前記第1エッジとの最短接続線は、第1接続線であり、前記第2電極部のエッジと前記第2エッジとの最短接続線は、第2接続線であり、前記第2接続線と前記基板が位置する平面との夾角は、前記第1接続線と前記基板が位置する平面との夾角より小さい、
ことを特徴とする表示パネルの製造方法。
【請求項9】
前記発光機能層及び第1電極を形成するステップは、
各前記限定開口内に第1発光材料を設置し、第1蒸着角で第1導電材料を蒸着し、前記第1導電材料は前記第1発光材料の一側に積層されるステップと、
前記第2開口内の前記第1発光材料及び前記第1導電材料に対して除去処理を行い、第2電極を限定開口から露出させ、前記第2電極は前記発光機能層の前記基板に近い側に位置するステップと、
各前記限定開口内に第2発光材料を設置し、第2蒸着角で第2導電材料を蒸着し、前記第2導電材料が前記第2発光材料の一側に積層され、前記第1蒸着角が前記第2蒸着角より小さいステップと、
前記第1開口内の前記第2発光材料及び前記第2導電材料に対して除去処理を行うステップと、を含む、
ことを特徴とする請求項8に記載の表示パネルの製造方法。
【請求項10】
請求項1乃至7のいずれか1項に記載の表示パネル、又は請求項8又は9のいずれか1項に記載の表示パネルの製造方法により製造された表示パネルを含むことを特徴とする表示装置。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本願は、表示分野に関し、特に表示パネル、表示装置及び表示パネルの製造方法に関する。
続きを表示(約 1,700 文字)【背景技術】
【0002】
有機発光ダイオード(Organic Light Emitting Display、OLED)及び発光ダイオード(Light Emitting Diode、LED)などの技術に基づく表示パネルは、高画質、省電力、薄型及び応用範囲が広いなどの利点を有するため、携帯電話、テレビ、ノートパソコン、デスクトップパソコンなどの各種消費型電子製品に広く応用され、表示装置における主流となっている。しかし、現在の表示パネルの製造プロセスは向上する必要がある。
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0003】
本願の実施例は、関連する表示パネルの製造プロセスの技術的問題を改善するための表示パネル、表示装置及び表示パネルの製造方法を提供する。
【課題を解決するための手段】
【0004】
本願の第1態様の実施例は、表示パネルを提供し、表示パネルは、
基板、隔離構造、発光機能層及び複数の第1電極を備え、
前記隔離構造は、基板の一側に設けられ、複数の第1開口と複数の第2開口とを囲み、積層して設けられる第1部分と第2部分とを含み、第1部分が第2部分の基板に近い側に設けられ、第1部分の基板における正投影が第2部分の基板における正投影内に位置し、第2部分が遮断エッジを含み、遮断エッジの基板における正投影が第2部分の基板における正投影のエッジに位置し、遮断エッジが第1開口を画定する第1エッジと第2開口を画定する第2エッジとを含み、
前記発光機能層は、複数の第1発光部と複数の第2発光部とを含み、第1発光部の少なくとも一部は第1開口内に設けられ、第2発光部の少なくとも一部は第2開口内に設けられ、第1発光部が発する光波の波長は第2発光部が発する光波の波長と異なり、
前記複数の第1電極は、発光機能層の基板から離れる側に位置し、第1電極のエッジは、第1部分の限定開口に向かう側面に重ね接続され、複数の第1電極は、第1発光部の一側に設けられる第1電極部と、第2発光部の一側に設けられる第2電極部とを含み、第1電極部のエッジと第1エッジとの最短接続線は、第1接続線であり、第2電極部のエッジと第2エッジとの最短接続線は、第2接続線であり、第2接続線と基板が位置する平面との夾角は、第1接続線と基板が位置する平面との夾角より小さい。
【0005】
本願の第1態様の実施形態によれば、複数の限定開口は、第3開口をさらに含み、発光機能層は、複数の第3発光部をさらに含み、第3発光部の少なくとも一部は、第3開口内に設けられ、遮断エッジは、第3開口を画定する第3エッジをさらに含み、
複数の第1電極は、第3発光部の一側に設けられる第3電極部を含み、第3電極部のエッジと第3エッジとの最短接続線は、第3接続線であり、第3接続線と基板が位置する平面との夾角は、第2接続線と基板が位置する平面との夾角より小さい。
【0006】
本願の第1態様の実施形態によれば、遮断エッジは、第1開口を画定する第1エッジと、第2開口を画定する第2エッジとを含み、第1エッジの基板における正投影から第1部分の基板における正投影までの最小距離はH1であり、第2エッジの基板における正投影から第1部分の基板における正投影までの最小距離はH2であり、H1<H2である。
【0007】
本願の第1態様の実施形態によれば、基板が位置する平面に垂直な方向に沿って、第2部分の横断面は台形である。
【0008】
本願の第1態様の実施形態によれば、第2部分の基板から離れる表面の基板における正投影の面積は、第2部分の基板に近い表面の基板における正投影の面積よりも小さい。
【0009】
本願の第1態様の実施形態によれば、遮断エッジは、第2部分の基板に近い表面の周辺である。
【0010】
本願の第1態様の実施形態によれば、基板が位置する平面に垂直な方向に沿って、第1部分の横断面は台形である。
(【0011】以降は省略されています)

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